モンフォルテ・ダルバ
Monforte d'Alba
バローロ屈指の力強さを誇るコムーネ
モンフォルテ・ダルバは、イタリア・ピエモンテ州のバローロDOCGを構成する11のコムーネの一つで、産地の南端に位置する。丘陵がほぼ南北に走るため東向き・西向きの両斜面を持ち、土壌は大きく異なる。東側は谷を挟んで向かい合うセッラルンガ・ダルバに似た石灰質を多く含み、西側はより新しいトルトニアン期の砂質・粘土質土壌が広がる。この多様性から、力強くタンニン豊かで熟成能力に優れたバローロが生まれる。栽培面積は急斜面を中心に約197ヘクタール。ブッシア、ラヴェーラ、モスコーニといった銘醸クリュを擁し、バローロの中でも最も力強く複雑な骨格を持つテロワールの一つとして知られる。
こんな方に: 力強くタンニンがしっかりした、長期熟成向きのバローロを好む方に
サブ地域はまだ登録されていません。
生産者
A. & G. Fantino
ア・エ・ジェ・ファンティーノ
モンフォルテ・ダルバのブッシア・クリュの中心に位置するア・エ・ジェ・ファンティーノは、アレッサンドロとジャン・ナターレのファンティーノ兄弟が運営する家族経営のワイナリーです。名門バルトロ・マスカレッロでの長年の経験を持つアレッサンドロを中心に、伝統的なワイン造りを継承しています。化学肥料や除草剤を使用しない持続可能なブドウ栽培を実践。彼らのバローロ・ブッシアは、バローロで最も名高い畑の一つであるブッシアのテロワールを反映した、クラシックな骨格とエレガンス、そして卓越した熟成能力で高く評価されています。
探索する →
www.fantinobarolo.it/Amalia Cascina in Langa
アマリア・カッシーナ・イン・ランガ
アマリア・カッシーナ・イン・ランガは、バローロDOCGを構成する11のコムーネの一つ、モンフォルテ・ダルバに拠点を置く家族経営の小規模生産者。ボッファ家(ジジ&マリアンジェラ夫妻)が2003年、20世紀初頭に建てられた農家(カッシーナ)と周辺畑を取得し、当初は地域の伝統品種であるドルチェットとバルベーラを生産していた。2007年に息子パオロ・ボッファが経営を引き継ぎ、名門クリュであるブッシアとレ・コステ・ディ・モンフォルテに畑を拡大、2010年ヴィンテージから単一畑バローロをリリースした。現在は7ヘクタールの畑をすべてモンフォルテ・ダルバ内に所有し、2019年からオーガニック栽培への転換を開始、2022年に認証を取得。ネッビオーロ主体のバローロに加え、ドルチェット、バルベーラ、そして希少な白ブドウ品種ロゼーゼ・ビアンコも少量生産している。歴史ある農家の建物はブドウ畑に囲まれたB&Bとしても運営されている。
探索する →
www.cascinaamalia.it/en/Attilio Ghisolfi
アッティリオ・ギゾルフィ
モンフォルテ・ダルバの権威あるブッシア・クリュに位置するアッティリオ・ギゾルフィは、バローロのユニークなテロワールを表現することに情熱を注ぐ家族経営のワイナリーです。伝統的なブドウ栽培と現代的な精密さを融合させ、主にネッビオーロ種に焦点を当てています。彼らのワインは、そのエレガンス、構造的な複雑さ、そして優れた熟成ポテンシャルで高く評価されています。ランゲ地方でも特に名高いエリアでブドウ畑を丹念に管理し、ブッシアの土壌の特徴を反映した、力強さと繊細さを兼ね備えたバローロを生み出しています。
探索する →
www.attilioghisolfi.it/Bussia Soprana
ブッシア・ソプラーナ
1992年にシルヴァーノ・カジラーギによって設立されたブッシア・ソプラーナは、バローロ地区の中心地モンフォルテ・ダルバでネッビオーロのみに特化するブティックワイナリーです。1990年代を通じて拡大し、1995年にモスコーニ、1999年にガブッティの区画を取得。現在は約22ヘクタールの畑を所有し、名高いヴィーニャ・コロネッロをはじめ、ブリコット、ガブッティ、ロミラスコ、モスコーニ、ブッシアといった同村を代表するクリュに畑を構えています。伝統的なピエモンテの醸造技術に現代的な精密さを加え、各単一畑のテロワールをストラクチャーのある長期熟成型バローロとして表現することを追求しています。
探索する →
www.bussiasoprana.it/en/Cascina Carrà
カッシーナ・カッラ
1986年、モンフォルテ・ダルバのサン・セバスティアーノ地区に創業した家族経営の小規模ワイナリー。イタロ・アンセルマ夫妻が営み、約14ヘクタールの畑を管理する。ビオディナミ認証は取得していないものの、土地への敬意を重視した低介入の栽培・醸造を実践。クラシカとアルジェントの2ラインで、ドルチェット・ダルバ、ドリアーニDOCG ブリッコ・ラーゴ、バルベーラ・ダルバ カルロット、バルベーラ・ダルバ・スペリオーレ ラヴィオーラ、ネッビオーロ・ダルバ ルンスエ、ネッビオーロ・ダルバ・スペリオーレ ティータ、ランゲ・シャルドネ コリブリ、ランゲ・ロザート ローザ・テアなどを生産。スラヴォニア産大樽・バリック・ステンレスタンクを使い分け、ランゲのテロワールを素直に表現する。
探索する →
cascinacarra.comCascina Disa
カッシーナ・ディーザ
モンフォルテ・ダルバのペルノ・クリュに位置するカッシーナ・ディーザは、15世紀にまで遡る歴史を持つ生産者で、1981年からエリオ・サンドリが運営しています。天然酵母による自然発酵とスラヴォニア産大樽での長期熟成を特徴とする、伝統的かつ人為的介入を最小限に抑えた有機栽培を実践。バローロ、ネッビオーロ、バルベーラ、ドルチェットを少量生産し、構造的な厳格さと純粋さ、ランゲのテロワールを真に表現するワインとして高く評価されています。規定よりも長い熟成期間を経てからリリースされることが多いのも特徴です。Rosenthal Wine Merchantのポートフォリオに新たに加わった生産者です。
探索する →
www.cascinadisa.com
ペアリング
牛肉の赤ワイン煮込みや猪肉のラグーはもちろん、すき焼きや牛すじの味噌煮込みなど、濃厚な旨味とタンニンが調和する和食とも好相性。
よくある質問
- モンフォルテ・ダルバのバローロは他のコムーネと何が違いますか?
- 石灰質と砂質が混在する土壌、そして急峻で日照に恵まれた斜面が、際立って力強いタンニンと凝縮感のある黒果実、長い熟成ポテンシャルを持つバローロを生み出します。
- モンフォルテ・ダルバを代表する畑(クリュ)はどこですか?
- ブッシア、ラヴェーラ・ディ・モンフォルテ、モスコーニがこのコムーネで最も評価の高いMGA畑です。
- モンフォルテ・ダルバとセッラルンガ・ダルバの違いは?
- 両者は谷を挟んで向かい合い、モンフォルテの東側はセッラルンガと似た石灰質土壌を共有しますが、西側はより新しいトルトニアン期の砂質土壌となっており、より幅広いスタイルのワインが生まれます。
- モンフォルテ・ダルバのバローロは初心者にも向いていますか?
- 力強くタンニンが豊かなスタイルが多いため、数年のボトル熟成を経てから、あるいは骨格のしっかりした赤ワインが好きな方に特におすすめです。