サン=ジュリアン
Saint-Julien
格付け密度最高を誇るメドックの優雅産地
サン=ジュリアンはボルドー・メドック屈指の格付け産地。メドック最高の格付けシャトー密度を誇り、力強さとフィネスの均整のとれたエレガントなスタイル。
こんな方に: シダーとタバコのノートのセラー向けボルドー赤
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生産者
Château Beychevelle
シャトー・ベイシュヴェル
シャトー・ベイシュヴェルは、1855年メドック格付け第4級に位置づけられたサン・ジュリアンの名門シャトーです。その名は古フランス語の「Baisse-Voile(帆を下げよ)」に由来します。アンリ3世の治世、フランス海軍大将でエペルノン公爵のジャン=ルイ・ノガレ・ド・ラ・ヴァレットがこのシャトーを所有していた頃、前を通る船はすべて敬意を示すために帆を下げることを義務付けられたという伝説があります。シャトーの紋章には船とグリフォン——ディオニュソスのワイン壺の守護者——が描かれています。17世紀に建設され1757年にブラッシエ侯爵によって再建されたシャトーは「メドックのヴェルサイユ」と称えられます。現在は90ヘクタールの畑を所有し、プロット毎の醸造、3段階の選別(プロット・収穫受取時・光学選別)、新樽比率50%での18ヶ月熟成という厳密なワインづくりを実践しています。
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www.beychevelle.comChâteau Branaire-Ducru
シャトー・ブラネール・デュクリュ
シャトー・ブラネール・デュクリュは、ボルドーのメドック地区サン・ジュリアン村に位置する1855年格付け第4級シャトーです。約60ヘクタールの深い砂礫質土壌に優れた排水性が組み合わさり、並外れた気品と複雑味を持つワインを産出します。1988年からマロトー家が所有・経営に当たり、ブドウ畑とワイン醸造設備に多大な投資を行いました。サン・ジュリアンの他のシャトーと比較して、カシス、スミレ、杉、ダークチョコレートを思わせる穏やかで芳醇な香りが特徴とされています。グラン・ヴァンの「シャトー・ブラネール・デュクリュ」とセカンドワインの「デュリュック・ド・ブラネール・デュクリュ」の2種を生産しています。
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www.branaire.comChâteau Ducru-Beaucaillou
シャトー・デュクリュ・ボーカイユ
シャトー・デュクリュ・ボーカイユは1855年メドック格付け第2級に選ばれたサン・ジュリアンの旗手で、「スーパーセカンド」の代表格として5大シャトーに迫ると称される。シャトー名の「ボーカイユ」はフランス語で「美しい小石」を意味し、ジロンド川河口に広がる75ヘクタールの畑を覆う大粒砂利が由来。13世紀からワイン造りの歴史を持ち、1795年に現在の名を得、1941年にフランシス・ボリー家が購入。現当主ブルーノ・ボリーは2003年から辣腕を振るい、グラン・ヴァンの生産量をかつての2万ケース超から6,000〜8,000ケースへと大幅に絞り込み品質を飛躍的に高めた。2009年以来6度の100点満点を獲得。カベルネ・ソーヴィニヨン70%・メルロ30%のブレンドを90%までの新樽で18〜20ヶ月熟成。繊細なタンニン、鉱物的な奥行き、驚異の熟成ポテンシャルを持つ。2018年ヴィンテージよりオーガニック農法を実践し、ISO 14001・HVE3認証も取得。
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www.chateau-ducru-beaucaillou.comChâteau Gloria
シャトー・グロリア
シャトー・グロリアは、ボルドーのサン・ジュリアン村に位置する名門シャトーです。1940年代にアンリ・マルタン氏によって設立され、格付けシャトーから購入した優れた区画を組み合わせて誕生したというユニークな歴史を持ちます。1855年の格付けには含まれていませんが、その品質は格付けシャトーに匹敵すると高く評価されています。カベルネ・ソーヴィニヨンを主体に、メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルドが栽培されています。エレガンスとストラクチャーを兼ね備え、長期熟成のポテンシャルを持つ、サン・ジュリアンの典型的なスタイルを体現するワインです。
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www.chateau-gloria.comChâteau Gruaud-Larose
シャトー・グリュオー・ラローズ
シャトー・グリュオー・ラローズは、ボルドー・メドック地区サン・ジュリアン村に位置する1855年格付け第2級のシャトーです。起源は1725年、カトリックの司祭ジョゼフ・スタニスラス・グリュオが50haの土地を取得してブドウ畑を造ったことに遡ります。1781年に彼が亡くなると、甥の騎士ラローズが相続し、畑を80haまで拡張してシャトーの名にその名を刻みました。ワインは王侯貴族に愛され、「王のワイン、ワインの王(Le Roi des Vins, Le Vin des Rois)」という称賛を受け、今日もラベルに刻まれています。19世紀末に相続の都合から2つのシャトーに分割されましたが、1935年にコルディエ家によって再統合されました。1997年にメルロー一族(タイアン・グループ)が取得し、品質向上への大規模投資が始まりました。現在の82haの畑はカベルネ・ソーヴィニヨン61%、メルロ29%、カベルネ・フラン7%、プティ・ヴェルドー3%で構成。サン・ジュリアンの他のシャトーと比べて粘土質の割合が高く、これが骨格のしっかりした力強いワインを生み出す源泉となっています。2019年よりビオディナミに転換し、2022年ヴィンテージよりオーガニック認証を取得。セカンドワイン「サルジェ・ド・グリュオー・ラローズ」は1981年から生産されています。
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www.gruaud-larose.comChâteau Hortevie
シャトー・オルトヴィー
シャトー・オルトヴィーは、ボルドー・サン=ジュリアンに位置していた小規模ながら評価の高いクリュ・ブルジョワ級のシャトー。砂利質の土壌を持つ3.4ヘクタールの畑でカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、プティ・ヴェルドを栽培。2006年に名門シャトー・デュクリュ・ボーカイユのオーナー、ブリュノ・ボリー氏が買収し品質が飛躍的に向上。2012年ヴィンテージを最後に生産を終了しており、現在では希少なボルドーワインとしてコレクターの間で注目されている。
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Château La Bridane
シャトー・ラ・ブリダン
シャトー・ラ・ブリダンは、名高いボルドーのサン・ジュリアン村の中心部に位置する家族経営の小さなシャトーです。17世紀末からサントゥー家が代々受け継ぎ、現在は11代目のピエール=シモンとノエリー・サントゥーが運営しています。シャトー・レオヴィル・ポワフェレやレオヴィル・ラス・カーズといった著名な格付けシャトーに隣接するガロンヌ川の砂利質土壌に畑を持ちます。サン・ジュリアンで数少ない「ヴィニュロン・アンデパンダン(独立生産者)」の認定を受け、醸造・熟成・瓶詰めをすべて自社で行います。リュット・レゾネ(減農薬農法)を実践する約15ヘクタールの畑では、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、プティ・ヴェルドを栽培。エレガンスと力強さ、きめ細やかな骨格を兼ね備えたワインは、コストパフォーマンスに優れたサン・ジュリアンとして高く評価されています。
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Château Lagrange
シャトー・ラグランジュ
シャトー・ラグランジュは1855年メドック格付け第3級のシャトーで、サン・ジュリアン屈指の名門産地に位置する。メドックのグラン・クリュとしては最大級となる118haの広大な畑は、ギュンツ氷河期の砂利土壌の2つの丘に広がり、そのうちひとつはサン・ジュリアンAOC最高地点を形成する。1983年にサントリーが買収して以来、50万本のブドウ樹の植え替えから最新醸造設備の導入まで抜本的な改革を断行。103の区画ごとに発酵管理できる100超の小型醗酵槽を設置し、光学式選果機を先駆的に採用。若いうちは生命力あふれる豊かな風味を楽しめ、長期熟成を経ることで繊細かつ複雑な傑作ワインへと神秘的な変容を遂げる。
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www.chateau-lagrange.comChâteau Lalande-Borie
シャトー・ラランド・ボリー
シャトー・ラランド・ボリーは、ボルドーのサン・ジュリアン村に位置した名門シャトーです。名高いシャトー・デュクリュ・ボーカイユのオーナー、ジャン=ウジェーヌ・ボリー氏がシャトー・ラグランジュの区画を取得し、1970年に設立しました。深い砂利質の土壌に植えられたカベルネ・ソーヴィニヨン主体のブドウから、エレガントで骨格のしっかりした、フィネスと芳醇な香り、優れた熟成能力を備えたサン・ジュリアン典型のワインを造り続けました。ジャン=ウジェーヌ・ボリーSA社のもとボリー家が管理し、2018年ヴィンテージまで生産されました。2019年ヴィンテージよりル・プティ・デュクリュ・ド・デュクリュ・ボーカイユに改名され、同シャトーのサードワインとなっています。
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www.chateau-ducru-beaucaillou.com/en/Château Langoa Barton
シャトー・ランゴア・バルトン
シャトー・ランゴア・バルトンは、サン・ジュリアン産地に位置する1855年ボルドー格付け第3級のシャトーです。1821年以来バルトン家が代々所有を続けており、1855年格付け時と同じ家族が今なお所有する数少ないシャトーの一つです。バルトン家のボルドーとの縁は1722年、アイルランド出身のトマ・バルトンがネゴシアンとしてボルドーに渡ったことに始まります。18ヘクタールの畑にカベルネ・ソーヴィニョン約57%、メルロ34%、カベルネ・フラン9%を植え、礫と粘土質土壌で平均樹齢35年の古樹から果実を収穫。大型オーク樽で発酵後、新樽比率50%のフランス産オーク樽で約20ヶ月熟成させます。同シャトーの醸造施設は姉妹シャトーである第2級格付けのレオヴィル・バルトンの醸造にも使用されています。
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www.langoa-barton.comChâteau Léoville Barton
シャトー・レオヴィル・バルトン
シャトー・レオヴィル・バルトンは、ボルドー・サン・ジュリアンに位置する1855年格付け2級(デュジエム・クリュ・クラッセ)の名門シャトー。1826年からアイルランド系のバルトン家が所有し続け、ボルドーでも屈指の長期にわたるファミリー経営を誇る。畑面積は約48〜51ヘクタール、カベルネ・ソーヴィニヨン77%、メルロ20%、カベルネ・フラン3%で構成される。ボルドーの歴史的特異点として、シャトー・レオヴィル・バルトンは自前のシャトー建物や醸造設備を持たず、隣接する姉妹シャトー「ランゴア・バルトン」の伝統的な木製醗酵槽(一部は1963年から現役)でワインを醸造している。醸造は非常に伝統的で、手摘み収穫、区画別醗酵、3週間のマセラシオン、60%の新樽で16〜18ヶ月熟成。2級格付けワインとしてきわめて良心的な価格を維持することで知られ、故アントニー・バルトン氏は2007年にDecanter誌の年間最優秀人物賞を受賞。現在はリリアン・バルトン=サルトリュス氏と子息ダミアン、メラニーの3世代で経営されている。
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www.leoville-barton.comChâteau Léoville Las Cases
シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ
シャトー・レオヴィル・ラス・カーズは、ボルドー格付け(1855年)第2級に位置するサン・ジュリアンの旗手であり、「スーパーセカンド」の最高峰として世界中のワイン愛好家から第1級に匹敵する評価を受けています。 シャトーの起源は1604年にさかのぼる広大な「ドメーヌ・ド・レオヴィル」に端を発します。フランス革命後の分割によってピエール・ジャン・ド・ラス・カーズが元の領地のおよそ5分の3を受け継ぎ、現在の名称が生まれました。19世紀にテオフィル・スカウィンスキーの一族を通じてドロン家が多数株主となり、ミシェル・ドロンが1976年から2000年に逝去するまで品質革命を牽引。現在は息子ジャン=ユベール・ドロンが5代目として経営を担っています。同家はシャトー・ポタンサック(メドック)とシャトー・ネナン(ポムロール)も所有しています。 97ヘクタールの畑の核心は、55ヘクタールの石壁で囲まれた「グラン・クロ」。ジュイヤック小川を挟んでシャトー・ラトゥールの畑に隣接するこの区画は、サン・ジュリアンらしい優雅さにポイヤックの力強さを加えた独自の個性の源泉です。グラン・クロは農薬・除草剤不使用のほぼ完全オーガニック栽培で管理されています。 ブドウ品種はカベルネ・ソーヴィニヨン65%、メルロー19%、カベルネ・フラン13%、プティ・ヴェルド3%。グラン・ヴァンのブレンドはカベルネ・ソーヴィニヨン主体(概ね80〜84%)で年産約18〜20万本。2007年からリリースされたセカンドワイン「ル・プティ・リオン・デュ・マルキ・ド・ラス・カーズ」は若樹のブドウを使い、メルロー比率を高めて早飲みに対応しています。 評価は各誌で95〜100点超え。2000年ヴィンテージはワイン・スペクテイター誌満点100点、2005年はジェブ・ダヌックが100点を授与。最良のヴィンテージは50年以上の熟成ポテンシャルを持ちます。第1級に迫る品質を第2級の価格で実現するという稀有な存在感が、世界屈指のファインワインとしての地位を確固たるものにしています。
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www.leoville-las-cases.comChâteau Léoville Poyferré
シャトー・レオヴィル・ポワフェレ
シャトー・レオヴィル・ポワフェレは、サン・ジュリアンを代表するメドック格付け第2級シャトー。フランス革命以前は一つの広大な領地だった「レオヴィル三兄弟」の一つで、1840年にバロン・ジャン=マリー・ド・ポワフェレがその名を付したことで現在の形となり、1855年のボルドー格付けで第2級に認定されました。北フランス・リール出身で200年以上の歴史を持つワイン商の一族、キュヴリエ家が1920年に取得。1979年に当時26歳のディディエ・キュヴリエが経営の舵を握り、畑を48ヘクタールから80ヘクタールへ拡張、醸造設備を近代化。1994年にはミシェル・ロランをコンサルティング醸造家として起用(レフトバンクへの参画としては当時先駆的)し、品質が飛躍的に向上しました。2018年からはディディエの姪であるサラ・ルコント・キュヴリエが総責任者に就任し、醸造家イザベル・ダヴァンとジュリアン・ヴィオー(ラボ・ロラン)と共に、リッチさに加えてフレッシュさを重視したスタイルへ進化させています。80ヘクタールの畑にはカベルネ・ソーヴィニヨン68%・メルロー24%・カベルネ・フラン6%・プティ・ヴェルド2%が植えられ(平均樹齢42年)、18ヶ月間約80%の新樽フレンチオークで熟成されます。2009年ヴィンテージでロバート・パーカー満点100点を獲得し、2018年ヴィンテージはワイン・スペクテイター誌トップ100で第7位に選出。2000年以降の全ヴィンテージでワイン・アドヴォケイト90点以上をマークする極めて安定した実力を誇ります。セカンドワインは「パヴィヨン・ド・レオヴィル・ポワフェレ」。HVEレベル3認証取得、2016年からSME(環境マネジメントシステム)を導入した環境への取り組みも先進的です。
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www.leoville-poyferre.frChâteau Léoville-Las Cases
シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ
シャトー・レオヴィル・ラス・カーズは、ボルドー格付け(1855年)第2級に位置するサン・ジュリアンの旗手であり、「スーパーセカンド」の最高峰として第1級に匹敵する評価を世界から受けています。 シャトーの起源は1604年の広大な「ドメーヌ・ド・レオヴィル」に端を発します。フランス革命後の分割でピエール・ジャン・ド・ラス・カーズが元の領地の約5分の3を受け継ぎ、現在の名称が生まれました。ドロン家は19世紀に多数株主となり、ミシェル・ドロンが1976年から2000年に逝去するまで品質革命を牽引。現在は息子ジャン=ユベール・ドロンが5代目として経営を担っています。 97ヘクタールの核心は55ヘクタールの石壁に囲まれた「グラン・クロ」。ジュイヤック小川を挟んでシャトー・ラトゥールの畑に直接隣接し、ポイヤック的な力強さをサン・ジュリアンの優雅さに加えます。農薬・除草剤不使用のほぼ完全オーガニック栽培。カベルネ・ソーヴィニヨン65%、メルロー19%、カベルネ・フラン13%、プティ・ヴェルド3%。年産約18〜20万本。セカンドワイン「ル・プティ・リオン」(2007年〜)は早飲みスタイル。 2000年ヴィンテージはワイン・スペクテイター誌100点、2005年はジェブ・ダヌック100点。最良のヴィンテージは50年以上の熟成ポテンシャルを誇ります。
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www.leoville-las-cases.comChâteau Moulin de la Rose (Saint-Julien)
シャトー・ムーラン・ド・ラ・ローズ(サン=ジュリアン)
シャトー・ムーラン・ド・ラ・ローズはサン=ジュリアンに位置する由緒あるシャトーで、歴史的に名門シャトー・グリュオー・ラローズと深い関わりを持つ。メドック特有の砂利質土壌の恩恵を受け、エレガンス・フィネス・熟成ポテンシャルを備えたクラシックなサン=ジュリアンワインを生産。サン=テステフにも同名のシャトーが存在するが、こちらはサン=ジュリアンの全く別のシャトーである。
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Château Saint-Pierre
シャトー・サン・ピエール
シャトー・サン・ピエールは1855年ボルドー格付け第4級(カトリエム・グラン・クリュ・クラッセ)で、サン・ジュリアン・アペラシオンに位置します。面積わずか17ヘクタールと、サン・ジュリアンの格付けシャトーの中で最も小さな規模を誇ります。1693年に「セランソン」という名で植え付けられたことに始まり、1767年にサン・ピエール男爵が取得して現在の名前となりました。1832年に分割された後、1982年に隣接するシャトー・グロリアのオーナーとして著名なアンリ・マルタン氏が再統合・復活させました。現在は娘のフランソワーズ氏と夫のジャン・ルイ・トリオー氏らが運営を引き継いでいます。醸造はシャトー・グロリアの最新設備で行われ、温度管理されたステンレスタンクで発酵後、約60%の新樽フランスオークで14〜16ヶ月熟成されます。HVE3認証とISO14001認証を取得済みで、有機農業への転換も進行中です。
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Château Talbot
シャトー・タルボ
シャトー・タルボは1855年メドック格付け第4級(サン・ジュリアン)。1453年のカスティヨンの戦いで戦死したイギリス軍司令官ジョン・タルボット将軍(初代シュルーズベリー伯爵)にその名を由来する。1917年よりコルディエ家が所有し、現在は4代目ロレーヌ・ラストマンとナンシー・ビニョン=コルディエ姉妹が運営。メドック最大級の単一110ヘクタール畑を持ち、グランヴァン「シャトー・タルボ」、セカンド「コネタブル・タルボ」、白ワイン「カイユ・ブラン」の3種を生産。ロバート・パーカーは「第3級に昇格してしかるべき」と称賛。
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www.chateau-talbot.comChâteau Terrey-Gros-Caillou
シャトー・テレイ・グロ・カイユ
シャトー・テレイ・グロ・カイユは、ボルドーのサン・ジュリアン地区に存在した歴史あるクリュ・ブルジョワです。サン・ジュリアンのテロワールを体現するエレガントで骨格のしっかりとした赤ワインで知られており、カベルネ・ソーヴィニヨンを主体に、メルローやカベルネ・フランをブレンドし、タバコやプラム、杉の複雑な香りが特徴でした。現在、同シャトーのブドウ畑はシャトー・デュクリュ・ボーカイユの所有地となっており、そのブドウは「ラ・クロワ・デュクリュ・ボーカイユ」の生産に使用されています。
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Château du Glana
シャトー・デュ・グラナ
ボルドーの権威あるサン・ジュリアン地区に位置するシャトー・デュ・グラナは、1870年に遡る歴史を持つ名門シャトーです。約43ヘクタールのブドウ畑は、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローに最適な砂利質土壌に恵まれています。1961年にメフル家が所有して以来、醸造技術の近代化が進められ、ワインの品質が飛躍的に向上しました。そのワインは、サン・ジュリアンらしいエレガンス、ストラクチャー、そして洗練された気品を兼ね備えており、力強さと親しみやすさの調和が特徴です。持続可能なブドウ栽培に取り組み、メドックのテロワールを忠実に表現した洗練されたワインを生み出し続けています。
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www.chateau-du-glana.com
ペアリング
ロースト・ラム、鴨、熟成チーズ、ジビエ
よくある質問
- サン=ジュリアンの特徴は?
- メドック最高の格付け密度を持ち、力強さとエレガンスのバランスが際立つ。
- ポイヤックやマルゴーとの違いは?
- サン=ジュリアンはポイヤックの力強さとマルゴーのエレガンスの中間に位置し、シダーとタバコの複雑さ、柔らかなタンニン、ヴィンテージを超えた安定した品質が特徴です。
- 主要シャトーはどこですか?
- レオヴィル・ラス・カーズ、デュクリュ・ボーカイユ、レオヴィル・バルトンが筆頭で、品質的に一級シャトーと肩を並べる実力があります。
- 和食との相性はどうですか?
- シダー香と引き締まったタンニンがすき焼き、和牛ステーキ、醤油で煮た鴨料理と抜群の相性を示します。