シャサーニュ・モンラッシェ
Chassagne-Montrachet
モンラッシェの丘を擁するブルゴーニュ白ワインの頂点
シャサーニュ・モンラッシェはブルゴーニュ・コート・ド・ボーヌに位置する村名アペラシオン。ピュリニー・モンラッシェと世界最高の白ワインを生む「モンラッシェの丘」を共有する。3つのグラン・クリュ(ル・モンラッシェ、バタール・モンラッシェ、クリオ・バタール・モンラッシェ)と19のプルミエ・クリュを擁し、標高220〜325mの東向き石灰質斜面でシャルドネの豊かな果実味とミネラルを生み出す。ピノ・ノワールによる赤ワインも生産される。
こんな方に: ミネラル豊かな熟成シャルドネを求めるワイン愛好家、特別な食事に合わせる長熟ワインを探す方。
サブ地域はまだ登録されていません。
生産者
Domaine Bernard Moreau et Fils
ドメーヌ・ベルナール・モロー・エ・フィス
1809年にオーギュスト・モローがラ・マルトロワ畑向かいに初のセラーを建てたことに始まる、シャサーニュを代表する歴史的ドメーヌ。1977年にベルナール・モローの名でドメーヌを確立、アレックスが1995年に加わり「エ・フィス」と改称。アレックスは2020年に醸造を完全掌握し、2021年ヴィンテージからはドメーヌ・アレックス・モローとしてリリース。1939年植栽の老樹を含む約12haを所有。粘土質土壌が生む豊かさと官能的な果実味が特徴。
探索する →
Domaine Blain-Gagnard
ドメーヌ・ブラン・ガニャール
1980年にジャン・マルク・ブランがジャック・ガニャールの次女クロディーヌと結婚して設立。ジャン・マルクはサンセール出身でディジョンでエノロジーを学んだ。ル・モンラッシェ、バタール・モンラッシェ、クリオ・バタール・モンラッシェの3グラン・クリュを含む20.5エーカーを所有。息子マルク・アントナンも参画。1683年まで遡るガニャール家とドラグランジュ・バシュレ家の遺産を受け継ぐ。パワーよりエレガンスを優先する醸造哲学。
探索する →
Domaine Caroline Morey
ドメーヌ・カロリーヌ・モレ
カロリーヌ・モレ(ジャン・マルク・モレの長女、1950年にドメーヌ元詰めを確立したアルベール・モレの孫)が父の引退を機に2014年ヴィンテージを初リリース。シャサーニュ・モンラッシェ、サントネー、ボーヌにわたる7haを管理(約60%シャルドネ、40%ピノ・ノワール)。夫ピエール・イヴと同一セラーを共有し、自生酵母・350Lバリック(新樽25%)・バトナージュなし・15〜20ヶ月のシュール・リー熟成を実践。クリオ・バタール・モンラッシェ、プルミエ・クリュ・カイユレ、レ・ヴェルジェが主要キュヴェ。
探索する →
www.colinmorey.com/Domaine Fontaine-Gagnard
ドメーヌ・フォンテーヌ・ガニャール
1985年にリシャール・フォンテーヌとローランス・ガニャール(ジャック・ガニャールの長女)が設立。12haの畑はガニャール家から受け継いだもの。2007年から娘セリーヌ・フォンテーヌが指揮を執り、元ルソー(2006〜2017年)のフレッド・ロベールも参画。シャサーニュで3つのグラン・クリュと12のプルミエ・クリュを持つ。自然酵母発酵、樽熟成12〜18ヶ月という伝統的手法でテロワールを純粋に表現。
探索する →
www.domaine-fontaine-gagnard.com/Domaine Jean-Noël Gagnard
ドメーヌ・ジャン・ノエル・ガニャール
18世紀初頭に遡る歴史を持つドメーヌ。ジャン・ノエル・ガニャールが現代的な評判を築き、1989年に娘カロリーヌ・レスティメが引き継ぐ。12.5haは2014年よりオーガニック認証を取得し、ビオディナミ農法で栽培。白のプルミエ・クリュ・シャサーニュを10種、村名を3種、赤を5種リリース。白は新樽比率30%で熟成し、若いうちは控えめだが瓶内熟成で開花する。
探索する →
www.domaine-gagnard.com/Domaine Marc Colin et ses Fils
ドメーヌ・マルク・コラン・エ・セ・フィス
1970年にマルク・コランがサン・トーバンに設立。シャサーニュ・モンラッシェとサン・トーバン約6haからスタートし、1980〜90年代に大幅拡張。兄のピエール・イヴ(2005年)とジョセフ(2017年)が独立後、現在はダミアンとカロリーヌ・コランが11.5haを管理。ブルゴーニュ・アリゴテからル・モンラッシェまで24アペラシオンをリリース。サン・トーバンがポートフォリオの中心。手摘み収穫、リュット・レゾネのサステナブル農業。一部の畑は1世紀以上の家族の歴史を持つ。
探索する →
www.marc-colin.com/Domaine Michel Niellon
ドメーヌ・ミシェル・ニーヨン
19世紀のレオン・ニーヨン創設に始まるシャサーニュの老舗。1950年代からミシェルが父と共に仕事を始め、1960年代にドメーヌ元詰めを開始。4haという小規模ながら村内最高峰の評価を確立した。1991年からは義息子ミシェル・クトーと、近年は孫のマシュー・ブレッソンも加わる。リュット・レゾネの持続可能な農業、手摘み収穫、自然酵母発酵で伝統と現代を両立。シュヴァリエ・モンラッシェとシャサーニュのプルミエ・クリュが特に高評価。
探索する →
Domaine Paul Pillot
ドメーヌ・ポール・ピヨ
ジャン・バティスト・ピヨが19世紀後半に樽職人から転身して始めたブドウ栽培の歴史を持つ。1968年にポール・ピヨが継承し、クロ・サン・ジャン、グランド・リュショット、カイユレ、グランド・モンターニュなど名高いプルミエ・クリュを取得。現在はティエリー・ピヨ(2007年〜)が13haを管理。除草剤不使用・持続可能な土壌管理・適切な熟度へのこだわりとデリケートな樽熟成で芳香の強度とミネラルの個性を引き出す。
探索する →
Domaine Pierre-Yves Colin-Morey
ドメーヌ・ピエール・イヴ・コラン・モレ
ピエール・イヴ・コラン・モレは、2006年に父マルク・コランの下での研鑽を経て独立した、ブルゴーニュで最も高く評価される醸造家の一人です。シャサーニュ・モンラッシェを拠点とし、350リットルの大樽、天然酵母発酵、最小限の介入という哲学で、驚異的な純粋さと精密さを持つ最高の白ブルゴーニュを産出することで知られています。
探索する →
www.colinmorey.com/Domaine Ramonet
ドメーヌ・ラモネ
ドメーヌ・ラモネはシャサーニュ・モンラッシェで最も著名なドメーヌのひとつ。ピエール・ラモネが1930年代からモンラッシェの丘に畑を購入し始め、現在はノエルとジャン・クロード・ラモネが15ヘクタール超を管理する。ル・モンラッシェ、バタール・モンラッシェ、ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ、シュヴァリエ・モンラッシェのグラン・クリュ区画を所有。低収量・老樹・長期シュール・リー熟成(バトナージュ最小限)が哲学の根幹。手摘み収穫、白赤ともに新樽比率33%で熟成。
探索する →
ペアリング
伊勢海老・帆立貝のクリームソース、バターソテーの白身魚、鶏肉のクリーム煮。赤はキノコ料理、鴨のロースト、和食では松茸土瓶蒸しとも好相性。
よくある質問
- シャサーニュとピュリニー・モンラッシェの違いは何ですか?
- シャサーニュは粘土質が多く、よりボディのある果実味豊かなシャルドネを生む。ピュリニーはより繊細でタイトなミネラルが特徴。シャサーニュは赤ワインの生産量も多い。
- シャサーニュ・モンラッシェのグラン・クリュは何ですか?
- ル・モンラッシェ(ピュリニーと共有)、バタール・モンラッシェ(ピュリニーと共有)、クリオ・バタール・モンラッシェ(シャサーニュ単独)の3つです。
- プルミエ・クリュの熟成期間はどのくらいですか?
- レ・カイユレやラ・ロマネなどのトップ区画は、偉大なヴィンテージで15〜25年の熟成ポテンシャルを持つ。
- シャサーニュ・モンラッシェの赤ワインは美味しいですか?
- はい。ラモネやモローなど優れた生産者がクロ・サン・ジャンやラ・ブードリオットなどのプルミエ・クリュから質の高い赤ワインを造っています。