サン・テミリオン
Saint-Émilion
ユネスコ世界遺産の右岸の象徴、メルロー主体のベルベットな優雅さ。
サン・テミリオンは、ボルドー市街から東へ約40kmに位置するボルドー右岸の最も名高いアペラシオンの一つです。約5,400ヘクタールの葡萄畑を擁し、1936年にAOC認定を受け、1999年にはユネスコ世界文化遺産に登録された世界で初めてのワイン産地として知られています。地域は大きく三つのテロワールに分けられます:中世の街並みを囲む石灰質粘土の「コート(斜面)」、ポムロールに隣接する砂利質の「グラーブ」、そして平坦な石灰岩の「プラトー(台地)」です。ドルドーニュ川の影響を受けた温暖な海洋性気候の下、メルロー(約60%)を主体に、カベルネ・フラン(30%)、わずかなカベルネ・ソーヴィニヨンが栽培されています。その結果生まれるワインは、豊かな果実感、滑らかなタンニン、プラム・ブラックチェリー・スミレ・スパイスの複雑な香りで高く評価されています。サン・テミリオンは独自の格付け制度を持ち、10年ごとに見直される動的な評価システムのもと、プルミエ・グラン・クリュ・クラッセとグラン・クリュ・クラッセのシャトーが格付けされています。
こんな方に: なめらかでフルーティーなボルドー赤ワインの愛好家や、格付けワインをカジュアルに楽しみたい方に最適。
サブ地域はまだ登録されていません。
生産者
Château Angélus
シャトー・アンジェリュス
シャトー・アンジェリュスは、ボルドーのサン・テミリオンを代表する最高峰のワイナリーです。ド・ブアール・ド・ラフォレ家が8世代にわたり家族経営を続けており、約39ヘクタールの畑を所有しています。最大の特徴は、メルロに加えてカベルネ・フランを約47%という非常に高い比率でブレンドしている点にあり、これによりシルキーなタンニン、豊かな凝縮感、卓越した長期熟成能力がもたらされます。ラベルに描かれた黄金の鐘は、畑に響き渡る3つの教会の鐘の音(アンジェリュスの鐘)に由来します。2012年に第一特別級Aに昇格しましたが、2022年に独自のブランド価値を追求するため格付け制度から離脱しました。映画『007』シリーズでジェームズ・ボンドが愛飲するワインとしても世界的に有名です。
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www.angelus.comChâteau Badette
シャトー・バデット
シャトー・バデットは、フランス・ボルドーのサン・テミリオンに位置する、2022年に特別級(Grand Cru Classé)に昇格した注目のワイナリーです。19世紀末にはすでにその品質が高く評価されていましたが、一時衰退。しかし、2012年にベルギーのヴァンデンボゲールデ家が買収したことで劇的な復活を遂げました。現在はアルノー・ヴァンデンボゲールデが経営を担い、環境に配慮したHVEレベル3の持続可能な農法を実践しています。約10ヘクタールの粘土石灰質および砂質粘土の畑から、メルローを主体にカベルネ・フランやプティ・ヴェルドをブレンドした、力強さとエレガンスを兼ね備えたワインを生み出しています。豊かな果実味と滑らかなタンニン、心地よい余韻が特徴で、和食ではすき焼きや鴨の治部煮など、醤油や出汁を使った肉料理と素晴らしい相性を見せます。
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www.chateau-badette.comChâteau Balestard La Tonnelle
シャトー・バレスタール・ラ・トネル
シャトー・バレスタール・ラ・トネルは、15世紀に起源を持つサン・テミリオン・グラン・クリュ・クラッセの歴史ある蔵元です。教会参事会員フランソワ・バレスタールによって創設され、1923年よりカプドムーラン家が所有しています(同家は1647年よりサン・テミリオンに根付く名家)。粘土石灰岩土壌の10.6ヘクタールの畑にメルロ70%、カベルネ・フラン25%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%を栽培。畑の中心に立つ中世の塔(トネル)が象徴的です。15世紀の詩人フランソワ・ヴィヨンがこのワインを称えた詩がラベルに刻まれており、何世紀にもわたって受け継がれています。
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www.vignoblescapdemourlin.fr/en_GB/chateau-balestard-la-tonnelleChâteau Barde-Haut
シャトー・バルド・オー
シャトー・バルド・オーはサンテミリオンの東端、サン・クリストフ・デ・バルドに位置する17ヘクタールのグランクリュ・クラッセ(GCC)蔵。2000年にシルヴィアーヌ・ガルサン=カシャールが取得し、娘のエレーヌ・ガルサン=レヴェックと夫パトリス・レヴェックが醸造・マーケティングを主導して大改革を実施。南向きの円形劇場状の粘土石灰岩土壌にはメルロー主体(75〜80%)とカベルネ・フラン(20〜25%)が植えられる。2012年には重力落下式のコルテン鋼建築のワイナリーが竣工し、同年グランクリュ・クラッセに昇格した。
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www.chateaubardehaut.comChâteau Beau-Séjour Bécot
シャトー・ボー・セジュール・ベコ
シャトー・ボー・セジュール・ベコは、ボルドーのサン・テミリオン特別級(プルミエ・グラン・クリュ・クラッセB)に格付けされる名門ワイナリーです。1969年よりベコ家が所有し、現在はジュリエット・ベコとジュリアン・バルトが情熱的なワイン造りを主導しています。サン・テミリオン西側の石灰岩台地に位置する約22ヘクタールの畑では、メルロを主体(約80%)にカベルネ・フランが栽培されています。地下にはローマ時代にまで遡る広大な石灰岩の採石場跡を利用したセラーがあり、理想的な温度・湿度でワインを熟成させています。ワインは石灰質土壌由来の美しい酸とミネラル感、シルキーなタンニン、華やかな果実味が調和した、エレガントで数十年の熟成に耐えうるスタイルが世界中で高く評価されています。
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www.beausejour-becot.comChâteau Bellefont-Belcier
シャトー・ベルフォン・ベルシエ
シャトー・ベルフォン・ベルシエは、ボルドー右岸のサン・テミリオンに位置する、歴史ある特別級(グランド・クリュ・クラッセ)のシャトーです。18世紀末にベルシエ伯爵によって創設され、粘土石灰質の斜面に点在する美しい湧き水(Belle Fontaine)にちなんで名付けられました。シャトー・パヴィやラルシス・デュカスに隣接する絶好の立地に14ヘクタールの畑を所有し、メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨンを栽培しています。2017年からはピーター・クオック氏率いる「ヴィニョーブル・K」の傘下となり、19世紀に建てられた特徴的な円形醸造所での重力式醸造と最新技術を融合させ、きめ細かなタンニンと豊かな果実味、美しい酸を備えたエレガントなワインを造り出しています。
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www.vignoblesk.com/en/our-properties/chateau-bellefont-belcier.aspxChâteau Bellevue
シャトー・ベルヴュー
シャトー・ベルヴューは、フランス・ボルドーのサン・テミリオンに位置する由緒ある特別級(グラン・クリュ・クラッセ)のシャトーです。17世紀にまで遡る歴史を持ち、現在はプラデル・ド・ラヴォー家が管理しており、2022年からはアクセルとイネス・プラデル・ド・ラヴォーが共同経営を担っています。約3ヘクタールの粘土石灰質土壌の畑を所有し、メルロー100%のワインを生産。この卓越したテロワールがワインに際立ったフレッシュ感とミネラル感のあるエレガンスを与えます。フレンチオーク樽で16〜20ヶ月間熟成され、年間生産量は約15,000本と希少。力強くもベルベットのような滑らかさと長期熟成のポテンシャルを兼ね備えた、サン・テミリオン台地を代表するグラン・クリュ・クラッセのひとつです。
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www.chateaubellevue.frChâteau Berliquet
シャトー・ベルリケ
シャトー・ベルリケは1740年代に起源を持つサン・テミリオンの歴史ある格付け生産者(グラン・クリュ・クラッセ)。シャトー・カノンやシャトー・ローザン・セグラを傘下に持つシャネル・グループが2017年に取得し、醸造家ニコラ・オデベールが指揮を執る。10haの畑はシャトー・カノンの区画に三方を囲まれ、メルロー70%・カベルネ・フラン25%・カベルネ・ソーヴィニヨン5%を栽培。粘土石灰岩台地の恵まれたテロワールから、精緻でチョーキーなタンニンを持つ気品あるワインを生む。1986年にグラン・クリュ・クラッセへ昇格(同年唯一の昇格シャトー)。
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www.chateau-berliquet.comChâteau Boutisse
シャトー・ブティス
シャトー・ブティスは、ボルドーのサン・テミリオン地区に位置する名門ワイナリーです。1996年にグザヴィエ・ミラード家が取得し、現在はマーク・ミラードとエロディー・リシャール=ミラードの兄妹が運営。粘土石灰質台地に広がる25ヘクタールの畑では環境配慮を徹底し、2023年に有機栽培認証(AB)を取得。2022年の格付け改定で「グラン・クリュ・クラッセ(特別級)」に昇格しました。メルロー88%を主体に、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、そして希少なカルメネールを加えたブレンドが、豊かな黒系果実の風味・甘いスパイス・シルキーなタンニン・美しい酸を備えたエレガントなワインを生み出しています。
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www.chateau-boutisse.frChâteau Cadet-Bon
シャトー・カデ・ボン
シャトー・カデ・ボンは、ボルドー・サンテミリオンに位置するグラン・クリュ・クラッセの家族経営シャトーです。2001年からギー・リシャールとミレーヌ・リシャール夫妻が所有。7ヘクタールの畑はカデの丘の南斜面に広がり、平均樹齢40年のメルロー80%とカベルネ・フラン20%を栽培しています。2017年から有機農業への転換を進め、2021年に認証を取得。コンサルタントのステファン・ドゥルノンクールのチームと協力し、全房での発酵と12〜18ヶ月の樽熟成(新樽1/3)でワインを醸造しています。
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www.cadet-bon.comChâteau Canon-La-Gaffelière
シャトー・カノン・ラ・ガフリエール
シャトー・カノン・ラ・ガフリエールは、サン・テミリオンのプルミエ・グラン・クリュ・クラッセBに格付けされる名門シャトー。1971年からフォン・ナイペルク伯爵家が所有し、1996年には独学のワインメーカー、ステファン・デルノンクールを起用。19.5ヘクタールの畑にはメルロー55%、カベルネ・フラン40%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%が植えられている。持続可能な農業とオーガニック認証を取得し、シルキーなタンニン、花と香辛料の香り、優雅な熟成能力を誇るワインを生み出している。
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www.neipperg.com/en/discover/chateau-canon-la-gaffeliere-saint-emilion.htmlChâteau Cap de Mourlin
シャトー・キャップ・ド・ムールラン
シャトー・キャップ・ド・ムールランは、16世紀にまで遡る歴史を持つ、サン・テミリオンで最も古い名門ワイナリーの一つです。カプドムールラン家が13世代にわたり家族経営を続けており、1955年の最初の格付けから特別級(グランド・クリュ・クラッセ)に認定されています。14ヘクタールの畑は粘土石灰質および粘土珪質土壌で、メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨンが栽培されています。伝統と近代的な醸造技術を融合させ、黒系果実やスパイス、トリュフの複雑なアロマが漂う、豊かでエレガントなワインを生み出しています。その洗練された味わいは、すき焼きや鴨のローストなどの和洋の肉料理と素晴らしい相性を見せます。
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www.vignoblescapdemourlin.comChâteau Chauvin
シャトー・ショーヴァン
シャトー・ショーヴァンは、サンテミリオン北西部のポムロールに隣接する地に位置する、サンテミリオン特別級(グランド・クリュ・クラッセ)の由緒あるシャトーです。15ヘクタールの粘土砂質および鉄分を含む土壌から、メルローとカベルネ・フランを主体としたワインが造られます。2014年にランシュ・バージュの共同所有者でもあるシルヴィ・カーズとその家族が買収して以来、醸造設備の近代化が進められました。その味わいは、きめ細かくしなやかなタンニン、豊かな黒系果実のアロマ、そして美しい酸が調和した、エレガントで洗練されたスタイルが特徴です。若いうちから楽しめると同時に、優れた熟成ポテンシャルも秘めています。
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www.chateau-chauvin.com/Château Clos de Sarpe
シャトー・クロ・ド・サルプ
シャトー・クロ・ド・サルプは、サン・テミリオンの村からわずか1キロのサルプ高原に広がる3.68ヘクタールの一枚畑を持つ、小規模かつ格式高いグラン・クリュ・クラッセ。1923年からベイニー家が所有し、現在は4代目のメイリス・マルスナが2021年から指揮を執る。ブドウはメルロ85%、カベルネ・フラン15%で構成され、樹齢60〜80年の古木が中心。一部のカベルネ・フランは100年を超える。石灰岩の上に薄くのった粘土石灰質土壌が高い酸と鮮度を生み出し、ワインはエレガントで長熟型のスタイルを示す。2012年にグラン・クリュ・クラッセの称号を取得し、2020年にはオーガニック農業認証を正式に取得した。
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www.closdesarpe.comChâteau Corbin
シャトー・コルバン
シャトー・コルバンは、15世紀にまで遡る歴史を持つサン・テミリオンの特別級(グラン・クリュ・クラッセ)シャトーです。1924年以来、同一の家族によって代々女系で受け継がれており、現在は4代目のアナベル・クルーズ・バルディネが運営しています。ポムロールに隣接する約13ヘクタールの畑は粘土と砂利質土壌で、メルロ主体のエレガントなワインを生み出します。シルキーなタンニンと豊かな果実味、優れた熟成ポテンシャルが特徴で、高い品質とコストパフォーマンスを誇ります。
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www.chateau-corbin.comChâteau Corbin Michotte
シャトー・コルバン・ミショット
シャトー・コルバン・ミショットは、1726年に起源を持つサン・テミリオンのグラン・クリュ・クラッセ。1760年からボワドロン家が代々栽培を受け継ぎ、現当主ジャン・ノエル・ボワドロンは7代目。コルバン地区では珍しい一枚の区画からなる13.8ヘクタールの畑に、メルロー65%・カベルネ・フラン30%・カベルネ・ソーヴィニヨン5%を植栽。セメントタンクで醸造後、70%新樽のフレンチオーク樽で約15ヶ月熟成。2012年の格付けで一時除外されたが、異議申し立てを経て2022年に見事グラン・クリュ・クラッセに復帰。赤果実・花の香り・柔らかなタンニンが特徴の、親しみやすく上品な右岸スタイル。
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chateau-corbinmichotte.com/Château Croix de Labrie
シャトー・クロワ・ド・ラブリ
シャトー・クロワ・ド・ラブリはサンテミリオンに位置する極小の名門シャトーで、1991年わずか2ヘクタールの畑からスタートしました。2013年にアクセルとピエール・クルデュリエ夫妻が購入し、現在は5.9ヘクタールの畑を有機・バイオダイナミック農法で管理しています。メルロー主体(82%)にカベルネ・ソーヴィニヨン(13%)とカベルネ・フラン(5%)を合わせて栽培。2022年のサンテミリオン格付け改定でグラン・クリュ・クラッセに昇格した同シャトーは、ボルドー「ガレージワイン」運動の旗手として世界中のコレクターから熱狂的な支持を受けています。ジャン=リュック・チュヌヴァンとミシェル・ロランがワイン醸造のコンサルタントを務めています。
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en.chateau-croix-de-labrie.frChâteau Côte de Baleau
シャトー・コート・ド・バロー
シャトー・コート・ド・バローは、サン・テミリオンの歴史ある特別級シャトーです。17ヘクタール(うち15ヘクタールが格付け対象)の畑は、粘土石灰質と粘土砂質の土壌に位置しています。2012年の格付けで特別級に昇格し、2013年からは第1特別級Bの「クロ・フルテ」を所有するキュヴリエ家が運営しています。著名な醸造家ミシェル・ロラン氏をコンサルタントに迎え、醸造設備の近代化を推進。メルロを主体(約90%)にカベルネ・フランをブレンドしたワインは、豊かな黒系果実の香りと滑らかなタンニン、そしてサン・テミリオン格付けシャトーの中でも抜群のコストパフォーマンスを誇ることで知られています。すき焼きなどの和食とも素晴らしい相性を示します。
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www.cotedebaleau.com/Château Dassault
シャトー・ダッソー
シャトー・ダッソーは、フランス・ボルドーのサン・テミリオンに位置する特別級(グラン・クリュ・クラッセ)のシャトーです。1955年、航空機メーカーの創業者であるマルセル・ダッソー氏が前身の『シャトー・クープリー』を買収し、自身の名を冠して改名しました。1969年に特別級に昇格。約24ヘクタールの畑は砂質や粘土石灰質土壌で、メルロー(約75%)を中心にカベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨンが栽培されています。1982年からは著名な醸造コンサルタントであるミシェル・ロラン氏を起用し、果実の凝縮感となめらかなタンニン、エレガントな余韻を兼ね備えたモダンで洗練されたスタイルのワインを生み出しています。
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www.chateaudassault.comChâteau Destieux
シャトー・デスティウ
シャトー・デスティウは、サンテミリオンの粘土石灰岩台地の最も高い地点のひとつに位置する8ヘクタールのグラン・クリュ・クラッセの名門シャトーです。ドルドーニュ渓谷を見渡す壮大なパノラマを誇り、その恵まれたテロワールが際立った個性のワインを生み出しています。 1971年よりドーリアック家が所有・経営し、クリスティアン・ドーリアックが情熱を持って指揮を執っています。2006年のサンテミリオン格付けにてグラン・クリュ・クラッセに認定され、数十年にわたる品質向上の努力が正式に評価されました。 葡萄畑は一枚続きの区画に整備され、メルロ70%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%という構成で植栽されています。標高が高い部分は薄いシリカ層に覆われた粘土石灰岩土壌で、ワインに高い上品さとフレッシュ感をもたらします。排水性に優れ、日照も安定しているため、葡萄は完熟しながら繊細な酸を保ちます。 1999年に醸造設備を大幅刷新し、45ヘクトリットルの温度管理付き木製タンクを8基導入。区画別醸造を実現しました。熟成は100%新樽で15〜24か月行われ、ヴィンテージの特性に応じて調整されます。著名なコンサルタント、ミシェル・ロランが醸造を監修し、エレガンスとバランスを最大化しています。 完成したワインは深いルビー色に紫がかったハイライトを帯び、カシス・プラム・ブラックチェリーの凝縮した果実香に、チョコレート・シダー・温かみのあるスパイスが複雑に絡み合います。口中では豊かで濃密な果実味にシルキーなタンニンが寄り添い、長く続くフィニッシュが印象的。熟成によってさらに奥深い複雑味を開花させる、長期熟成型の偉大なワインです。
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chateau-destieux.comChâteau Faugères
シャトー・フォジェール
シャトー・フォジェールは、ボルドー右岸サン・テミリオン村の東約8キロに位置するサン・テミリオン・グラン・クリュ・クラッセの名門シャトーです。42ヘクタールの畑はサン・テミリオン・コミューン内の最も美しいテロワールのひとつと評され、1619年にアンドレ・ド・フォジェールが葡萄栽培を始めたことがその起源とされています。 長い歴史の中で、1987年にギゼ家が引き継ぎ、ピエール=ベルナール(通称「ペビ」)とコリンヌ夫妻のもとで品質が向上。2005年には、スイスの高級品実業家シルヴィオ・デンツが親友スタファン・フォン・ナイペルク伯爵の助言を受けてシャトーを取得し、飛躍的な変革をもたらしました。 デンツはボルドーの著名コンサルタント、ミッシェル・ロランとスタファン・フォン・ナイペルクを迎え、さらにスイスの世界的建築家マリオ・ボッタに依頼して重力式セラーを2009年に完成。ボッタが「ワインの大聖堂」と表現するこの建築物は、サン・テミリオンを象徴するランドマークとなり、2013年ベスト・オブ・ワイン・ツーリズム賞の建築・景観部門で金賞を受賞しました。 42ヘクタールの畑は標高80メートルまで広がり、石灰岩台地と南南東向きの粘土石灰岩斜面が複雑なテロワールを形成。メルロ85%、カベルネ・フラン10%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%を栽培し、平均樹齢は35年。除草剤不使用の持続可能農業でHVE3認証を取得しています。 2012年にグラン・クリュ・クラッセに認定。ロバート・パーカーは本シャトーをボルドートップ24のひとつに選び「未来の伝説」と称賛。ワイン・アドヴォケイトでも複数ヴィンテージが90点台半ばを獲得する実力派シャトーです。
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www.chateau-faugeres.comChâteau Fleur Cardinale
シャトー・フルール・カルディナル
シャトー・フルール・カルディナルは、ボルドーのサン・テミリオン東部に位置する特別級(グランド・クリュ・クラッセ)のシャトーです。2001年にデコステル家が買収し、大規模な投資と改革を経て2006年に格付けに昇格しました。現在は2代目のキャロラインとルドヴィックが経営を担い、ロック音楽を愛する彼ららしいクリエイティブでモダンなアプローチと、環境に配慮した持続可能なワイン造りを実践しています(2024年に有機認証を取得)。粘土石灰質土壌の涼しい北向き斜面から生まれるワインは、メルロを主体とし、凝縮感のある豊かな果実味とエレガントな酸、きめ細かなタンニンが調和した、モダンで洗練されたスタイルが特徴です。
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fleurcardinale.com/Château Fombrauge
シャトー・フォンブロージュ
シャトー・フォンブロージュは、サン・テミリオン特別級で最大となる約60ヘクタールの畑を擁する歴史あるシャトーです。その歴史は1599年まで遡り、1999年に世界的実業家ベルナール・マグレ氏が買収したことで劇的な品質向上を遂げました。醸造コンサルタントにミシェル・ロラン氏を迎え、ドローンによる精密な区画管理など最新技術を導入。その努力が実を結び、2012年に特別級(グランド・クリュ・クラッセ)に昇格しました。粘土石灰質土壌から生まれるメルロ主体のワインは、豊潤で肉厚な果実味とシルキーなタンニン、心地よいスパイス香が調和した、モダンで洗練されたスタイルが特徴です。
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www.chateau-fombrauge.com/Château Fonplégade
シャトー・フォンプレガード
シャトー・フォンプレガードは、サン・テミリオンの南斜面に位置する歴史ある特別級(グランド・クリュ・クラッセ)のシャトーです。その歴史はローマ時代にまで遡り、名前は敷地内にある13世紀の石造りの泉(「豊かな泉」の意)に由来します。2004年にアメリカ人実業家のデニス&スティーブン・アダムス夫妻が買収して以来、劇的な復活を遂げました。夫妻の主導のもと、2013年に有機栽培認証、2020年にはビオディヴァン(Biodyvin)によるビオディナミ認証を取得。醸造コンサルタントのステファン・ドルノンクール氏とビオディナミの権威コリンヌ・コム氏を迎え、メルロー主体にカベルネ・フランをブレンドした、緻密なミネラル感とシルキーなタンニンを持つエレガントなワインを生み出しています。
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www.fonplegade.comChâteau Fonroque
シャトー・フォンロック
シャトー・フォンロックは、ボルドーのサンテミリオンに位置する歴史ある特別級(グランド・クリュ・クラッセ)のワイナリーです。1931年にムエックス家が買収し、2001年からアラン・ムエックス氏の主導のもと、サンテミリオンの格付けシャトーとして初めてビオディナミ認証(2008年)を取得した先駆者として知られています。2017年からはギヤール家が所有していますが、アラン氏もコンサルタントとして残り、その哲学を継承しています。約17.6ヘクタールの粘土石灰質土壌の畑では、メルロー(約80%)とカベルネ・フラン(約20%)が栽培され、豊かな果実味と美しいミネラル感、シルキーなタンニンを備えた、エレガントで熟成ポテンシャルの高いワインが生み出されています。
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www.chateaufonroque.comChâteau Franc Mayne
シャトー・フラン・メーヌ
シャトー・フラン・メーヌは、サン・テミリオンの街からわずか1キロに位置する、サン・テミリオン・グラン・クリュ・クラッセ(特別級)の由緒あるシャトーです。約7ヘクタールの畑は、石灰岩の台地と粘土石灰質の斜面からなる多様なテロワールに恵まれています。最大の特徴は、2ヘクタール以上に及ぶ歴史的な地下の石切り場跡で、現在はワインの熟成庫として使用されています。2018年にサヴァール家が所有者となって以降、環境に配慮したワイン造りがさらに推進され、2022年には有機認証(オーガニック)を取得しました。メルローを主体としたワインは、豊かな果実味とシルキーなタンニン、および美しい酸が調和したエレガントな味わいが魅力です。
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www.chateau-francmayne.comChâteau Franc Pourret
シャトー・フラン・プーレ
シャトー・フラン・プーレは、フランス・ボルドーのサン・テミリオン・グラン・クリュに位置する歴史あるシャトーです。ウズリアス家が所有し、現在は6代目のクレールとフランソワが運営しています。同シャトーは地域における有機栽培の先駆者であり、1989年にはすでに完全なオーガニック認証を取得しました。粘土石灰質土壌の5ヘクタールの畑には、平均樹齢50年のメルローとカベルネ・フランが半分ずつ植えられています。手摘みで収穫されたブドウはコンクリートタンクで発酵され、新樽50%を含むフレンチオーク樽で熟成されます。出来上がるワインは、豊かな黒系果実やスパイスの香りと、シルキーなタンニンが調和した、非常にエレガントで複雑味のある味わいが特徴です。18世紀の邸宅を利用したB&Bも併設しています。
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www.ouzoulias-vins.comChâteau Gracia
シャトー・グラシア
シャトー・グラシアは、フランス・ボルドーのサン・テミリオン・グラン・クリュに位置する、極めて小規模な「ガレージ・ワイン」の先駆者です。歴史的建造物の修復士であり石工でもあったミシェル・グラシア氏が、母から受け継いだわずか1.5ヘクタールの畑から1997年にワイン造りを開始しました。親交の深かったシャトー・ヴァランドローのジャン・リュック・テュヌヴァン氏らの後押しを受け、職人気質の緻密な手作業によるワイン造りを徹底。粘土石灰質土壌の畑から収量を極限まで抑えて収穫されたメルロー主体のブドウは、新樽100%で熟成され、ノンフィルターで瓶詰めされます。年間生産量はわずか4,000〜5,000本と極めて少なく、濃厚で官能的な味わいから、世界中のコレクターが探し求める幻のシンデレラワインとして知られています。
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www.chateaugracia.comChâteau Grand Corbin
シャトー・グラン・コルバン
シャトー・グラン・コルバンは、ボルドーのサン・テミリオン北西部に位置し、ポムロールと隣接する歴史ある特別級(グランド・クリュ・クラッセ)シャトーです。37ヘクタールの地続きの畑は、ブルー・クレイ(青粘土)を底土に持つシリカ(珪砂)土壌で構成されています。2010年からは大手保険グループのSMABTPが所有し、醸造設備の近代化が進められました。メルロを主体にカベルネ・フランなどをブレンドしたワインは、シルキーなタンニンと豊かな果実味、トリュフやモカを思わせる複雑なアロマが特徴です。そのしなやかでエレガントな味わいは、すき焼きや鴨の照り焼きといった醤油ベースの和食とも素晴らしい相性を見せます。
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www.grand-corbin.comChâteau Grand Corbin-Despagne
シャトー・グラン・コルバン・デスパーニュ
シャトー・グラン・コルバン・デスパーニュは、1812年からデスパーニュ家が所有する、サン・テミリオン・グラン・クリュ・クラッセ(特別級)の歴史あるシャトーです。ポムロールに隣接するアペラシオン北部に位置し、鉄分を含む粘土砂質土壌の28.79ヘクタールの畑を擁します。7代目のフランソワ・デスパーニュ氏のもと、2013年に有機農業(AB)認証を取得しました。メルロを主体にカベルネ・フランをブレンドしたワインは、フレッシュでエレガント、そしてシルキーなタンニンが特徴です。
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www.grand-corbin-despagne.comChâteau Grand Mayne
シャトー・グラン・メイヌ
シャトー・グラン・メイヌは、ボルドー右岸のサンテミリオンに位置する、歴史ある特別級(グランド・クリュ・クラッセ)のシャトーです。その歴史は15世紀にまで遡り、1934年からはノニー家が所有し、現在は3代目のジャン・アントワーヌとダミアン・ノニー兄弟が情熱を注いでいます。約17ヘクタールの畑は、粘土石灰質の丘陵地と粘土砂質の麓からなる優れたテロワールを誇ります。メルロー(約75%)を主体にカベルネ・フランなどをブレンドし、豊かな果実味、滑らかなタンニン、そしてエレガントな酸が見事に調和した、力強さとフィネスを兼ね備えたワインを生み出しています。
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www.chateau-grand-mayne.comChâteau Grand-Pontet
シャトー・グラン・ポンテ
シャトー・グラン・ポンテは、フランス・ボルドー地方のサン・テミリオン特別級(グラン・クリュ・クラッセ)に格付けされていた歴史あるシャトーです。サン・テミリオンの粘土石灰質プラトー(台地)に位置する約14ヘクタールの畑では、メルローを主体にカベルネ・フランやカベルネ・ソーヴィニヨンが栽培されていました。豊満で肉厚な果実味と、ダークプラムやチョコレート、スパイスを思わせる複雑なアロマ、そして滑らかなタンニンが調和したエレガントなスタイルで知られていました。2021年にシャトー・オー・ブリオンを擁するドメーヌ・クラレンス・ディロンに買収され、隣接するシャトー・カントゥスに統合されました。そのため、2020年ヴィンテージが「グラン・ポンテ」の名を冠した最後の希少なリリースの一つとなり、現在はコレクターズアイテムとなっています。
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www.chateau-quintus.comChâteau Guadet
シャトー・ガデ
シャトー・ガデは、サン・テミリオンの粘土石灰質台地に位置する特別級(グランド・クリュ・クラッセ)のシャトーです。約5.5ヘクタールの小さな畑でメルローとカベルネ・フランを栽培しています。1844年よりリニャック家が所有し、現在は7代目のヴィンセント氏が指揮を執ります。2008年から有機栽培、2011年からビオディナミ農法を導入し、現在は両方の認証を取得。添加物を一切使用しない自然な醸造を行い、樽やアンフォラ、大樽で熟成させることで、テロワールを純粋に表現したエレガントで生命力に満ちたワインを生み出しています。
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www.chateauguadet.comChâteau Haut-Brisson
シャトー・オー・ブリッソン
シャトー・オー・ブリッソンは、ボルドーのサン・テミリオン・グラン・クリュに位置する18ヘクタールのワイナリーです。2019年に地元ボルドー出身のIT起業家ステファン・シナジ氏が買収しました。畑は粘土石灰質や砂利質などの多様な土壌を持ち、メルローを主体にカベルネ・フランをブレンドしています。力強くも洗練された、豊かな果実味と深みのあるモダンなスタイルのワインを造り出しています。2015年からHVEレベル3を取得し、2021年からは有機栽培への転換を進めています。
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www.haut-brisson.comChâteau Haut-Sarpe
シャトー・オー・サルプ
シャトー・オー・サルプは、サン・テミリオンで最も古く名高い特別級(グラン・クリュ・クラッセ)シャトーの一つです。1930年よりジャヌエックス家が所有し、粘土石灰質高台の21.5ヘクタールの畑から、メルロー70%、カベルネ・フラン30%の比率で極上のワインを生み出しています。ヴェルサイユ宮殿のプチ・トリアノンを模した美しいシャトーが象徴的です。フランス大統領府(エリゼ宮殿)で70年以上にわたり愛飲されていることでも有名で、豊かな果実味と緻密なタンニン、洗練された酸が調和した、気品溢れるクラシックな味わいが特徴です。
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haut-sarpe.comChâteau Jean Faure
シャトー・ジャン・フォール
シャトー・ジャン・フォールは、シャトー・シュヴァル・ブランやフィジャックに隣接する、サン・テミリオンの歴史ある18ヘクタールの特別級(グランド・クリュ・クラッセ)シャトーです。2004年にオリヴィエ・デセル氏が所有者となって以来、劇的な復活を遂げました。サン・テミリオンとしては極めて珍しく、カベルネ・フランを主体(約65%)とし、メルローとマルベックをブレンドする独自の比率を採用しています。鉄分を豊富に含む粘土質土壌から生まれるワインは、2017年の有機認証、2023年のビオディナミ認証(Biodyvin)を経て、さらに純度を高めました。シルキーなタンニンと豊かな果実味、そして際立つフレッシュさとエレガンスを備え、ボルドー右岸の新たな指標となっています。
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www.jeanfaure.comChâteau L'Arrosée
シャトー・ラロゼ
シャトー・ラロゼは、ボルドーのサンテミリオン南斜面に位置していた、かつての特別級(グラン・クリュ・クラッセ)シャトーです。その名は敷地内にある地下の湧き水に由来します。粘土石灰質と砂質シルトの2つのテロワールを持ち、右岸としてはカベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高い、エレガントで骨格のしっかりしたワインを生み出していました。2013年にドメーヌ・クラレンス・ディロンに買収され、隣接する「シャトー・カンテュス」に統合されたため、現在は独立した生産を終了しています。そのため、過去のヴィンテージは希少なコレクターズアイテムとして高く評価されています。
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www.bordeaux.comChâteau La Clotte
シャトー・ラ・クロット
シャトー・ラ・クロットは、サン・テミリオンに位置するわずか4ヘクタールの歴史ある特別級シャトーです。14世紀末に起源を持ち、2014年からは名門シャトー・オーゾンヌを擁するヴォーティエ家が所有しています。現在はポーリーヌ・ヴォーティエ氏の指揮のもと、オーガニック栽培への転換が進められています。粘土石灰質のテラス状の斜面から生まれるワインは、メルローを主体とし、豊かな果実味と緻密なミネラル感、シルキーなタンニンが調和した、極めてエレガントで洗練されたスタイルが特徴です。
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www.bordeaux.comChâteau La Commanderie
シャトー・ラ・コマンドリー
シャトー・ラ・コマンドリーは、フランス・ボルドーのサン・テミリオンに位置する歴史あるワイナリーです。2012年に特別級(グランド・クリュ・クラッセ)に昇格し、現在はマガリ&ティボー・デコステール夫妻が運営しています。約4ヘクタールの畑は、ポムロールに隣接する砂利や鉄分を含む砂質、粘土質のユニークなテロワールに恵まれ、メルロー(75%)とカベルネ・フラン(25%)が栽培されています。著名な醸造家ユベール・ド・ブアール氏をコンサルタントに迎え、深みのある色調と華やかなアロマ、シルキーなタンニンを持つ、力強くも極めてエレガントなワインを生み出しています。環境保全にも注力し、HVEレベル3を取得、2024年には有機農業への移行を完了しました。
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www.mtdecoster.com/chateau-la-commanderieChâteau La Croizille
シャトー・ラ・クロワジル
シャトー・ラ・クロワジルは、1996年にベルギーのドゥ・シェッパー家が取得したサン・テミリオン・グランド・クリュ・クラッセ(特別級)のシャトーです。粘土石灰質の台地に広がる5ヘクタールの畑は、シャトー・トロロン・モンドなどの名門に隣接しています。2012年に完成したオレンジと黒のモダンな現代的セラーが特徴で、重力フローシステムなどの最先端技術と伝統的な職人技を融合させています。サン・テミリオンとしては珍しくカベルネ・ソーヴィニヨンを比較的高い比率でブレンドしており、豊かな果実味、エレガントな樽香、そして卓越したフレッシュさと複雑味を兼ね備えた、長期熟成に耐えうるモダンなスタイルのワインを生み出しています。
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www.chateaulacroizille.comChâteau La Dominique
シャトー・ラ・ドミニク
シャトー・ラ・ドミニクは、ポムロールとの境界に位置するサン・テミリオンの特別級(グランド・クリュ・クラッセ)のシャトーです。29ヘクタールの畑は、シャトー・シュヴァル・ブランやシャトー・レヴァンジルといった伝説的な名醸地に隣接する絶好のロケーションを誇ります。1969年からファイヤ家が所有し、2014年には世界的建築家ジャン・ヌーヴェル設計による、ワインのグラデーションを表現した赤い鏡面仕上げのモダンな醸造所を新設しました。ミシェル・ロラン氏をコンサルタントに迎え、メルロー主体にカベルネ・フランをブレンドしたワインは、豊潤で肉厚な果実味ときめ細かなタンニン、トリュフやスパイスの複雑なアロマが調和した、しなやかでエレガントなスタイルが特徴です。
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www.la-dominique.comChâteau La Marzelle
シャトー・ラ・マルゼル
シャトー・ラ・マルゼルは、名門シャトー・フィジャックに隣接するサン・テミリオンの粘土砂質および砂利質テラスに位置する、歴史あるサン・テミリオン・グラン・クリュ・クラッセのワイナリーです。1998年にベルギーのシオエン家が所有して以来、大規模な近代化が進められました。「健全なブドウのみが偉大なワインの基礎となる」という哲学のもと、2008年から有機栽培を開始し、2020年ヴィンテージで有機認証(AB)を取得。さらに2015年からはビオディナミ農法を導入しています。メルロを主体にカベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドしたワインは、豊かな黒系果実の香りと滑らかなタンニン、そして美しい酸と旨味が調和した、エレガントで熟成ポテンシャルの高いスタイルが特徴です。
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lamarzelle.comChâteau La Mondotte
シャトー・ラ・モンドット
シャトー・ラ・モンドットは、サンテミリオン東部の粘土石灰岩台地に広がる4.5ヘクタールの極小シャトー。1971年にジョゼフ=ユベール・フォン・ナイペルグ伯爵が取得し、1996年にその息子ステファン・フォン・ナイペルグとコンサルタントのステファン・デュランコーが抜本的改革に着手。2012年のサンテミリオン格付け改訂で、無格付けから直接プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ(B)へ昇格した2つのシャトーの一つ。2014年に有機農業認証を取得し、平均樹齢60年の古木から年間1,000ケース未満という超希少生産量を誇る。80%メルロー、20%カベルネ・フランのブレンドが生み出す、シルキーで力強く、ミネラル感あふれる至高のワイン。
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www.neipperg.com/en/discover/la-mondotte.htmlChâteau La Tour Figeac
シャトー・ラ・トゥール・フィジャック
シャトー・ラ・トゥール・フィジャックは、ボルドーのサン・テミリオン・グラン・クリュ・クラッセに格付けされる名門ワイナリーです。1879年にシャトー・フィジャックから分割されて誕生し、1973年からはレッテンマイヤー家が所有しています。シャトー・シュヴァル・ブランとポムロールに隣接する14.5ヘクタールの優れた砂利・粘土質土壌の畑を擁し、メルローとカベルネ・フランを栽培しています。1997年からビオディナミ農法をいち早く導入し、2021年には有機認証を取得しました。造られるワインは、シルキーなタンニンと、スミレやミントを思わせる華やかでエレガントなアロマ、そして美しい酸味と調和した洗練された味わいが特徴です。
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www.latourfigeac.frChâteau Laniote
シャトー・ラニオット
シャトー・ラニオットは、ボルドーのサン・テミリオンに位置する、歴史ある特別級(グランド・クリュ・クラッセ)のワイナリーです。1816年にワイン商ピエール・ラコストによって設立されて以来、9世代にわたり同じ家族によって受け継がれてきました。現在はアルノー&フローレンス・ド・ラ・フィロリー夫妻が経営しています。わずか5ヘクタールの粘土石灰質土壌の畑から、メルロを主体としたエレガントで滑らかなワインを生産しています。また、サン・テミリオンの地名の由来となった聖エミリオンが8世紀に隠棲した庵や、13世紀の礼拝堂、カタコンベを所有していることでも知られます。メルロ主体のしなやかな味わいは、すき焼きや鴨の照り焼きといった醤油ベースの和食とも非常に良く合います。
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www.laniote.comChâteau Larcis-Ducasse
シャトー・ラルシ・デュカス
シャトー・ラルシ・デュカスはサンテミリオンのプルミエ・グラン・クリュ・クラッセBに格付けされたシャトーで、シャトー・パヴィに隣接する南向きの斜面に位置する11.3ヘクタールの畑を持つ。1893年にアンリ・ラバが購入し、2002年からニコラ・ティアンポンが経営管理を担い、ステファヌ・ドルノンクールがコンサルタントとして参画。この刷新により品質は劇的に向上し、2012年のサンテミリオン格付けでプルミエ・グラン・クリュ・クラッセBへ昇格した(同格付け保有シャトーは12軒のみ)。テロワールはプラトーと段丘に石灰岩・粘土・白亜・マールが混在。品種はメルロー83%、カベルネ・フラン17%で、グラビティフロー・全房発酵・ピジャージュで醸造し、67%の新樽(通常バレルと500Lカスク混合)で18〜20ヶ月熟成させる。
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www.larcis-ducasse.comChâteau Laroque
シャトー・ラロック
シャトー・ラロックは、12世紀にまで遡る歴史を持つ、サン・テミリオン最大級かつ最も美しいシャトーの一つです。サン・クリストフ・デ・バールドの標高の高い石灰岩台地に位置し、61ヘクタールの広大な畑を所有しています。1935年よりボーマルタン家が所有し、2015年に醸造責任者としてダヴィッド・スィール氏を迎えてから品質が劇的に向上しました。メルローを主体にカベルネ・フランをブレンドしたワインは、粘土石灰質土壌由来の豊かなミネラル感、美しい酸、そして塩味を帯びた余韻が特徴です。近年、世界的な評価が急上昇している注目のグラン・クリュ・クラッセです。
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www.chateau-laroque.comChâteau Laroze
シャトー・ラローズ
シャトー・ラローズは、サン・テミリオンの北西の麓に位置する、歴史あるサン・テミリオン・グラン・クリュ・クラッセ(特別級)のシャトーです。1882年にガーシー夫妻によって設立されて以来、一族による家族経営が守り続けられており、現在はギィ・メスラン氏が指揮を執っています。27ヘクタールに及ぶ畑は地続きの単一区画で、珪質粘土質土壌から構成されています。メルロ、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨンを栽培し、シャトー・アンジェリュスのユベール・ド・ブアール氏らをコンサルタントに迎えて、エレガントでフレッシュ、かつ極めて純度の高いワインを生み出しています。有機栽培の原則を取り入れつつ、独自の持続可能なアプローチで生物多様性を守り、農薬残留ゼロを目指す先進的な取り組みでも知られています。
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www.laroze.com/Château Lassègue
シャトー・ラセグ
シャトー・ラセグは、ボルドーのサンテミリオン南部斜面に位置する、2022年にグラン・クリュ・クラッセ(特別級)へ昇格した名門シャトーです。アメリカの名門ジャクソン・ファミリー・ワインズと、カリフォルニアのカルトワイン『ヴェリテ』でパーカー100点を連発した名醸造家ピエール・セイヤン氏の共同プロジェクトとして2003年に始動しました。36ヘクタールの粘土石灰質畑から、区画ごとの個性を極限まで引き出す『マイクロ・クリュ』の手法を用いて造られます。古樹のメルロがもたらす濃密な果実味と、カベルネ・フランのエレガントな酸味、そして緻密なタンニンが美しく調和した、力強くも洗練されたスタイルが特徴です。
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www.chateau-lassegue.comChâteau Le Châtelet
シャトー・ル・シャトレ
シャトー・ル・シャトレは、サン・テミリオンの歴史的なモノリス教会のすぐ近く、名高い石灰岩プラトー(台地)に位置する、わずか3.18ヘクタールの極めて小規模なサン・テミリオン特別級(グランド・クリュ・クラッセ)のシャトーです。ベルジェル家が5世代にわたり家族経営を続けており、現在はジュリアン・ベルジェル氏が指揮を執っています。平均樹齢45年のメルロー(80%)とカベルネ・フラン(20%)が植えられており、有機栽培(オーガニック認証)を実践しています。粘土石灰質土壌由来の豊かなミネラル感と、黒系果実やスパイス、チョコレートの複雑なアロマが特徴で、ベルベットのような滑らかな口当たりと長い余韻を持ちます。年間生産量が約15,000本と非常に少なく、世界中の愛好家から探し求められている希少なボルドー右岸の逸品です。
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www.chateau-le-chatelet.com/Château Le Dôme
シャトー・ル・ドーム
ル・ドーム(Château Le Dôme)は、1996年に英国人醸造家ジョナサン・マルタス氏が設立した、サン・テミリオンの代表的なカルトワインです。1990年代の『ガレージワイン』運動の先駆者であり、シャトー・アンジェリュスに隣接するわずか3.5ヘクタールの極小の畑から極少量のみ生産されます。メルロー主体が多い同地において、カベルネ・フランを約80%使用する極めて珍しいブレンドが特徴で、緻密なタンニンと華やかなアロマ、圧倒的な凝縮感を誇ります。2010年ヴィンテージでパーカーポイント100点満点を獲得しました。2021年には世界的建築家ノーマン・フォスター氏設計の革新的な円形ワイナリーが完成し、モダンなワイン造りの象徴となっています。
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www.ledome-saintemilion.comChâteau Les Grandes Murailles
シャトー・レ・グランド・ミュライユ
シャトー・レ・グランド・ミュライユは、サン・テミリオンの粘土石灰質プラトーに位置していた、わずか1.46ヘクタールの極小の特別級シャトーです。その名は敷地内にそびえ立つ13世紀のドミニコ会修道院の遺跡「大きな壁」に由来します。メルロー100%から造られるワインは、シルキーな質感と豊かな果実味、洗練されたミネラル感を備え、高い評価を得ていました。2013年より隣接する第一特別級「シャトー・クロ・フルテ」の所有者であるキュヴリエ家の傘下となり、さらなる品質向上を遂げましたが、2022年の格付け改定に伴いクロ・フルテに統合されました。そのため、2021年ヴィンテージがこの希少なマイクロ・キュヴェのラストヴィンテージとなりました。
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www.closfourtet.comChâteau Magdelaine
シャトー・マグドレーヌ
シャトー・マグドレーヌは、フランス・ボルドー地方のサンテミリオンに位置していた、かつての特別第一級Bの由緒あるシャトーです。1952年にジャン・ピエール・ムエックス社に買収され、石灰岩台地と粘土石灰質の斜面から生まれる、エレガントでミネラル感豊かなワインで愛好家を魅了してきました。2012年に隣接するシャトー・ベレール・モナンジュに統合されたため、現在は独立した銘柄としての生産は終了していますが、その歴史的なヴィンテージは、しなやかで上品な味わいと優れた熟成ポテンシャルを持つ希少なコレクターズアイテムとして今なお高く評価されています。
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www.moueix.comChâteau Monbousquet
シャトー・モンブスケ
シャトー・モンブスケは1540年にまで歴史を遡るサン・テミリオンのグラン・クリュ・クラッセです。1993年にシャトー・パヴィのオーナーでもあるジェラール・ペルス氏が買収し、著名な醸造コンサルタントのミシェル・ロラン氏を招聘して全面改革を実施。32ヘクタールの畑からメルロを主体とした非常にリッチで凝縮感のある赤ワインと、サン・テミリオンでは極めて珍しいソーヴィニヨン・ブランやソーヴィニヨン・グリなどを使った希少な辛口白ワイン「モンブスケ・ブラン」を生産しています。
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www.chateau-monbousquet.comChâteau Moulin du Cadet
シャトー・ムーラン・デュ・カデ
シャトー・ムーラン・デュ・カデは、サンテミリオンの入り口に位置する「カデの丘」に佇む、サンテミリオン特別級(グランド・クリュ・クラッセ)の由緒あるシャトーです。わずか2.85ヘクタールという極めて小規模な畑は、粘土石灰質土壌の恩恵を受けており、メルロー100%で栽培されています。2015年にルフェヴェール家が所有者となって以降、醸造設備の近代化が進められ、グラヴィティ・フロー(重力移動)システムや自動ピジャージュが導入されました。生み出されるワインは、メルロー特有の豊かでシルキーなタンニンと、カシスや黒系果実のピュアなアロマ、そして美しい酸味とミネラル感が調和した、エレガントで洗練されたスタイルが特徴です。
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www.chateau-sansonnet.com/en/chateau-moulin-du-cadet/Château Pavie
シャトー・パヴィ
シャトー・パヴィはサンテミリオンの最高格付け「プルミエ・グラン・クリュ・クラッセA(PGCC A)」を持つわずか4シャトーの一つで、2012年に初認定、2022年の改定でも維持されました。50haの畑はローマ時代から農耕が行われてきた歴史ある丘陵に広がり、石灰岩・粘土・砂質粘土が複雑に交差する多彩なミクロテロワールと80m超の標高差が特長です。「パヴィ」という名は、かつてこの地に広がっていた桃(pêche pavie)の果樹園に由来します。1998年にジェラール&シャンタル・ペルス夫妻が取得後、有機農法の導入(現在70%、将来100%目標)、重力式でのホールベリー処理、36日間マセラシオン、100%新樽での18ヶ月以上熟成といった精緻な醸造体制を確立。メルロー主体に深み・フレッシュさ・長熟性を兼ね備えた偉大なワインを生み出しています。
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www.chateau-pavie.comChâteau Pavie-Decesse
シャトー・パヴィ・ドゥセス
シャトー・パヴィ・ドゥセスは、ボルドーのサン・テミリオンに位置する特別格付け(Grand Cru Classé)の名門ワイナリーです。わずか3.65ヘクタールの極小の畑は、著名なシャトー・パヴィと隣接し、同じ粘土石灰質台地のテロワールと所有者(ペルス家)を共有しています。栽培比率はメルロー90%、カベルネ・フラン10%で、平均樹齢は40年を超えます。徹底した低収量と丁寧な造りにより、黒系果実の濃厚なアロマ、シルキーな質感、そして美しいミネラル感とフレッシュさが見事に調和した、右岸屈指の官能的で凝縮感のあるワインを生み出しています。
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www.vignoblesperse.comChâteau Petit Faurie de Soutard
シャトー・プティ・フォリー・ド・スータール
シャトー・プティ・フォリー・ド・スータールは、世界遺産にも登録されているサン・テミリオンの歴史的な特別級(グランド・クリュ・クラッセ)シャトーです。1850年に隣接するシャトー・スータールから分割された歴史を持ちますが、2017年に大手保険グループAG2Rラ・モンディアルに買収されたことで、再びスータールと同じ傘下となりました。粘土石灰質土壌の8ヘクタールの畑では、メルロー(65%)、カベルネ・フラン(30%)、カベルネ・ソーヴィニヨン(5%)が栽培されています。近年はアグロエコロジー(農学生態学)を導入し、生物多様性を重視した持続可能な栽培を実践。伝統的な醸造とフレンチオーク樽での14〜18ヶ月の熟成を経て、テロワールを精密に表現した、しなやかでエレガントな赤ワインを造り出しています。
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www.chateau-petit-faurie-de-soutard.comChâteau Pipeau
シャトー・ピポー
シャトー・ピポーは、サン・テミリオンから約3キロ離れたサン・ローラン・デ・コンブに位置する、1929年設立の歴史ある家族経営のシャトーです。現在はメストレギレム家の4代目であるリシャール・メストルギェム氏がワイナリーを率いています。25ヘクタールの畑は粘土石灰質と深層砂礫土壌からなり、メルロー90%、カベルネ・フラン5%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%が栽培されています。伝統的な手法と現代技術を融合させ、新樽比率の高いフレンチオークで熟成されるワインは、豊かな果実味とシルキーなタンニン、芳醇なアロマが特徴です。ロバート・パーカー氏から『サン・テミリオン最高のお値打ち品の一つ』と称賛されるなど、格付けシャトーに匹敵する高い品質と優れたコストパフォーマンスを誇ります。
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chateaupipeau.comChâteau Péby-Faugères
シャトー・ペビ・フォジェール
シャトー・ペビ・フォジェールは、フランス・ボルドーのサン・テミリオン・グラン・クリュ・クラッセに格付けされる名門シャトーです。粘土石灰質斜面のわずか7.45ヘクタールの畑から、樹齢の高いメルロー100%で造られる極めて贅沢なワインです。1998年に前オーナーへの追悼として誕生し、2005年にスイスの実業家シルヴィオ・デンツ氏が買収。醸造家ミシェル・ロラン氏と共に改革を行い、2005年ヴィンテージでパーカーポイント100点満点を獲得しました。ボトルにはラリック社製の美しい彫刻が施され、黒系果実やショコラ、トリュフが香る、豊潤でベルベットのような官能的な味わいが特徴です。
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www.vignobles-silvio-denz.com/en/chateau-peby-faugeres/Château Quinault L'Enclos
シャトー・キノー・ランクロ
シャトー・キノー・ランクロは、サン・テミリオンの右岸リブルヌ市街地に位置する、19ヘクタールの稀少な「都市型ワイナリー」です。2008年に伝説的なシャトー・シュヴァル・ブランの所有者に買収されて以来、同シャトーの最高峰技術チームが栽培から醸造までを全面的に統括しています。シュヴァル・ブラン譲りの緻密なマサル・セレクションや環境に配慮した農法を導入し、砂利と砂質のテロワールから、メルロ主体の洗練されたワインを生み出しています。若いうちから楽しめるしなやかで丸みのあるタンニン、フレッシュで極めて純粋な果実味、そして美しい奥行きが特徴です。
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www.quinault-lenclos.com/Château Ripeau
シャトー・リポー
シャトー・リポーは、13世紀に起源を持つサン・テミリオン・グラン・クリュ・クラッセ(特別級)の歴史あるシャトーです。ポムロール地区と隣接するサン・テミリオン北西部の高台に位置し、シュヴァル・ブランやフィジャックといった名立たるシャトーに囲まれた16.1ヘクタールの単一畑を所有しています。2015年にグレゴワール家が所有者となって以来、醸造設備の大規模な近代化と畑の再構築が行われました。ミシェル・ロランをコンサルタントに迎え、メルローとカベルネ・フランを主体とした、しなやかなタンニンと凝縮感のある果実味、そして鉄分を豊富に含む粘土質下層土由来の美しいミネラル感を備えた、エレガントで精密なワインを生み出しています。
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www.chateau-ripeau.comChâteau Rochebelle
シャトー・ロシュベル
シャトー・ロシュベルは、サン・テミリオンの石灰岩台地に位置する、わずか3ヘクタールの極めて小規模な家族経営のワイナリーです。1847年から続く歴史を持ち、2012年にサン・テミリオン・グラン・クリュ・クラッセ(特別級)に昇格しました。栽培比率はメルロー85%、カベルネ・フラン15%で、平均樹齢は45年。このシャトーの最大の特徴は、18世紀に造られた美しい一枚岩(モノリス)の地下セラーであり、光の演出が施された幻想的な空間でワインが熟成されます。シルキーなタンニンと豊かな果実味、卓越した熟成ポテンシャルを持つ、エレガントで洗練された味わいが魅力です。
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www.chateau-rochebelle.comChâteau Rocher Bellevue Figeac
シャトー・ロシェ・ベルヴュー・フィジャック
シャトー・ロシェ・ベルヴュー・フィジャックは、伝説的なグラン・クリュ・クラッセ「シャトー・フィジャック」に隣接する、サン・テミリオン西部の「フィジャック」地区に位置するファミリー経営のワイン農場です。1880年にロシェ氏によって創設され、現在はその子孫にあたるトゥルニエ家(ヴィニョーブル・J.P.トゥルニエ)が所有しています。粘土石灰質土壌に植えられた約4ヘクタールの畑では、樹齢平均45年のメルロー(85%)とカベルネ・フラン(15%)を栽培。手摘み収穫後、コンクリート・ステンレスタンクで発酵させ、タンクと樽での熟成を経て年間約2万5000本を生産します。同家はポムロールに「シャトー・ロシェ・ボンルガール」も所有しています。
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Château Rol Valentin
シャトー・ロール・ヴァランタン
シャトー・ロール・ヴァランタンは、ボルドー右岸サン・テミリオンのサン・テティエンヌ・ド・リスに位置する特別級(Grand Cru Classé)ワイナリーです。1994年に元プロサッカー選手のエリック・プリセットによって設立され、当時は「シンデレラ・ワイン」や「ガレージ・ワイン」の先駆けとして一世を風靡しました。2009年からはアレクサンドラ&ニコラ・ロバン夫妻が所有し、大規模な設備投資と丁寧な畑の管理を徹底。その努力が実を結び、2022年のサン・テミリオン格付けで見事特別級に昇格しました。7.3ヘクタールの畑は粘土石灰質と古代砂質の2つのテロワールからなり、平均樹齢40年のメルロー、カベルネ・フラン、マルベックが栽培されています。HVE3認証の環境に優しい農法から生まれるワインは、シルキーなタンニンと豊かな果実味、モダンで洗練された余韻が特徴です。
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www.vignoblesrobin.com/Château Saint-Georges Côte Pavie
シャトー・サン・ジョルジュ・コート・パヴィ
シャトー・サン・ジョルジュ・コート・パヴィは、サン・テミリオンの特別級シャトーです。1873年以来、同一の家族が所有する約5ヘクタールの畑は、シャトー・パヴィとシャトー・ラ・ガフリエールに挟まれた絶好の粘土石灰質斜面に位置します。メルローとカベルネ・フランから造られるワインは、エレガントでしなやかなタンニンと優れた熟成ポテンシャルを誇ります。2016年からはステファン・ドゥルノンクール氏をコンサルタントに迎え、2020年には醸造所を刷新。さらなる品質向上を遂げています。
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saint-georges-cote-pavie.comChâteau Sansonnet
シャトー・サンソネ
シャトー・サンソネは、ボルドー右岸サン・テミリオンの粘土石灰質台地の頂上に位置する、特別級(グランド・クリュ・クラッセ)のシャトーです。約7ヘクタールの単一区画の畑では、メルローを主体にカベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニヨンが栽培されています。2009年にルフェヴェール家が買収し、マリー・ベネディクト・ルフェヴェール氏の指揮のもとで劇的な品質向上を遂げ、2012年に特別級に昇格しました。著名な醸造コンサルタントであるミシェル・ロラン氏らのサポートを受け、手摘み収穫や厳格な選果、最新設備による醸造を行っています。ワインは豊潤で肉厚な果実味とシルキーなタンニン、そしてテロワール由来の美しいミネラル感を備え、高い熟成ポテンシャルを誇ります。
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www.chateau-sansonnet.comChâteau Soutard
シャトー・スータール
シャトー・スータールは、1513年にまで遡る歴史を持つ、サン・テミリオンで最も古く格式高いシャトーの一つです。中世の街並みが残るサン・テミリオンのすぐ近く、粘土石灰質の優れた台地(プラトー)に約35ヘクタールの畑を所有しています。2006年にフランスの大手保険グループ「AG2R LA MONDIALE」に買収されて以降、最新の重力落下式セラーの導入や、隣接するシャトー・カデ・ピオラの統合など、大規模な近代化投資が行われました。メルロを主体にカベルネ・フランなどをブレンドし、豊かな果実味とエレガントな酸、力強いタンニンを調和させた、非常に長命なワインを生み出しています。また、ワイナリーツアーや宿泊施設など、ワインツーリズムの先駆者としても高く評価されています。
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www.chateausoutard.comChâteau Tertre-Daugay
シャトー・テルトル・ドーゲ
シャトー・テルトル・ドーゲは、ボルドー右岸サン・テミリオンの粘土石灰質丘陵に位置していた、歴史ある特別級(グランド・クリュ・クラッセ)シャトーです。メルローとカベルネ・フランを主体とした、エレガントで豊かな果実味を持つワインで知られていました。2011年5月にシャトー・オー・ブリオンを擁するドメーヌ・クラレンス・ディロン社に買収され、翌年「シャトー・カントュス(クイントゥス)」へと改名されました。そのため、2010年ヴィンテージがテルトル・ドーゲの名を冠した最後のリリースとなりました。現在はカントュスの一部として、その優れたテロワールが引き継がれています。
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www.chateauquintus.comChâteau Tertre-Roteboeuf
シャトー・テルトル・ロートブッフ
シャトー・テルトル・ロートブッフは、ボルドーのサン・テミリオンに位置する、世界中の愛好家から絶大な支持を得る家族経営の小規模シャトーです。1970年代後半から伝説的な醸造家フランソワ・ミジャヴィル氏が率いています。わずか6ヘクタールの急斜面にメルロ80%、カベルネ・フラン20%が植えられています。ミジャヴィル氏は、極限まで完熟させる遅摘みや、あえて高めの温度に保たれたセラーでの新樽100%熟成など、独自の哲学を貫いています。サン・テミリオンの格付け制度や伝統的なネゴシアン制度に参加せず、独自の販売ルートを持つ孤高の存在です。そのワインは、圧倒的な凝縮感、エキゾチックなアロマ、ベルベットのような滑らかな質感、そして驚くほどのフレッシュさを兼ね備えています。
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www.tertre-roteboeuf.com/Château Teyssier
シャトー・テシエ
シャトー・テシエは、フランス・ボルドーのサン・テミリオン・グラン・クリュに位置する著名なワイナリーです。1994年にイギリス人実業家のジョナサン・マルタス氏が買収した当初はわずか5.5ヘクタールでしたが、徹底的な近代化と周辺区画の買収により、現在では50ヘクタールを超える規模へと成長しました。マルタス氏は1990年代の「ガレージワイン(ガラジスト)」運動の先駆者として知られ、光学式選果機や温度管理機能付きステンレス製タンクなど、最先端の技術をいち早く導入しました。メルローを主体にカベルネ・フランをブレンドしたワインは、若いうちから楽しめるアプローチのしやすさと、豊かな果実味、滑らかなタンニンが特徴で、和食の肉料理や照り焼きなどとも素晴らしい相性を示します。
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www.maltus.comChâteau Tour Baladoz
シャトー・トゥール・バラドズ
シャトー・トゥール・バラドズは、フランス・ボルドーのサン・テミリオンに位置する、2022年に特別級(グランド・クリュ・クラッセ)に昇格した名門シャトーです。1950年にベルギーのワイン商エミール・ド・シェペール氏が取得して以来、デ・シェペール家が3世代にわたり家族経営を続けています。サン・ローラン・デ・コンブの標高約100メートルの粘土石灰質プラトーに位置し、メルローを主体としたエレガントで力強い赤ワインを造り出しています。伝統的なコンクリートタンクを用いたクラシックな醸造スタイルを守りつつ、隣接するモダンな姉妹シャトー「ラ・クロワジル」とともに、サン・テミリオンの多様なテロワールを表現しています。豊かな黒系果実の香りと、石灰質由来の美しいミネラル感、きめ細かなタンニンが調和した、長期熟成に耐えうる格調高い味わいが特徴です。
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chateautourbaladoz.comChâteau Tour Saint-Christophe
シャトー・トゥール・サン・クリストフ
シャトー・トゥール・サン・クリストフは、サン・テミリオン東部のサン・クリストフ・デ・バルド村に位置するシャトーです。2012年にピーター・クォック氏が取得し、2022年に特別級(GCC)に昇格しました。18世紀に築かれた美しい石垣のテラス(段々畑)が特徴で、粘土石灰質土壌から生まれるメルローとカベルネ・フランを栽培しています。ミッシェル・ロラン氏をコンサルタントに迎え、最新設備で丁寧に醸造。滑らかで濃密な果実味ときめ細かなタンニン、美しい酸とミネラル感が調和した、エレガントで品格のある味わいが世界中で高く評価されています。
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www.vignoblesk.comChâteau Troplong-Mondot
シャトー・トロプロン・モンド
シャトー・トロプロン・モンドはサンテミリオンの石灰岩台地の最高地点(標高100m超)に位置するプルミエ・グラン・クリュ・クラッセB格の名門シャトー。37haの畑にメルロー約73%、カベルネ・フラン16%、カベルネ・ソーヴィニョン11%を植え、石灰岩と粘土質の土壌から濃密かつ精緻なワインを生み出す。2017年にフランスの大手再保険会社SCORが取得し、エメリック・ド・ジロンドが指揮を執る。ビオディナミの試験区画を設け、B Corp認証を取得、気候変動対策ネットワーク(IWCA)のシルバーメンバーとして持続可能なワイン造りを牽引。敷地内にはミシュラン一つ星(グリーンスターも取得)のレストラン「レ・ベル・ペルドリ」と豪華宿泊施設も備える。
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www.troplong-mondot.comChâteau Trotte Vieille
シャトー・トロット・ヴィエイユ
シャトー・トロット・ヴィエイユは、ボルドーのサン・テミリオンに位置する歴史あるワイナリーです。1955年の格付け開始以来、第一特別級B(プルミエ・グラン・クリュ・クラッセB)に君臨し続けています。粘土石灰質土壌の12ヘクタールの畑を所有し、カベルネ・フランの比率が高いことが特徴です。特筆すべきは、フィロキセラ禍を免れた樹齢140年を超える極めて希少な自根の古木が存在することです。1949年よりボリー・マヌー社(カステジャ家)の所有となり、伝統的なコンクリートタンクでの発酵と新樽100%による熟成を経て、卓越したミネラル感、エレガンス、そして並外れた長期熟成能力を備えた、サン・テミリオンを代表するクラシックな名醸ワインを生み出しています。
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www.trottevieille.comChâteau Valandraud
シャトー・ヴァランドロー
シャトー・ヴァランドローは、ボルドーのサン・テミリオンに位置する世界的に有名なワイナリーです。1991年にジャン・リュック・テュヌヴァン氏とミュリエル・アンドロー氏夫妻によって設立され、わずか0.6ヘクタールの畑からスタートしました。従来の常識を覆す極めて小規模かつ丁寧な造りで「ガレージワイン(シンデレラワイン)」の先駆者となり、ロバート・パーカー氏らから絶賛され一躍トップシャトーの仲間入りを果たしました。2012年にはサン・テミリオンの格付けで「プルミエ・グラン・クリュ・クラッセB」に昇格し、2022年の格付けでもその地位を維持しています。メルロー主体の豊潤で滑らかな果実味と、新樽熟成による贅沢なオークの風味が特徴で、和食のすき焼きや鴨のローストなど、醤油やみりんを使ったコクのある料理とも素晴らしい相性を見せます。
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www.thunevin.comChâteau Villemaurine
シャトー・ヴィルモーリーヌ
シャトー・ヴィルモーリーヌは、ボルドーのサンテミリオン特別級(グランド・クリュ・クラッセ)に格付けされる名門ワイナリーです。中世の街並みが残るサンテミリオンの粘土石灰質プラトーに位置し、約7〜8ヘクタールの畑ではメルロー(約80〜85%)とカベルネ・フラン(約15〜20%)が栽培されています。このシャトーの最大の特徴は、地下に広がる約7ヘクタールもの壮大な石灰岩の採石場跡(地下セラー)であり、理想的な環境でワインが熟成されます。2021年からはマリー&クリストフ・ルフェヴェール夫妻が所有し、テロワール由来の美しいミネラル感、洗練されたタンニン、そして素晴らしいフレッシュさを備えた、長期熟成に耐えうるエレガントなワインを造り続けています。
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www.villemaurine.comChâteau Yon-Figeac
シャトー・ヨン・フィジャック
シャトー・ヨン・フィジャックは、サン・テミリオンの北西部に位置する特別級(グラン・クリュ・クラッセ)のシャトーです。19世紀初頭に設立され、1985年までは名門シャトー・フィジャックの傘下にありました。鉄分(クラーシュ・ド・フェール)を豊富に含む粘土砂質土壌の24ヘクタールの単一畑を所有し、メルロー(約80%)、カベルネ・フラン(13%)、プティ・ヴェルド(7%)を栽培しています。2005年にアラン・シャトー氏が買収して以降、2021年の最新醸造所の新設や2024年のパノラマ試飲室の開設など、近代化と品質向上が進められてきました。環境保全にも注力し、HVE3やISO 14001認証を取得しています。ワインは、豊かな黒系果実の風味とシルキーなタンニン、心地よい酸味が調和した、クラシックかつ洗練された味わいが特徴です。
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www.chateau-yon-figeac.com/Château de Ferrand
シャトー・ド・フェラン
シャトー・ド・フェランは、17世紀に創設されたサン・テミリオンの歴史あるシャトーです。アペラシオンで最も標高の高い(約100m)サン・ティポリットの粘土石灰質台地に位置し、日当たりと風通しに優れた絶好のテロワールを誇ります。1978年にBICボールペンの創業者であるマルセル・ビック男爵が買収して以来、重力式セラーや最新の光学選果機の導入など、劇的な技術革新を遂げました。2012年にサン・テミリオン・グラン・クリュ・クラッセ(特別級)に昇格。メルロとカベルネ・フランを主体とし、緻密でエレガント、かつフレッシュな酸と豊かなミネラルを持つワインを造り出しています。2024年ヴィンテージからは完全なオーガニック認証を取得しています。
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www.chateaudeferrand.comChâteau de Pressac
シャトー・ド・プレサック
シャトー・ド・プレサックは、ドルドーニュ川を見渡す石灰岩の台地に佇む、12世紀に遡る歴史を持つサン・テミリオン・グラン・クリュ・クラッセの名門シャトーです。フランス史においても特別な場所であり、1453年に英仏百年戦争を終結させた「カスティヨンの戦い」後の休戦条約がこのシャトーで締結されました。かつて27の塔を誇った要塞から転じたこの邸宅は、サン・テミリオンで最も美しい建築遺産の一つとして知られています。 ブドウ栽培における歴史的意義も際立っています。1737〜47年、当時のオーナーがケルシー地方原産の高貴な品種を植え、この地の土壌に見事に適応したことから「ノワール・ド・プレサック」と命名されました。この品種はのちにメドック全土に広まり、「マルベック」として世界的に知られる品種となりました——特にアルゼンチンでの大成功により、その名は今や世界中で愛されています。 1997年にジャン=フランソワ・ケナンがシャトーを取得し、土壌学者クロード・ブルギニョンとともに41ヘクタールすべての区画を精査し、テロワールをより正確に表現するためほぼ全面的に植え直しました。現在のシャトー・ド・プレサックはサン・テミリオンで唯一、6品種(メルロー約70%、カベルネ・フラン17%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%、カルメネール1.5%、ノワール・ド・プレサック=マルベック1%、プティ・ヴェルド0.5%)を栽培するグラン・クリュ・クラッセです。2012年にその類稀なテロワールと品質への取り組みが評価され、グラン・クリュ・クラッセに正式認定されました。 石灰岩台地・粘土石灰岩斜面・沖積粘土石灰岩の3種類のテロワールを等分に持つ畑から生まれるワインは、シルキーな黒系果実、石灰岩由来のミネラル感、そして優雅な構造感が特徴。手摘み収穫、18〜24日間の発酵、新樽50%の樽で18ヶ月熟成という丁寧な醸造により、長期熟成にも耐えうる卓越した赤ワインを生み出しています。
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chateaudepressac.comChâteau de Valandraud
シャトー・ド・ヴァランドロー
シャトー・ド・ヴァランドローは、ボルドーのサン・テミリオン地区に位置する世界的に有名なワイナリーです。1989年にジャン・リュック・テュヌヴァン氏と妻のミュリエル・アンドロー氏によって、わずか0.6ヘクタールの小さな畑から始まりました。伝統に縛られない革新的な手法で、リッチで凝縮感のあるモダンなワインを造り出し、「ガレージ・ワイン」の先駆者として一世を風靡しました。100%新樽熟成など徹底した品質管理により、ロバート・パーカー氏をはじめとする評論家から絶賛され、2012年にはサン・テミリオンの格付けで「プルミエ・グラン・クリュ・クラッセB」に昇格。反逆のマイクロワイナリーから名実ともにトップシャトーへと登り詰めました。
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www.valandraud.frClos Dubreuil
クロ・デュブルイユ
クロ・デュブルイユは、ボルドー右岸サンテミリオンのサン・クリストフ・デ・バルドに位置する、2022年にサンテミリオン特別級(Grand Cru Classé)に昇格した気鋭のブティックワイナリーです。2002年にブノワ・トロカール氏がわずか1.5ヘクタールの畑を購入したことから始まり、現在は約8.5ヘクタールまで拡大しました。粘土石灰質の優れたテロワールから、メルローとカベルネ・フランを主体とした、シルキーで凝縮感のある極上の赤ワインを造り出しています。また、サンテミリオンの地で史上初めてシャルドネを植樹し、希少な白ワイン「デュブルイユ・シャルドネ」を生産していることでも知られます。伝統と革新を融合させ、細部までこだわり抜いたワイン造りは、世界中の愛好家から高く評価されています。
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www.closdubreuil.comClos Fourtet
クロ・フルテ
サンテミリオンのプルミエ・グラン・クリュ・クラッセBに格付けされる22ヘクタールの名門シャトー。メルロ85%、カベルネ・フラン8%、カベルネ・ソーヴィニヨン7%を栽培。中世の要塞に起源を持ち、2001年からキュヴリエ家が所有する。畑の地下6〜12mには13ヘクタールに及ぶ石灰岩の洞窟が広がり、常温13℃・湿度85〜90%の安定した環境でワインを14〜18ヶ月熟成させる。石灰岩由来のミネラル感、細やかなタンニン、フレッシュ感が際立つ独特のクロ・フルテ スタイルが愛好家に高く評価される。
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www.closfourtet.comClos La Madeleine
クロ・ラ・マドレーヌ
クロ・ラ・マドレーヌは、サン・テミリオンの南向きの粘土石灰質台地に位置する、わずか2.3ヘクタールの宝石のような極小の特別級シャトーです。シャトー・ベレール・モナンジュの畑に囲まれたこの特別なテロワールは、2017年に名門ジャン・ピエール・ムエックス社に買収されました。メルロー76%、カベルネ・フラン24%が栽培され、手摘み収穫と厳格な選果を経て、フレンチオーク樽で16〜18ヶ月間熟成されます。緻密なミネラル感、純度の高いアロマ、シルキーなタンニンが調和したエレガントな味わいが特徴です。
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www.moueix.comClos Saint-Martin
クロ・サン・マルタン
1850年設立のクロ・サン・マルタンは、サン・テミリオンの粘土石灰質プラトーに位置する、わずか1.33ヘクタールの極小の特別級(グランド・クリュ・クラッセ)シャトーです。ソフィー・フルカードが所有し、ミシェル・ロランらの指導のもと、年間わずか約5,000本のみが限定生産されます。メルローを主体にカベルネ・フランなどを栽培し、馬による耕作や、新樽とアンフォラを用いた丁寧な手仕事による醸造を行っています。ブルゴーニュのドメーヌを思わせる極めて緻密なアプローチにより、シルキーで官能的なテクスチャーと豊かなミネラル感を持つ、希少価値の高い至高のワインを生み出しています。
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clos-saintmartin.fr/Clos de l'Oratoire
クロ・ド・ロラトワール
クロ・ド・ロラトワールは、サン・テミリオンの北東斜面に13ヘクタールの畑を擁する、サン・テミリオン・グラン・クリュ・クラッセ(特別級)の由緒あるシャトーです。1971年より名門ナイペルグ伯爵家が所有し、1991年からはステファン・フォン・ナイペルグ氏が指揮を執り、2020年には有機認証を取得しました。粘土石灰質とフロンサック・モラス(砂岩)からなる土壌で、メルロー80%、カベルネ・フラン20%を栽培しています。著名な醸造コンサルタントであるステファン・ドルノンクール氏を迎え、豊潤で丸みのある果実味、シルキーなタンニン、そして魅惑的なスパイス香が調和した、非常に洗練されたモダンなスタイルのワインを生み出しています。
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www.neipperg.comClos des Jacobins
クロ・デ・ジャコバン
クロ・デ・ジャコバンは、世界遺産サンテミリオンの入り口に位置する、1954年の最初の格付けから名を連ねる歴史ある特別級(グランド・クリュ・クラッセ)シャトーです。粘土石灰質土壌の8.5ヘクタールの単一畑から、メルローを主体にカベルネ・フランなどを栽培しています。2004年よりマガラ&ティボー・デコステール夫妻が所有し、有機栽培(オーガニック認証)を実践。伝統を重んじつつも現代的で環境に配慮したワイン造りを行っています。豊かな黒系果実の香りとシルキーなタンニン、洗練された酸が調和した、エレガントで力強い味わいが特徴です。上品な出汁や醤油を使った和食、特に鴨の治部煮や牛肉のすき焼きなどとも素晴らしい相性を見せます。
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www.mt-decoster.comCouvent des Jacobins
クヴァン・デ・ジャコバン
クヴァン・デ・ジャコバンは、中世の面影を残すサンテミリオン村の中心部に位置する、歴史ある特別級(グランド・クリュ・クラッセ)のシャトーです。14世紀にドミニコ会修道士によって設立され、1902年以降はジャン家が家族経営を続けています。現在は5代目にあたるグザヴィエ・ジャンが指揮を執り、環境に配慮した有機栽培への転換を進め、2020年ヴィンテージでエコサートのオーガニック認証を取得しました。約10.7ヘクタールの粘土石灰質畑では、メルロ(85%)、カベルネ・フラン(11%)、プティ・ヴェルド(4%)が栽培されています。そのワインは、豊かな果実味としなやかなタンニン、調和した美しい酸が特徴です。
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www.couvent.wine
ペアリング
ラムのロースト、牛フィレのグリル、鴨のコンフィ、トリュフ料理、キノコのリゾット、コンテやペコリーノなどの熟成チーズ。和食では鰻の蒲焼、すき焼き、黒毛和牛ステーキとの相性も抜群。
よくある質問
- サン・テミリオンで使われるブドウ品種は何ですか?
- メルローが主体で、栽培面積の約60%を占めます。続いてカベルネ・フラン(約30%)、わずかなカベルネ・ソーヴィニヨンがブレンドされます。このメルロー主体のブレンドが、豊かな果実味とやわらかなタンニンを持つワインを生み出します。
- サン・テミリオンの格付けはどう機能しますか?
- 1855年に固定されたメドックの格付けとは異なり、サン・テミリオンの格付けは約10年ごとに見直されます。ワインの品質・評判・ワインツーリズム・環境への取り組みなどを基準に、シャトーの昇格・降格が行われる動的なシステムです。最高位はプルミエ・グラン・クリュ・クラッセ(A・Bに分類)、次いでグラン・クリュ・クラッセとなります。
- なぜサン・テミリオンはユネスコ世界遺産に登録されているのですか?
- 1999年、サン・テミリオンの管轄地域は世界で初めてユネスコ世界文化遺産に登録されたワイン産地となりました。中世の街並み、周辺の葡萄畑、歴史的建造物が一体となって残る「歴史的なワイン産地の文化的景観」として認められたためです。
- サン・テミリオンのテロワールの特徴は?
- サン・テミリオンには三つの異なるテロワールがあります:街を囲む石灰質粘土の「コート(斜面)」、ポムロール寄りの砂利質「グラーブ」、そして平坦な石灰岩の「プラトー」です。各ゾーンが異なる個性のワインを生み出し、ひとつのアペラシオン内での多様性がこの産地の魅力となっています。
- サン・テミリオンのワイン造りはどれくらいの歴史がありますか?
- サン・テミリオンのワイン造りの歴史は2,000年以上に及びます。ローマ人によって葡萄栽培が導入され、中世に大きく発展しました。フランス最古のワイン組合の一つ「ジュラード・ド・サン・テミリオン」は1199年にイングランド王ジョンによって創設されました。