シャトー・レオヴィル・ポワフェレ

Château Léoville Poyferré

2009年ヴィンテージでパーカー満点100点、2018年ワイン・スペクテイタートップ100で7位、2000年以降全ヴィンテージでWA90点以上。ミシェル・ロランとの協働でサン・ジュリアンの銘醸テロワールの真価を引き出した変革の物語。

シャトー・レオヴィル・ポワフェレは、サン・ジュリアンを代表するメドック格付け第2級シャトー。フランス革命以前は一つの広大な領地だった「レオヴィル三兄弟」の一つで、1840年にバロン・ジャン=マリー・ド・ポワフェレがその名を付したことで現在の形となり、1855年のボルドー格付けで第2級に認定されました。北フランス・リール出身で200年以上の歴史を持つワイン商の一族、キュヴリエ家が1920年に取得。1979年に当時26歳のディディエ・キュヴリエが経営の舵を握り、畑を48ヘクタールから80ヘクタールへ拡張、醸造設備を近代化。1994年にはミシェル・ロランをコンサルティング醸造家として起用(レフトバンクへの参画としては当時先駆的)し、品質が飛躍的に向上しました。2018年からはディディエの姪であるサラ・ルコント・キュヴリエが総責任者に就任し、醸造家イザベル・ダヴァンとジュリアン・ヴィオー(ラボ・ロラン)と共に、リッチさに加えてフレッシュさを重視したスタイルへ進化させています。80ヘクタールの畑にはカベルネ・ソーヴィニヨン68%・メルロー24%・カベルネ・フラン6%・プティ・ヴェルド2%が植えられ(平均樹齢42年)、18ヶ月間約80%の新樽フレンチオークで熟成されます。2009年ヴィンテージでロバート・パーカー満点100点を獲得し、2018年ヴィンテージはワイン・スペクテイター誌トップ100で第7位に選出。2000年以降の全ヴィンテージでワイン・アドヴォケイト90点以上をマークする極めて安定した実力を誇ります。セカンドワインは「パヴィヨン・ド・レオヴィル・ポワフェレ」。HVEレベル3認証取得、2016年からSME(環境マネジメントシステム)を導入した環境への取り組みも先進的です。

www.leoville-poyferre.fr

キュヴェ

こんな方に

豊潤でセンシュアルな味わい、絹のような質感のボルドーを好む方、第1級より手が届きやすい価格で熟成ポテンシャルの高い第2級メドックを求めるコレクター、クラシックな優雅さとモダンな精密さを兼ね備えたスタイルに惹かれるワイン愛好家。

よくある質問

シャトー・レオヴィル・ポワフェレの歴史を教えてください。
レオヴィルの領地は1638年に一つの広大な所有地として記録されています。フランス革命後に三分割され、ポワフェレの部分は1840年にバロン・ジャン=マリー・ド・ポワフェレの名を冠し、1855年のボルドー格付けで第2級に認定されました。キュヴリエ家が1920年に取得し、1979年にディディエが変革を主導、2018年からサラ・ルコント・キュヴリエが総責任者を務めています。
レオヴィル三兄弟の違いは何ですか?
三つのレオヴィルはそれぞれ個性が異なります。レオヴィル・ラス・カーズは最も緻密な構造と長熟性を持ち(第1級に匹敵とも)、レオヴィル・バルトンはクラシックで禁欲的なスタイル。レオヴィル・ポワフェレは三者の中で最も豊潤でセンシュアル——チョコレートやバニラのニュアンスを伴うリッチな果実味が特徴で、比較的若いうちから楽しみやすいスタイルです。
セカンドワインは何ですか?
セカンドワインは「パヴィヨン・ド・レオヴィル・ポワフェレ」です。同じテロワールから生まれ、丁寧な醸造アプローチを共有しながら、グラン・ヴァンより早いうちから楽しめる仕上がりになっており、リーズナブルな価格でこのシャトーのスタイルを体験できる入門版として最適です。
レオヴィル・ポワフェレはいつ飲み頃ですか?
2009・2010・2015・2016・2018年などの偉大なヴィンテージは通常10〜15年の瓶内熟成が必要で、30〜40年にわたって美しく進化します。飲みやすいヴィンテージでも7〜10年の熟成を経ると真価を発揮します。若いうちはブラックカラントやカシスのヴィヴィッドな果実味が、熟成とともにタバコ・革・トリュフ・シダーの複雑なアロマへと発展します。
レオヴィル・ポワフェレに合う料理は何ですか?
豊かなカベルネ・ソーヴィニヨンの骨格と絹のようなタンニンは、仔羊のロースト、ハーブクラストの牛フィレ、鴨のコンフィ、じっくり煮込んだショートリブなどと絶妙に合います。熟成チーズやうま味の強い料理とも相性良好。特に熟成が進んだヴィンテージには、ハトのロースト料理やトリュフを使った一皿が素晴らしいマリアージュを生みます。