ペサック・レオニャン
Pessac-Léognan
赤・白グランクリュをともに誇るボルドー随一の二刀流産地
1987年にグラーヴの北部として独立したAOC。格付けシャトー全てを内包し、オー・ブリオンやパプ・クレマンを擁する。赤・白ともに世界最高峰の品質を誇るボルドーで唯一の産地。ボルドー最古の沖積段丘の砂礫土壌が特徴。
こんな方に: ボルドー最高峰の赤と、フランス屈指の辛口白を同時に楽しみたいワイン愛好家へ
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生産者
Château Bouscaut
シャトー・ブスコー
シャトー・ブスコーは、ペサック・レオニャンに位置する歴史あるシャトーで、赤白両方のワインが1959年のグラーヴ格付けでグラン・クリュ・クラッセに認定された稀有な存在です。17世紀に創業し、現在はソフィー・リュルトンとローラン・コゴンブル夫妻が経営を担い、2023年ヴィンテージからは有機認証を取得しています。粘土石灰質と砂利が混じる独自のテロワールから、エレガントで複雑なワインが生み出されます。赤ワインはメルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、マルベックのブレンドで深みと骨格を持ち、白ワインはセミヨンとソーヴィニヨン・ブランから造られ、芳醇なアロマと優れた熟成の可能性で高く評価されています。
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www.chateau-bouscaut.comChâteau Brown
シャトー・ブラウン
シャトー・ブラウンは、12世紀にまで遡る歴史を持つボルドー、ペサック・レオニャンの名門ワイナリーです。1795年にこの地を購入したスコットランドのワイン商ジョン・ルイス・ブラウンにちなんで名付けられました。2004年末からはジャン=クリストフ・モー氏が経営を担い、品質と評価を劇的に向上させています。総面積60ヘクタールのうち31ヘクタールでブドウを栽培し、残りは森林や庭園として生物多様性を維持しています。環境価値重視(HVE)レベル3認証を取得しており、減農薬栽培やミツバチの飼育、お花畑の設置など、自然との調和を重視したワイン造りを行っています。砂礫質土壌から生まれる、力強さと滑らかさを兼ね備えたエレガントな赤ワインと、華やかで複雑味のある白ワインは世界中で高く評価されています。
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www.chateau-brown.comChâteau Carbonnieux
シャトー・カルボニュー
シャトー・カルボニューは、13世紀にベネディクト派の修道士によって設立された、ボルドー地方で最も歴史ある広大なシャトーの一つです。1959年にはグラーヴ格付けで赤・白両方が認定された数少ないシャトーであり、1956年以来ペラン家が所有し、品質向上に尽力しています。特に白ワインは、その透明度から「カルボニューのミネラルウォーター」として知られ、国際的に高い評価を得ています。赤ワインも近年品質が著しく向上し、エレガントで長期熟成のポテンシャルを持つことで知られています。環境に配慮した持続可能な農業を実践し、HVE3認証を取得しています。
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www.carbonnieux.comChâteau Couhins
シャトー・クーアン
シャトー・クーアンはペサック・レオニャンのヴィルナーヴ・ドルノン村に位置するグラーヴ格付け(グラン・クリュ・クラッセ・ド・グラーヴ)のシャトーです。1959年のグラーヴ格付けにおいて白ワインのみで格付けされた数少ないシャトーのひとつで、1968年からはフランス国立農業・食品・環境研究所(INRAE)が所有しています。ソーヴィニヨン・ブラン95%とソーヴィニヨン・グリ5%から造られる白ワインは、春の花を思わせるデリケートなアロマ、みずみずしくリッチな口当たり、そして長い余韻が特徴です。2022年に完全オーガニック認証を取得し、農業生態学やアグロフォレストリーの研究拠点としても機能しています。
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www.chateau-couhins.frChâteau Couhins-Lurton
シャトー・クーアン・リュルトン
シャトー・クーアン・リュルトンは、ボルドーのペサック・レオニャンに位置する名高いシャトーで、特に1959年のグラーヴ格付けで辛口白ワインがクリュ・クラッセに認定されています。その歴史は18世紀に遡り、アンドレ・リュルトンが1967年以降、段階的に畑を取得し、1992年にシャトー全体を再建しました。アンドレ・リュルトン家が所有する6つのシャトーの中で最も小さく、グラーヴのクリュ・クラッセの中でも最小規模です。総面積18ヘクタールの畑のうち、6ヘクタールは白ワイン用のソーヴィニヨン・ブラン100%が植えられており、粘土石灰質土壌がミネラル感とフレッシュさをもたらします。赤ワイン用の12ヘクタールにはメルロー(83-85%)とカベルネ・ソーヴィニヨン(15-17%)が砂利と粘土質の土壌に植えられています。醸造は樽やアンフォラを使用し、白・赤ともにエレガンス、複雑さ、そして優れた熟成の可能性を追求しています。2019年からはジャック・リュルトンが醸造を指揮し、その卓越した技術でワイン造りを継承。HVEレベル3(高い環境価値)認証も取得しています。
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www.chateau-couhins-lurton.comChâteau Gazin Rocquencourt
シャトー・ガザン・ロッククール
シャトー・ガザン・ロッククールはレオニャン村で最も古いワイン生産地の一つで、1468年にさかのぼるぶどう畑の記録と1660年に建てられた優雅な館を誇ります。もともと「シャトー・ガゾン・エ・ブルボン」として知られ、その後「シャトー・ガザン」となり、ポムロルのシャトー・ガザンと区別するため1995年に現在の名称に改名されました。2006年からは、グラーヴ格付けシャトーのシャトー・マラルティック・ラグラヴィエールのオーナーであるボニー家が所有し、同様の丁寧な管理を実施しています。22ヘクタールの畑はレオニャンの礫質の丘陵地に位置し、持続可能な農業とHVE(高い環境価値)認証を取得。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを使った赤ワインと、ソーヴィニヨン・ブランから生まれる白ワインが高評価を得ています。
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www.gazin-rocquencourt.comChâteau Haut-Bailly
シャトー・オー・バイイ
シャトー・オー・バイイはペサック・レオニャンを代表する銘醸シャトーで、1953年・1959年のグラーヴ格付け(赤)に選ばれたクリュ・クラッセです。起源は1461年頃にさかのぼり、1630年にル・バイイ家が所有したことがシャトー名の由来。51ヘクタールの敷地に39ヘクタールの葡萄畑を持ち、カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー34%、カベルネ・フラン3%、プティ・ヴェルド3%を栽培。平均樹齢は35年。1998年に米国の銀行家ロバート・ウィルマーズが取得し、元オーナーの孫娘ヴェロニク・サンダースが運営を担うことでワイン品質が劇的に向上。「すべては穏やかに」という醸造哲学のもと、手摘み収穫・コンクリートとステンレスタンクでの温度管理発酵・新樽50〜65%で15〜18ヶ月熟成というアプローチで、絹のようなタンニンと燻煙の複雑さを持つ30〜40年の熟成能力を誇るワインを生み出しています。
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www.chateau-haut-bailly.comChâteau Haut-Bergey
シャトー・オー・ベルジェ
シャトー・オー・ベルジェは、フランス・ボルドーのペサック・レオニャン地区に位置する家族経営のシャトーです。1991年にシルヴィアーヌ・ガルサン=カティヤールが現代の礎を築き、2014年からは息子のポール・ガルサンが経営を引き継いでいます。43ヘクタールの畑でカベルネ・ソーヴィニヨン(43%)とメルロー(43%)を主体とした赤ワイン、そしてソーヴィニヨン・ブラン(82%)とセミヨン(18%)から造られる白ワインを生産しています。ポール・ガルサンは2016年よりビオディナミ農法を導入し、2018〜2019年にDemeterおよびBiodyvin認証を取得。ペサック・レオニャンにおけるビオディナミ認証の先駆者として知られ、区画ごとの精密な醸造により、テロワールの純粋な表現を追求したワインを生み出しています。
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www.chateau-haut-bergey.comChâteau Haut-Brion
シャトー・オー・ブリオン
1855年のボルドー格付けにメドック外で唯一選ばれた、唯一無二の歴史的地位を持つシャトー。メドックの第1級シャトーと並んで第1級格付けを獲得。ボルドー市街南のペサック=レオニャン(グラーヴ地区)に位置し、17世紀にはすでにイギリスへ輸出していたという格付け以前からの名声を誇る。1935年以来ドメーヌ・クラランス・ディロンが所有。カシス主体のメドック・スタイルとは一線を画す複雑なスモーキーで土っぽい個性で賞賛される。珍しくメルロ主体の赤と世界最高峰の辛口白の両方を生産する唯一の第1級。
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www.haut-brion.comChâteau La Garde
シャトー・ラ・ガルド
シャトー・ラ・ガルドはボルドーのペサック・レオニャンAOCに位置する歴史的な生産者で、18世紀のカッシーニ地図にもその名が記されています。1877年にラコスト家がフィロキセラ禍から復興し、1920年にはネゴシアンのルイ・エシェナウアーが買収してアキテーヌの紋章にインスパイアされたライオン・レオパードの象徴を導入しました。1990年からはボルドーの名門ネゴシアン、ドゥルト社が所有し品質を飛躍的に向上させています。54ヘクタールの一枚畑には27種類の土壌が広がり、礫と粘土を主体とした恵まれたテロワールでサステナブル農業を実践。2022年に完成した最新セラーでは区画ごとの緻密な醸造が可能となりました。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローによる赤ワイン、ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンによる希少な白ワインが高く評価されています。
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www.chateau-la-garde.comChâteau La Mission Haut-Brion
シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン
シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオンは、ボルドーのペサック・レオニャンに位置するグラーヴ格付けの至高のシャトーです。16世紀に起源を持ち、1682年から1919年まではラザリスト修道会が管理していました。1983年に、隣接するシャトー・オー・ブリオンを所有するクラレンス・ディロン家が買収し、現在に至ります。砂利・粘土・砂・白亜が混合した独自のテロワールから、カベルネ・ソーヴィニヨン・メルロー・カベルネ・フランを主体とした、15〜60年の熟成ポテンシャルを誇る力強く濃厚な赤ワインを生み出します。セカンドワイン「ラ・シャペル・ド・ラ・ミッション・オー・ブリオン」は若木から造られ、高い評価を受けるセミヨン主体の辛口白ワインも生産しています。
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www.haut-brion.comChâteau Larrivet Haut-Brion
シャトー・ラリヴェ・オー・ブリオン
シャトー・ラリヴェ・オー・ブリオンは、ボルドーのペサック・レオニャン地区に位置する格式高いシャトーで、その歴史は14世紀にまでさかのぼります。もともと「シャトー・ド・カノル」と呼ばれ、1929年に現在の名前に改名されました。シャトーは砂利と砂質土壌からなる典型的なグラーヴのテロワールに72.5ヘクタールを誇り、赤用61ヘクタール、白用11.5ヘクタールの葡萄畑があります。1987年にボンヌ・ママンのジャムで知られるジェルヴォソン家が買収し、1996年からはミッシェル・ロランをコンサルタントに迎え、2007年にはブリュノ・ルモワンが醸造責任者兼マネージングディレクターに就任。赤はメルロー(50%)、カベルネ・ソーヴィニヨン(45%)、カベルネ・フラン(5%)、白はソーヴィニヨン・ブラン(80%)とセミヨン(20%)で造られます。グラン・ヴァンはセメントタンクで醸造後、フランスの新樽・クレイアンフォラ・グローブ・フードルを組み合わせて15〜18ヶ月熟成されます。
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www.larrivethautbrion.frChâteau Latour-Martillac
シャトー・ラトゥール・マルティヤック
シャトー・ラトゥール・マルティヤックは、ペサック・レオニャンに位置する歴史あるグラーヴ格付けシャトーで、赤白両方のワインが1953年の格付けで認定されています。その名は、モンテスキューの祖先に由来する12世紀の要塞の塔にちなんでいます。1930年以来クレスマン家が所有し、品質を最優先する家族の伝統を守り続けています。ピレネー由来の砂利質土壌が特徴の畑からは、エレガントで調和の取れたワインが生まれます。赤ワインはカベルネ・ソーヴィニヨンとメルロー主体、白ワインはソーヴィニヨン・ブランとセミヨンのブレンドで、著名なコンサルタントの指導のもと、近年著しく品質を向上させています。
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www.latour-martillac.comChâteau Le Sartre
シャトー・ル・サルトル
シャトー・ル・サルトルは、ペサック・レオニャンのレオニャン村南西、シャトー・ド・フューザル近くに位置する歴史ある25ヘクタールの生産者。14世紀に遡る長い歴史を持ち、1922年のフェレ銘鑑で「グランクリュに匹敵する傑出したワイン」と賞賛された。1981年にカルボニューのペラン家により復興され、2017年にベルナール・マグレ氏が取得。現在はシャトー・パプ・クレマンの管理のもと、赤(メルロー50%・カベルネ・ソーヴィニョン45%・カベルネ・フラン5%)と白(ソーヴィニョン・ブラン80%・セミヨン20%)の両方を生産している。
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www.bernard-magrez.comChâteau Les Carmes Haut-Brion
シャトー・レ・カルム・オー・ブリオン
シャトー・レ・カルム・オー・ブリオンは、ペサック・レオニャンに位置するボルドーの歴史的なワイン生産者であり、ボルドー市内に区画を持つ唯一のシャトーです。1584年にカルメル会修道士が土地を管理し始め、フランス革命まで2世紀以上にわたってその手に守られました。2010年にピシェ・グループが買収し、2012年にギョーム・プーティエを支配人兼醸造家に任命。ローヌのシャプティエで経験を積んだプーティエは、ボルドーではほぼ前例のない全房発酵を導入し、バイオダイナミック農法の哲学をもたらしました。10ヘクタールの畑はカベルネ・フラン(39%)、メルロ(41%)、カベルネ・ソーヴィニヨン(20%)で構成され、今後さらにカベルネ・フランの比率を50%程度まで高める計画があります。砂利・粘土・砂土壌に混在する石灰岩が、独特のミネラル感を生み出し、隣接するシャトーとの差別化を実現しています。2016年にはフィリップ・スタルクが設計した革新的なセラーが完成し、伝統と革新の融合を体現しています。
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www.les-carmes-haut-brion.comChâteau Léognan
シャトー・レオニャン
シャトー・レオニャンは、ボルドー南部のグラーヴ・ソーテルヌワインルートに位置するペサック・レオニャンAOCの中心に佇む6ヘクタールのファミリーシャトーです。17世紀にサン=ジャン修道士が農地として開墾したのがその始まりで、19世紀には裕福な船主マチュー・スランが取得し、塔のそびえる荘厳なシャトーとサン=マチュー礼拝堂を建設しました。2007年にフィリップ&シャンタル・ミエカーズ夫妻が購入し、隣接するクリュ・クラッセが管理していたブドウ畑を引き継いで大規模改修を実施。メルロー60%+カベルネ・ソーヴィニヨン40%の赤ワインをペサック・レオニャンで、白ワインとロゼをグラーヴの農場で生産します。
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chateauleognan.comChâteau Malartic-Lagravière
シャトー・マラルティック・ラグラヴィエール
シャトー・マラルティック・ラグラヴィエールは、ペサック・レオニャンに位置する名高いグラン・クリュ・クラッセで、1953年のグラーヴ格付けにおいて赤白両方のワインで格付けされた希少なシャトーです。1997年にボニー家が取得して以来、革新的な重力式醸造施設と生物多様性を重視したアグロエコロジー農法のもと、73ヘクタールの砂利質テロワールで精密なワイン造りを続けています。赤ワインは凝縮した果実味とベルベットのような舌触り、白ワインは卓越した熟成ポテンシャルと際立ったミネラル感で国際的に高い評価を得ています。
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www.malartic-lagraviere.comChâteau Olivier
シャトー・オリヴィエ
シャトー・オリヴィエは、1953年のグラーヴ格付けで赤・白両方でクリュ・クラッセに認定された、ペサック・レオニャンに位置する歴史あるシャトーです。11世紀にまで遡る長い歴史を持ち、19世紀からはベスマン家が所有しています。粘土石灰質を基盤とする砂利質土壌の60ヘクタールの畑から、エレガントで複雑なアロマ、そして優れた熟成ポテンシャルを持つワインを生み出します。HVEおよびISO 14001認証を取得し、環境に配慮したワイン造りにも注力しています。
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www.chateau-olivier.comChâteau Pape Clément
シャトー・パプ・クレマン
1306年に教皇クレマン5世が名を冠したボルドー最古の歴史を持つシャトー。ペサック・レオニャンに位置し、1959年グラーヴ格付けで赤・白ともに認定。1985年にベルナール・マグレが取得後、ミシェル・ロランを醸造コンサルタントに迎え、ピレネー砂礫の古い段丘テロワールから凝縮感あるモダンスタイルの赤ワインを生み出す。白はソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ソーヴィニヨン・グリのブレンドで豊潤かつ複雑。700年以上の歴史と最新技術が融合した、ペサック・レオニャンを代表する名醸造所。
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www.pape-clement.comChâteau Picque-Caillou
シャトー・ピック・カイユ
シャトー・ピック・カイユは1755年創業の名門シャトーで、ボルドー市郊外のペサック・レオニャンAOCに位置し、シャトー・オー・ブリオンとシャトー・パプ・クレマンに隣接する。名称はフランス語で「石」を意味する「カイユ」に由来し、ガロンヌ川が数千年かけて運んだ砂利質テロワールを反映している。2007年にポーラン・カルヴェが経営を引き継ぎ、ドニ・デュブルデュー教授とヴァレリー・ラヴィーニュを醸造コンサルタントに迎えて大きく躍進。22ヘクタールの畑に平均樹齢25年のブドウを栽培し、赤はカベルネ・ソーヴィニヨン60%・メルロー35%・プティ・ヴェルドー5%、白はソーヴィニヨン・ブラン80%・セミヨン20%で構成される。収穫・選果はすべて手作業で行い、高品質を徹底的に追求。赤は新樽35%で12ヶ月熟成(年産約7万本)、白は新樽20%で7ヶ月熟成(年産約8千本)。都市型の温暖な気候と砂利質土壌が生む、繊細さと優雅さを兼ね備えたボルドーワインを世界に届けている。
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www.picque-caillou.comChâteau Smith Haut Lafitte
シャトー・スミス・オー・ラフィット
ペサック・レオニャンのグラーヴ格付けシャトー、シャトー・スミス・オー・ラフィットは、1365年まで遡る長い歴史を誇ります。1990年にダニエルとフローレンス・カティアール夫妻が所有して以来、「バイオ・プレシジョン」哲学のもと、伝統と革新を融合させたワイン造りを推進。2019年には有機認証を取得し、ビオディナミ農法も実践しています。78ヘクタールの畑は、独特の燻製香と優れた水はけをもたらすギュンツィアン期の砂利質土壌が特徴です。ボルドーでも数少ない自社樽製造所を持ち、使用する樽の70%を自社で生産。赤・白ともに、そのエレガンス、複雑さ、熟成の可能性で高く評価されるグラン・ヴァンを生み出しています。
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www.smith-haut-lafitte.comChâteau de Fieuzal
シャトー・ド・フューザル
シャトー・ド・フューザルは、ボルドー・ペサック・レオニャンに位置するグラーヴ格付けのグラン・クリュ・クラッセ。400年以上の歴史を誇り、1893年ヴィンテージはバチカンでローマ教皇レオ13世の食卓に供されたことで知られる。2001年にアイルランド人実業家ロクラン・クイン氏が取得し、2007年から参加したワインメーカーのステファン・カリエ氏のもとで大規模な設備投資と品質革新を推進。ニューワールド的感性とボルドーの伝統を融合させた独自スタイルで、カベルネ・ソーヴィニヨン主体の熟成ポテンシャルを持つ赤ワインと、格付け外ながらシャトー・オー・ブリオン・ブランに匹敵すると評される辛口白ワインを生産する。
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www.fieuzal.comChâteau de France
シャトー・ド・フランス
シャトー・ド・フランスは、ボルドーのペサック・レオニャンAOCに位置する46ヘクタールのファミリードメーヌ。1681年に起源を持ち、1971年にベルナール・トマサン家が取得、現在は息子のアルノーが経営する。レオニャン台地の最も高い丘に広がるブドウ畑は、カベルネ・ソーヴィニョン55%・メルロ45%の赤品種と、ソーヴィニョン・ブラン80%・セミヨン20%の白品種からなる。1996年よりミシェル・ロランをコンサルタントに招き品質向上に努める。2011年の火災でセラーを失ったが2012年に再建し、現在は年間約2万ケースを生産。グランヴァンの他にセカンド「シャトー・コキーヤ」、サードワイン「ル・ベック・アン・サボ」も展開。
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chateau-de-france.comChâteau de Rochemorin
シャトー・ド・ロシュモラン
シャトー・ド・ロシュモランは、ボルドーのペサック・レオニャンAOCに位置する名門シャトー。マルティヤック村で最も高い砂礫の丘(標高56m)に立地し、1520年に起源を持つ歴史的な城館は、18世紀には哲学者モンテスキューが所有したことでも知られます。1973年にアンドレ・リュルトンが取得し、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨンを100ヘクタール以上に植樹。ペサック・レオニャン最大規模のプロデューサー「ヴィニョーブル・ファミーユ・アンドレ・リュルトン」の旗艦シャトーのひとつとして、ミネラル豊かな白ワインと洗練されたタンニンの赤ワインを世界250軒以上のミシュラン星付きレストランに送り出しています。
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www.andrelurton.com/en/chateau/chateau-de-rochemorin/Domaine de Chevalier
ドメーヌ・ド・シュヴァリエ
ペサック・レオニャン地区の中心部に位置するドメーヌ・ド・シュヴァリエは、赤・白ともに格付けされた名門シャトーです。1983年以降、ベルナール家の管理下で、緻密なブドウ栽培と卓越性へのこだわりにより高い評価を確立しました。独自の微気候を持つ畑から生まれるワインは、並外れたエレガンス、複雑味、そして熟成能力を備えています。特に白ワインはボルドー最高峰と称され、赤ワインは洗練されたタンニンと芳醇な香りが特徴で、グラーヴ地方のテロワールを完璧に表現しています。
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www.domainedechevalier.com/Vignobles André Lurton
ヴィニョーブル・アンドレ・リュルトン
ヴィニョーブル・アンドレ・リュルトンは、ボルドーワイン界の先駆者アンドレ・リュルトン氏が創設した、ボルドー屈指の家族経営ワイングループです。1987年のペサック・レオニャンAOC設立の立役者として知られる同氏は、主にペサック・レオニャンとアントル・ドゥ・メール地区にシャトー・ラ・ルーヴィエール、シャトー・ボネ、シャトー・クーアン・リュルトン、シャトー・ドゥ・ロシュモラン、シャトー・クリュゾーなど数々の名門シャトーを開拓しました。現在はアンドレの子供たちが意志を継ぎ、持続可能な農業と精緻な栽培を通じてエレガントなボルドー赤白ワインを生み出しています。
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eng.andrelurton.com
ペアリング
赤はラムのロースト、鴨のコンフィ、ジビエ、熟成チーズと。白はカキ、ホタテ、鯛の塩焼き、鶏の白ワイン蒸しと好相性。白身魚の刺身にも意外に合う。
よくある質問
- ペサック・レオニャンがボルドーで特別な理由は?
- グランクリュレベルで赤・白両方が評価されるボルドー唯一の産地です。市街地南部の古い砂礫質段丘が、際立った優雅さと複雑さを持つワインを生み出します。
- ペサック・レオニャンの有名シャトーは?
- メドック以外で唯一の第一級シャトー「オー・ブリオン」、ラ・ミッション・オー・ブリオン、ボルドー最古のシャトー「パプ・クレマン」、スミス・オー・ラフィットなど、グラーヴ格付け全18シャトーが揃います。
- ペサック・レオニャンAOCはいつ創設されましたか?
- 1987年にグラーヴの北部(格付けシャトー全てを含む)がペサック・レオニャンとして独立しました。それ以前はグラーヴAOCに含まれていました。
- 主要な品種は何ですか?
- 赤はカベルネ・ソーヴィニヨンとメルロが主体で、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド、マルベックが補助的に使われます。白はソーヴィニヨン・ブランとセミヨンのブレンドが主体で、フランス屈指の辛口白ワインを産します。