モンタルチーノ
Montalcino
イタリア最高峰の長期熟成サンジョヴェーゼが生まれる丘の町。
モンタルチーノについて
- 掲載している生産者
- 53軒
- アペラシオン
- 3地域
モンタルチーノは、トスカーナ州シエナ県、シエナから南へ約40kmに位置する歴史的な丘の上のコムーネで、イタリアを代表する長期熟成型赤ワイン「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」の産地として世界的に知られています。地中海性気候に大陸性の影響が加わり、畑の標高は約130mから620mと産地内で大きな差があります。標高が高く冷涼な北部ではミネラル感がありエレガントでフレッシュなクラシックスタイル、標高が低く温暖な南部では果実味豊かで力強くパワフルなスタイルが生まれます。土壌もガレストロ(片岩質泥灰岩)から粘土質・石灰質まで多様で、この地で栽培されるサンジョヴェーゼ・グロッソ(通称ブルネッロ)に骨格と熟成力を与えています。
こんな方に
ワインコレクター、力強く骨格のある赤ワイン愛好家、本格イタリアワインの聖地を訪ねたい方に。
ペアリング
ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ(Tボーンステーキ)、ジビエ料理、熟成ペコリーノチーズ、トリュフ料理。和食では牛の赤身ステーキや鰻の蒲焼とも好相性。
生産者
Abbadia Ardenga
アッバディア・アルデンガ
アッバディア・アルデンガは、トスカーナ州モンタルチーノ北東部のトレニエーリに位置する歴史ある醸造所で、その起源は11世紀の修道院にまで遡り、その後は教皇ピウス2世を輩出した名門ピッコロミーニ家が所有していました。現在はシエナの由緒ある慈善団体「Società Esecutori di Pie Disposizioni」が所有し、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ協会の会長を約15年務めたマリオ・チャッチ氏率いるチャッチ家が長年にわたり経営を担っています。畑はごくわずかな面積にサンジョヴェーゼのみを栽培し、年間約4万本を生産。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノDOCG、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・ヴィーニャ・ピアッジャDOCG、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・リゼルヴァDOCG、ロッソ・ディ・モンタルチーノDOC、サンタンティモ・ロッソDOCなどを手掛けています。醸造はステンレスタンクでの発酵後、大型のスラヴォニア産オーク樽で最低36ヶ月熟成、さらに瓶熟を経てリリースするという伝統的なスタイルを貫き、ジェームス・サックリングやジャンシス・ロビンソンといった評論家からモンタルチーノ屈指のコストパフォーマンスを誇る造り手として評価されています。
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www.abbadiardengapoggio.com/Altesino
アルテジーノ
モンタルチーノの中心部に位置するアルテジーノは、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの歴史において極めて重要な役割を果たした先駆的な生産者です。1970年、ミラノの実業家ジュリオ・コンソンノによって設立され、1973年に植樹した北東部の丘陵畑を用いて、1975年に象徴的な「モントゾーリ」でブルネッロ初の単一畑(クリュ)の概念を導入し、国際的な評価を確立しました。伝統的なトスカーナの醸造技術と革新的な手法を融合させ(1979年にはイタリアで最も早くフレンチバリックを導入した生産者の一つ)、エレガンス、複雑味、そして卓越した熟成能力を備えたワインを生み出しています。
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www.altesino.it/Argiano
アルジャーノ
モンタルチーノ南西部の台地に位置するアルジャーノは、1580年に貴族ペッチ家によって創設された、この地域で最も歴史ある邸宅(ヴィッラ・ベッラリア)を擁するエステートです。約2500万年前に形成された石灰質泥灰岩の土壌と標高350m超の立地が、ワインに際立った酸とミネラル感をもたらします。CEO兼醸造責任者のベルナルディーノ・サーニと、コンサルタント醸造家アルベルト・アントニーニのもと、2016年に有機栽培認証を取得し、単一畑ブルネッロ「ヴィーニャ・デル・スオーロ」やスーパータスカン「ソレンゴ」など、テロワールを表現するワインを生み出しています。
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argiano.net/Baricci
バリッチ
バリッチは、モンタルチーノ北部モントゾーリの丘に位置する歴史ある家族経営ワイナリー。1955年、ネッロ・バリッチがモントゾーリの東斜面を購入したことに始まり、1967年のブルネッロ・ディ・モンタルチーノ生産者協会(コンソルツィオ)設立時には創設メンバー第1号として登録され、シエナ商工会議所に登録されたブルネッロ畑の第1号ヘクタールを持つ。現在は孫のフェデリコとフランチェスコ・ブッフィ兄弟が経営を引き継ぎ、5ヘクタールのモントゾーリの畑をオーガニックで栽培し、手摘み収穫、ステンレスタンク発酵、大型スラヴォニア産オーク樽での長期熟成という伝統的な醸造法を守り続けている。ロッソ・ディ・モンタルチーノ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・モントゾーリ、リゼルヴァ・ネッロの3種のみを生産し、モントゾーリ・クリュを代表するベンチマーク的生産者としてワイン・スペクテイター誌やワイン・エンスージアスト誌から高い評価(90点台後半)を得ている。
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www.baricci.it/Camigliano
カミリアーノ
カミリアーノは、モンタルチーノで最大級かつ最も歴史ある造り手のひとつで、エトルリア時代にまでさかのぼるオンブローネ川流域の集落を起源とする中世の村と13世紀の城を中心に広がる。1957年に実業家ヴァルター・ゲッツィが取得し、封建的な農地から、アペラシオンを代表するブルネッロ・ディ・モンタルチーノの造り手へと発展させた。総面積530ヘクタール(うちブドウ畑約90ヘクタール)を誇り、現在はヴァルターの息子グアルティエロ・ゲッツィが妻ラウラや次世代とともに経営を担う。2017年からは有機栽培に転換し、ポンプ使用を最小限に抑える重力利用式の地下セラーを備えるなど、伝統と革新を両立させている。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノや「パエザッジョ・インアテーゾ」はワイン・スペクテーター誌で94〜95点を繰り返し獲得しており、2020年ヴィンテージのブルネッロは同誌の「トップ100(2025年)」にも選出された。
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www.camigliano.it/en/Canalicchio di Sopra
カナリッキオ・ディ・ソプラ
1962年にプリモ・パチェンティ氏によって設立されたカナリッキオ・ディ・ソプラは、モンタルチーノ北部のベンチマークとなる生産者です。現在はパチェンティ家の二代目、三代目が運営を担い、カナリッキオとモントーゾリという二つの優れたクリュのテロワールを最大限に表現しています。伝統的な大樽熟成と現代的な精密な醸造技術を融合させ、エレガンスと構造的な複雑さ、そして卓越した熟成能力を兼ね備えたブルネッロ・ディ・モンタルチーノを生み出しています。その一貫した品質の高さから、モンタルチーノを代表する名門として広く認められています。
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www.canalicchiodisopra.com/
他の生産者もすべて見る(47軒)
- カプリリ
- カザート・プリメ・ドンネ
- カーゼ・バッセ・ディ・ジャンフランコ・ソルデラ
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- カステッロ・ロミトーリオ
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- マストロヤンニ
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- サン・フィリッポ
- サン・ポリーノ
- サン・ポーロ
- サッソ・ディ・ソーレ
- シーロ・パチェンティ
- ステッラ・ディ・カンパルト
- タレンティ
- タッシ
- テヌータ・ファンティ
- テヌータ・イル・ポッジョーネ
- テヌータ・レ・ポタッツィーネ
- テヌータ・ルーチェ
- ウッチェリエーラ
- ヴァルディカーヴァ
- ヴィッラ・イ・チプレッシ
アペラシオン
モンタルチーノの中の、さらに細かい産地です。
よくある質問
- モンタルチーノはどこにありますか?
- モンタルチーノは、トスカーナ州シエナ県、シエナから南へ約40kmに位置する丘の上のコムーネです。
- モンタルチーノで最も有名なワインは何ですか?
- サンジョヴェーゼ・グロッソ100%で造られるDOCGの赤ワイン「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」です。リリース前に最低5年間の熟成が義務付けられています。
- ブルネッロ・ディ・モンタルチーノとロッソ・ディ・モンタルチーノの違いは何ですか?
- どちらも同じモンタルチーノ産のサンジョヴェーゼですが、ロッソは約1年の熟成でリリースされる若飲みタイプのDOCワイン、ブルネッロは5年以上熟成させるフラッグシップのDOCGワインです。
- モンタルチーノのワインはすべて同じ味わいですか?
- いいえ。産地内の標高は約130mから620mまで幅があり、冷涼な北部はミネラル感のあるエレガントでフレッシュなスタイル、温暖な南部は果実味豊かで力強いスタイルになるなど、地区によって個性が異なります。