アペラシオン

コート・デュ・ジュラ

Côtes du Jura

ジュラ最大のAOC。爽やかな白から酸化熟成ヴァン・ジョーヌまで

コート・デュ・ジュラは、フランス東部ジュラ地方で最大かつ最も多様性に富んだアペラシオン。1937年に制定され、現在は105のコミューンにまたがり、栽培面積は約672ヘクタール。北のサラン・レ・バンから南のサン・タムールまで南北約80kmにわたって点在し、北部と南部の石灰質、中央部の泥灰質・粘土質など多様なテロワールを擁する。ジュラで認められる5品種すべて(白のシャルドネ、サヴァニャン、赤のプールサール、トルソー、ピノ・ノワール)の栽培が許可されており、フレッシュな非酸化熟成の白ワインから、産地を象徴する酸化熟成のヴァン・ジョーヌ、甘口のヴァン・ド・パイユ、赤、ロゼ、スパークリングのクレマン・デュ・ジュラまで、ジュラワインのほぼ全スタイルを生産する。冷涼な大陸性気候(寒い冬、春の霜リスク、秋の多雨)により、はっきりとした酸とミネラル感を持つワインが生まれる。

こんな方に: テロワールを反映した個性的なワインを求める方、ヴァン・ジョーヌのような酸化熟成スタイルに興味がある方に。

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生産者

ペアリング

代表的なペアリングは、フランシュ・コンテ地方を代表する郷土料理「鶏肉のヴァン・ジョーヌとモリーユ茸のソース煮込み(Poulet au Vin Jaune et aux Morilles)」。ヴァン・ジョーヌは伝統的に熟成コンテチーズとクルミパンと合わせるのが定番で、クリームソースの鶏肉料理やハドック、伊勢海老、スパイスの効いた料理とも好相性。フレッシュなシャルドネ・サヴァニャン主体の白ワインは、川魚料理やシャルキュトリー、豆腐や白身魚の刺身など和食の淡い味わいの料理にも合わせやすい。

よくある質問

コート・デュ・ジュラのワインは何が特別なのですか?
この地域は酸化熟成のワイン造りで有名で、特にヴァン・ジョーヌは産膜酵母の下で熟成(シェリーに似た製法)され、独特のナッツやカレースパイスのような風味を持つことが特徴です。
コート・デュ・ジュラのワインはすべて酸化熟成されていますか?
いいえ。このアペラシオンでは、フレッシュで酸化熟成させない白・赤ワインや、エレガントなロゼ、スパークリングのクレマン・デュ・ジュラなど幅広いスタイルが生産されており、酸化熟成のヴァン・ジョーヌはその一部です。
コート・デュ・ジュラではどんな品種が栽培されていますか?
白ワイン用のシャルドネとサヴァニャン、赤・ロゼワイン用のプールサール、トルソー、ピノ・ノワールの5品種が認められています。
コート・デュ・ジュラは何コミューンにまたがっていますか?
105のコミューン、約672ヘクタールにまたがり、ジュラの地理的アペラシオンの中で最大規模。ジュラのぶどう畑全体の約3分の1を占めます。
コート・デュ・ジュラのワインに合う料理は?
代表的な組み合わせは「鶏肉のヴァン・ジョーヌとモリーユ茸のソース煮込み」で、熟成コンテチーズと合わせるのもこの地域を象徴する定番ペアリングです。