シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ

Château Léoville Las Cases

スーパーセカンドの筆頭格 — グラン・クロの石壁が守る、第1級に迫るサン・ジュリアンの至宝

シャトー・レオヴィル・ラス・カーズは、ボルドー格付け(1855年)第2級に位置するサン・ジュリアンの旗手であり、「スーパーセカンド」の最高峰として世界中のワイン愛好家から第1級に匹敵する評価を受けています。 シャトーの起源は1604年にさかのぼる広大な「ドメーヌ・ド・レオヴィル」に端を発します。フランス革命後の分割によってピエール・ジャン・ド・ラス・カーズが元の領地のおよそ5分の3を受け継ぎ、現在の名称が生まれました。19世紀にテオフィル・スカウィンスキーの一族を通じてドロン家が多数株主となり、ミシェル・ドロンが1976年から2000年に逝去するまで品質革命を牽引。現在は息子ジャン=ユベール・ドロンが5代目として経営を担っています。同家はシャトー・ポタンサック(メドック)とシャトー・ネナン(ポムロール)も所有しています。 97ヘクタールの畑の核心は、55ヘクタールの石壁で囲まれた「グラン・クロ」。ジュイヤック小川を挟んでシャトー・ラトゥールの畑に隣接するこの区画は、サン・ジュリアンらしい優雅さにポイヤックの力強さを加えた独自の個性の源泉です。グラン・クロは農薬・除草剤不使用のほぼ完全オーガニック栽培で管理されています。 ブドウ品種はカベルネ・ソーヴィニヨン65%、メルロー19%、カベルネ・フラン13%、プティ・ヴェルド3%。グラン・ヴァンのブレンドはカベルネ・ソーヴィニヨン主体(概ね80〜84%)で年産約18〜20万本。2007年からリリースされたセカンドワイン「ル・プティ・リオン・デュ・マルキ・ド・ラス・カーズ」は若樹のブドウを使い、メルロー比率を高めて早飲みに対応しています。 評価は各誌で95〜100点超え。2000年ヴィンテージはワイン・スペクテイター誌満点100点、2005年はジェブ・ダヌックが100点を授与。最良のヴィンテージは50年以上の熟成ポテンシャルを持ちます。第1級に迫る品質を第2級の価格で実現するという稀有な存在感が、世界屈指のファインワインとしての地位を確固たるものにしています。

www.leoville-las-cases.com

キュヴェ

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こんな方に

本格的なボルドー左岸の最高峰を求めるコレクター・愛好家に。第1級に迫る品質でありながら(相対的に)第2級の価格で入手できる稀有な存在。20〜50年超の熟成ポテンシャルを誇り、ワイン投資としても最上位クラス。ボルドーの精髄を体験したい方への最高の答えです。

よくある質問

なぜ「スーパーセカンド」と呼ばれるのですか?
「スーパーセカンド」とは、第2級格付けでありながら第1級に匹敵する品質・価格を誇るシャトー群を指します。レオヴィル・ラス・カーズはその筆頭格とされており、主要評論家から95〜100点超えの評価を安定して獲得し、最良のヴィンテージでは第1級と同等の市場価格がつきます。正にスーパーセカンドの「原典」と言える存在です。
「グラン・クロ(グラン・アンクロ)」とは何ですか?
グラン・クロは、シャトーの中心にある55ヘクタールの石壁に囲まれた歴史的な区画です。1ヘクタールあたり9,000本という高密植で農薬・除草剤不使用のオーガニック栽培が行われています。ジュイヤック小川を挟んでシャトー・ラトゥール(ポイヤック)の畑に直接隣接しており、そのテロワールはポイヤック的な力強さと骨格をワインに与えます。これがサン・ジュリアンの中でレオヴィル・ラス・カーズが際立つ理由の一つです。
いつ飲み頃になりますか?熟成はどのくらいできますか?
グラン・ヴァンは長期熟成が前提です。トップヴィンテージは最低10〜15年待つことを推奨し、1982、1986、1990、1996、2000、2005、2016、2018年のような偉大なヴィンテージは30〜50年以上かけて美しく成熟します。若いヴィンテージはデカンタ使用で8〜10年から楽しめます。セカンドワイン「ル・プティ・リオン」は3〜7年で飲み頃を迎えます。
グラン・ヴァンとセカンドワイン「ル・プティ・リオン」の違いは?
「グラン・ヴァン・ド・レオヴィル・デュ・マルキ・ド・ラス・カーズ」は主にグラン・クロの最良区画からカベルネ・ソーヴィニヨン約80〜84%を主体にブレンドした最上位キュヴェ。「ル・プティ・リオン・デュ・マルキ・ド・ラス・カーズ」(2007年より)は同じ畑の若樹のブドウを使いメルロー比率を高めた早飲みスタイルです。どちらもカテゴリーを代表する卓越した品質です。
おすすめのヴィンテージを教えてください。
伝説的なヴィンテージとして1982(ロバート・パーカーが「間違いなく最高のワインの一つ」と評価)、1986、1990、1995、1996、2000(ワイン・スペクテイター誌100点)、2005(ジェブ・ダヌック100点)、2010、2016、2018、2019、2020(99点)が挙げられます。カベルネ向きの温暖年でも古典的な涼しい年でも安定して傑出した成果を上げる、真の意味での「オールラウンダー」です。