スヴェレート DOCG
Suvereto DOCG
熟成能力に優れた、希少な沿岸トスカーナの赤ワイン産地。
スヴェレート DOCGについて
- 掲載している生産者
- 16軒
スヴェレートDOCGは、トスカーナ州リヴォルノ県、ヴァル・ディ・コルニア地区の沿岸部に位置する名高いワイン産地です。2011年にDOCGに昇格した小規模かつ選ばれた赤ワイン専用の産地で、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、サンジョヴェーゼ(合計でブレンドの85〜100%を占める)を主体とした高品質ワインで知られています。畑はティレニア海に近い地中海性気候の恩恵を受け、ミストラル風が夏の猛暑を和らげ、湿気やカビから畑を守ります。土壌は主に粘土石灰質で酸化鉄の堆積物と片岩を含み、ミネラル豊富なメタリフェレ丘陵の岩石と混ざり合っています。その結果、きめ細かなタンニン、爽やかな酸、優れた熟成能力を持つ、ストラクチャーのあるエレガントなスーパータスカン・スタイルの赤ワインが生まれます。
こんな方に
スーパータスカンの愛好家や、骨格のしっかりしたフルボディの赤ワインを好む方に最適です。
ペアリング
赤身肉のグリル、ジビエ料理、熟成チーズ、濃厚な煮込み料理と好相性。和食では牛ステーキや鰻の蒲焼にも合わせやすい。
生産者
Agricola Carlini
アグリコーラ・カルリーニ
アグリコーラ・カルリーニは、トスカーナ海岸部、ヴァル・ディ・コルニアに近いスヴェレートのサン・ロッコ集落にある小規模な家族経営ワイナリー。祖父ブルーノがキャンティのルカレッリでワイン業を営んでいたが、1980年代半ばのメタノール混入事件を機に方向転換したことをきっかけに、当主ロレンツォ・カルリーニが現在の畑を営む。約1ヘクタールのブドウ畑と0.5ヘクタールのオリーブ畑を伝統的な混植で管理し、ヴェルメンティーノとヴィオニエを中心とした爽やかでミネラル感のある白ワイン、サンジョヴェーゼとプルニョーロ・ジェンティーレを用いた赤ワインを生産する。2021年に27の生産者によって設立された「スヴェレート・ヴァル・ディ・コルニア・ワイン保護コンソーシオ」の設立メンバーの一つ。
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www.facebook.com/p/Agricola-Carlini-100063980432996/Colle Vento
コッレ・ヴェント
コッレ・ヴェントは、トスカーナ州スヴェレートにある家族経営の小さなオーガニックワイナリー兼アグリツーリズモ。2019年、ダヴィデとルカのゴーヴィ兄弟がサン・ヴィンチェンツォを離れ、約4年間放棄されていた畑を再生させて設立した。畑はわずか1ヘクタール強、40平方メートルのカンティーナで年間約3,300本を手作業でナンバリングしながら生産する。サンジョヴェーゼを主体に、チリエジョーロ、カナイオーロ、メルローをブレンドした赤ワインを、ボルゲリの醸造家仲間ヴァレリオ・カヴァッリーニの助言を受けながら醸造している。スヴェレート・ヴァル・ディ・コルニア・ワイン・コンソーシオの会員であり、オーガニックはラベル上の表示にとどまらず生き方そのものとして、手仕事と自然さ、不完全さの美しさを大切にしている。
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agriturismocollevento.it/Gualdo del Re
グアルド・デル・レ
1953年、トスカーナ州の海岸沿いスヴェレートに設立されたグアルド・デル・レは、当初は複合農業を営んでいましたが、1980年代からブドウ栽培に特化しました。2000年からは、イタリア最優秀醸造家に2度選出された著名な醸造家バルバラ・タンブリーニが醸造を手がけ、メルロー100%の「イ・レンネロ」を開発。国際コンクール「モンド・メルロー」で5度「イタリア最優秀メルロー」に輝いています。約25〜27ヘクタールの畑はエルバ島を望む丘陵の円形劇場状の地形にあり、スヴェレートの暑い夏にもかかわらず灌漑を行わずに栽培されています。2022年、創業家ロッシ家からマウロ・ジェストリ氏率いる新オーナーグループへと経営が移りましたが、タンブリーニは引き続き醸造責任者を務め、持続可能性への取り組みを強化しています。年間約10万本を生産し、サンジョヴェーゼやヴェルメンティーノといった土着品種から、メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨンなどの国際品種まで、スヴェレートDOCGとヴァル・ディ・コルニアDOCの両appellationにまたがるワインを手掛けています。
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www.gualdodelre.it/I Mandorli
イ・マンドルリ
イ・マンドルリは、ボルゲリと手つかずのマレンマに挟まれたトスカーナ沿岸部、スヴェレートのベルヴェデーレ地区にある小さなビオディナミ生産者。2002年にマッシモ・パスケッティによって設立され、丘陵地を覆うアーモンドの木(マンドルリ)にちなんで名付けられた。設立当初からビオディナミの栽培家アンドレア・バルジャッキが指導にあたり、現在はマッダレーナ・パスケッティと共同で経営されている。畑はティレニア海を見下ろす標高約300メートルの高台にあり、「ヴィーニャ・アル・マーレ」(カベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フラン、2004年植樹)と「ヴィーニャ・アッレ・スゲーレ」(サンジョヴェーゼとヴェルメンティーノ)の2区画をミネラル豊かな片岩・ガレストロ土壌で栽培する。除草剤・殺虫剤・化学肥料を使わずビオディナミ農法で栽培し(認証は未取得)、収穫はすべて手摘みで行う。醸造では野生酵母による自然発酵と無添加を徹底し、サンジョヴェーゼ・カベルネ主体の赤、スキンコンタクトのオレンジワイン仕立てのヴェルメンティーノ、アレアティコ主体のロゼなど、フレッシュでミネラル感あふれる自然派ワインの小さなラインナップを、トスカーナIGTとしてリリースしている。RAW WINEやViniVeriといった自然派ワインの祭典でも紹介される生産者。
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www.vignaimandorli.it/Il Bruscello
イル・ブルシェッロ
イル・ブルシェッロは、トスカーナ・スヴェレートでトピ家が4世代にわたり営む家族経営ワイナリー。1980年代以降、現当主ラウラ・トピと息子で醸造家のミケーレ・チェレンブリーニが近代的な栽培技術を取り入れながら、ヴァル・ディ・コルニアらしさを守り続けています。1949年に政治家パルミーロ・トリアッティとニルデ・イオッティが訪れたことから、地元では「カンティーナ・トリアッティ」の愛称でも知られます。サンジョヴェーゼ、トレッビアーノ、アンソニカ、バルベーラ、マルヴァジーア、メルロ、カベルネ、ヴェルメンティーノ、ヴィオニエに加え、エトルリア時代から伝わる絶滅危惧の土着品種「ジャコミーノ」も栽培。ロゼの「イル・チプレッシーノ」やスヴェレートDOCGの赤「ボッカルーポ」に使用されています。
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www.ilbruscello.itIl Falcone
イル・ファルコーネ
イル・ファルコーネは、トスカーナ州スヴェレート自治体で最も古い農業経営体であり、1821年のトスカーナ大公国の地籍図にすでにその名が記載されている。1911年以降はPetri家が所有し、現在は姉妹のパオラとロザが、それぞれの夫ヴィットーリオとパオロとともに経営している。敷地面積は約100ヘクタールで、うち10ヘクタールがブドウ畑、約4,000本の樹齢数百年のオリーブの木があり、周囲の丘陵が理想的な微気候を生み出している。スヴェレート・ヴァル・ディ・コルニア・ワイン・コンソーシオの会員であり、2022年から完全オーガニック栽培に転換した。トスカーナIGTワインに加え、サンジョヴェーゼ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローを用いたスヴェレートDOCGワイン(代表銘柄「ボッカルーポ」)、グラッパ・トスカーナ・ビアンカ、エキストラバージンオリーブオイルを生産し、アグリトゥーリズモ(農家民宿)も運営している。
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ilfalcone.net/en/
よくある質問
- スヴェレートDOCGの主要なブドウ品種は何ですか?
- 主要なブドウ品種はカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、サンジョヴェーゼであり、これらがブレンドの85%から100%を占める必要があります。
- スヴェレートはスーパータスカンの産地と見なされますか?
- はい、スヴェレートは国際品種の使用や緻密な生産手法を重視するスーパータスカンのスタイルに合致した、高品質なワインを生産する産地として広く認識されています。
- スヴェレートの気候や土壌の特徴は?
- エルバ島とコルシカ島の間を吹き抜けるミストラル風が夏の暑さを和らげる地中海性気候と、酸化鉄や片岩を含む粘土石灰質土壌が特徴で、きめ細かなタンニンとミネラル感豊かなワインを生み出します。