モルゴン
Morgon
コート・デュ・ピィを擁するボジョレーの重鎮。熟成を重ねる複雑なガメイの聖地。
モルゴンは、ボジョレーの10あるクリュの中でも特に名高く、卓越したストラクチャーと深み、熟成能力を備えたワインで知られています。産地の中心には、火山性の片岩質土壌で有名な「コート・デュ・ピィ」がそびえ立ちます。軽やかなボジョレーワインとは一線を画し、熟成とともに完熟したチェリーやプラム、大地を思わせる複雑な香りを放つ「モルゴネ(morgonner)」と呼ばれる特性が特徴です。自然派ワインの聖地としても名高く、多くの生産者が人為的な介入を最小限に抑え、花崗岩や片岩が織りなすテロワールの個性を最大限に引き出しています。
こんな方に: 熟成するガメイを求めるコレクターや、テロワールを重視する自然派ワイン愛好家に最適。
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生産者
Anthony Thevenet
アントニー・テヴネ
アントニー・テヴネは、ボジョレー地区モルゴンで注目を集める若手生産者です。自然派ワインの巨匠であるジョルジュ・デコンブやマチュー・ラピエールの下で研鑽を積み、2013年に初ヴィンテージをリリースしました。古木のガメイを使用し、野生酵母による発酵と有機栽培を実践する彼のワイン造りは、人為的な介入を最小限に抑えることを信条としています。そのワインは、純粋で鮮やかな果実味とテロワールの個性を色濃く反映しており、モルゴンという土地の真髄を表現しています。
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Domaine Chamonard
ドメーヌ・シャモナール
ドメーヌ・シャモナールは、ボジョレー地区モルゴン村に位置し、自然派ワインの先駆者として名高い生産者です。創業者ジョゼフ・シャモナールの意志を、娘婿であるジャン・クロード・シャヌデが継承しています。化学肥料や農薬を排除した有機栽培を実践し、醸造においても亜硫酸の添加を極限まで抑えるなど、極めて自然なワイン造りを行っています。代表作『ル・クロ・ド・リス』をはじめとするワインは、モルゴンの花崗岩質土壌を純粋に表現しており、そのエレガンスと深みは世界中の愛好家を魅了しています。テロワールを尊重した、ボジョレー本来の姿を体現する造り手です。
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www.chateau-cambon.com/en/the-estate/Domaine Georges Descombes
ドメーヌ・ジョルジュ・デコンブ
ヴィリエ・モルゴンに拠点を置くドメーヌ・ジョルジュ・デコンブは、自然派ボジョレーの指標となる生産者です。「ギャング・オブ・フォー」の精神を受け継ぎ、畑では化学肥料を一切使用せず、醸造過程でも亜硫酸塩の添加を最小限に抑えるなど、極めて自然なワイン造りを行っています。モルゴン、レニエ、ブルイィといった名高いクリュに畑を所有し、ガメイ種の純粋さとテロワールの個性を最大限に引き出しています。そのワインは、果実味の鮮やかさと驚くほどの飲み心地の良さを兼ね備えており、世界中の自然派ワイン愛好家から高く評価されています。
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Domaine Jean Foillard
ドメーヌ・ジャン・フォワイヤール
ドメーヌ・ジャン・フォワイヤールは、ボジョレーのモルゴンを拠点とする伝説的な生産者です。「ギャング・オブ・フォー」の一員であるジャン・フォワイヤールは、妻のアニェスと共に、ジュール・ショーヴェの哲学を継承し、自然派ワイン造りを実践しています。畑では化学肥料を一切使用せず、醸造過程でも亜硫酸塩の添加を極力避ける手法を貫いています。特に名高い「コート・デュ・ピィ」から生まれるワインは、深い奥行きとストラクチャー、そして長期熟成能力を備えており、ブルゴーニュのグラン・クリュに匹敵するエレガンスと評されます。フォワイヤールのワインは、ガメイ種がテロワールを反映した極めて複雑で偉大なワインになり得ることを世界に証明しました。
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shop.kermitlynch.com/producer/foillard-jean/Domaine Jean-Paul Thévenet
ドメーヌ・ジャン・ポール・テヴネ
ドメーヌ・ジャン・ポール・テヴネは、ボジョレーのモルゴンを拠点とする伝説的な生産者であり、自然派ワインの先駆けとなった「ギャング・オブ・フォー(4人組)」の一員です。現在は息子シャルリーと共に運営され、ヴィエイユ・ヴィーニュ(古木)のガメイを尊重し、有機栽培とセラーでの最小限の介入を徹底しています。彼らのワインは、化学肥料や過度な亜硫酸を使用せず、モルゴンのテロワールを純粋に表現した、深みと熟成能力を備えた逸品として高く評価されています。
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Domaine Marcel Lapierre
ドメーヌ・マルセル・ラピエール
ドメーヌ・マルセル・ラピエールは、ボジョレー地区モルゴンに拠点を置く、自然派ワイン運動のパイオニアとして世界的に知られる伝説的な生産者です。ジュール・ショーヴェの薫陶を受けた故マルセル・ラピエールは、化学肥料や亜硫酸添加を排除した「ヴァン・ナチュール」の哲学を確立しました。現在は息子マチューと娘カミーユがその遺志を継承し、テロワールを純粋に表現したガメイを生産しています。彼らのワインは、そのエレガンス、シルキーな質感、そして驚異的な熟成能力で高く評価されており、自然派ワインが世界最高峰の品質に到達できることを証明し続けています。
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www.marcel-lapierre.com/Guy Breton
ギー・ブルトン
ギー・ブルトンは、ボジョレーのヴィリエ・モルゴンを拠点とする伝説的な生産者です。マルセル・ラピエール、ジャン・フォワヤール、ジャン=ポール・テヴネと共に「ギャング・オブ・フォー」の一員として、自然派ワインのムーブメントを牽引しました。工業的な添加物を排除し、有機栽培を実践することで、モルゴンのテロワールを純粋に表現したワインを生み出しています。「プティ・マックス」の愛称で親しまれる彼のワインは、エレガンスとシルキーな質感、そして驚くべき飲み心地で知られ、ガメイ種が人為的な介入なしに深い複雑性を持ち得ることを証明しています。
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Kewin Descombes
ケヴィン・デコンブ
「ケケ」の愛称で親しまれるケヴィン・デコンブは、ボジョレー地区の次世代を担う注目の生産者です。自然派ワインの巨匠ジョルジュ・デコンブの息子として、幼少期から最小限の介入によるワイン造りを学びました。2013年、21歳のときに父の畑の一部を引き継いで初ヴィンテージをリリースし、現在はモルゴンにある約6〜7ヘクタールの畑(最古の樹は樹齢約80年)をオーガニックで管理しています。醸造は自生酵母による自然発酵とセミ・カルボニック・マセラシオンを基本とし、亜硫酸はほぼ無添加。彼のワインは、ブドウ本来の純粋さと鮮やかな果実味、卓越した飲み心地を表現し、ボジョレーの真のテロワールを体現しています。
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Michel Guignier
ミシェル・ギニエ
ボジョレーのヴィリエ・モルゴンで4代続く生産者、ミシェル・ギニエ。ビオディナミ農法を実践し、化学肥料を一切排除することでテロワールの個性を最大限に引き出しています。最大70年の古木が植わる畑は、花崗岩と「ロッシュ・プリュ(朽ちた岩)」と呼ばれる独特の土壌で構成されています。醸造においても極めてミニマリストであり、亜硫酸塩を一切添加しないワイン造りを行っています。そのワインは純粋さと鮮やかな酸、そしてガメイ種が持つ土地の個性をありのままに表現した味わいで高く評価されています。
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ペアリング
ローストチキン、シャルキュトリー、赤身肉のグリル、キノコのリゾット、伝統的なリヨン料理、焼き鳥(タレ)、すき焼き。
よくある質問
- 「モルゴネ(morgonner)」とはどういう意味ですか?
- モルゴンのワインが熟成するにつれて、ピノ・ノワールのような複雑な風味や大地を思わせる深みを帯びていく特性を指します。
- モルゴンのワインはすべて自然派ワインですか?
- すべての生産者が認証を受けているわけではありませんが、モルゴンは自然派ワイン運動の世界的中心地であり、多くの生産者がビオディナミや人為的介入を最小限に抑える栽培を行っています。
- コート・デュ・ピィとは何ですか?
- モルゴンで最も有名な区画(クリマ)で、「ロッシュ・プーリ(腐った岩)」と呼ばれる青みがかった片岩の火山性丘陵です。アペラシオンで最も骨格があり長期熟成に向くワインを生み出します。
- モルゴンは他のボジョレーのクリュとどう違いますか?
- 10のクリュの中でも特にフルボディで熟成向きのタイプです。フルーリーやシルーブルのような軽やかなクリュに比べ、より濃い果実味としっかりした骨格を持ち、5〜10年以上の熟成にも耐えます。
- モルゴンを有名にした生産者は誰ですか?
- ジュール・ショーヴェの思想を受け継いだマルセル・ラピエールと「ギャング・オブ・フォー」(ラピエール、ジャン・フォワイヤール、ジャン=ポール・テヴネ、ギィ・ブルトン)です。彼らの亜硫酸を極力使わない醸造が、モルゴンを自然派ワインの聖地に押し上げました。