バローロ「ヴィーニェ・ヴェッキエ」カッシーナ・ダルディ
Barolo "Vigne Vecchie" Cascina Dardi
ア・エ・ジェ・ファンティーノ
Nebbiolo
このワインについて
ブッシア・クリュの温暖な南向き斜面、粘土質土壌に植わる樹齢約65年の古樹のみから造られる限定キュヴェ。赤い果実、ドライハーブ、タバコの葉、使い込んだ革、アニスのニュアンスが層をなす、テクスチャー豊かな味わい。年間最大250ケースという極めて少量生産で、2013年ヴィンテージを最後にリリースが終了した。
すでに終売となった希少な古樹畑キュヴェ。気軽な一杯というより、コレクター向けにセカンダリーマーケットで探す価値のある一本。
ソムリエより
"ダルディ最古参の畑の個性を最も豊かに映し出していた、今はなきキュヴェ。入手困難になりつつあるが、見つけたら試す価値がある。"
どんな場面で?
じっくり煮込んだ肉料理やきのこ料理、熟成したペコリーノやカステルマーニョチーズとよく合う。牛すじの赤ワイン煮込みなどにも。
こんなシーンに
コレクター向けのテイスティング会、通常のブッシアとの飲み比べ
スペック
- ブドウ品種
- Nebbiolo
- スタイル
- 赤
- 価格帯(目安)
- 15,000〜25,000円以上(セカンダリーマーケット、ヴィンテージにより変動)
テロワール・醸造
ブッシア・ダルディ区画の粘土質土壌に植わる、樹齢平均約65年のネッビオーロ100%。伝統的な長期マセラシオンと、大型スラヴォニアンオーク樽での熟成。年間約250ケース限定生産で、2013年ヴィンテージを最後に終売となった。
よくある質問
- 現在も生産されていますか?
- いいえ。2013年ヴィンテージを最後に終売となり、現在は生産されていません。
- 通常のブッシアとの違いは?
- 樹齢約65年という自社畑最古参の区画のみから造られ、年間約250ケースという極めて少量生産でした。
- どんな味わいでしたか?
- 古樹らしいテクスチャーの豊かさが特徴で、赤い果実、ドライハーブ、タバコの葉、革、アニスのニュアンスが感じられます。
- 今でも入手できますか?
- 専門のワインショップやオークション・セカンダリーマーケットで、旧ヴィンテージの在庫を探すことになります。
このワインについて、もっと聞きたいですか?
Vinami のソムリエが、あなたの疑問に答えます。
ソムリエに相談する同じ生産者の他のワイン
Barbera d'Alba Superiore
バルベーラ・ダルバ・スペリオーレ
赤Barbera
ファンティーノ兄弟が自社の古樹ダルディ畑で育てるバルベーラから造られる、果実味豊かでフレッシュな赤ワイン。ステンレスタンクで熟成させることで、若々しい果実感と品種の個性をそのまま活かしている。チェリー、クランベリー、ブラッドオレンジの香りに、はつらつとした酸が特徴。ヴィンテージによって力強く凝縮感のあるタイプから、より繊細でエレガントなタイプまで表情が変わる。
Barolo Bussia "Cascina Dardi"
バローロ・ブッシア「カッシーナ・ダルディ」
赤Nebbiolo
モンフォルテ・ダルバのブッシア・クリュ、その中心区画「ダルディ」の自社畑のみから造られる、ファンティーノ兄弟の看板バローロ。天然酵母で発酵させ、伝統的なスラヴォニアンオークの大樽(ボッティ)で熟成。濾過は最小限、亜硫酸添加も控えめに瓶詰めされる。骨格がしっかりしていながらテクスチャーは滑らかで、黒い果実の凝縮感と、伝統的バローロらしいタール・バラのニュアンスを併せ持つ。
Barolo Bussia Riserva "Cascina Dardi"
バローロ・ブッシア・リゼルヴァ「カッシーナ・ダルディ」
赤Nebbiolo
ファンティーノ兄弟がブッシア・ダルディ区画から選りすぐった葡萄のみを使い、優れたヴィンテージのみにリリースするリゼルヴァ。長期熟成を経て、バラ、チェリー、スパイス、レザーの複雑な香りが折り重なる、深みと余韻のある味わい。ヴィナス誌のアントニオ・ガッローニなど評論家からも高い評価を得ている。
Barolo Chinato
バローロ・キナート
甘口Nebbiolo
自社のバローロにキナ皮(カリサヤ)、ゲンチアナ、コロンボ、セントーリーなどのハーブを漬け込んで造る、ピエモンテの伝統的なアロマタイズドワイン。配合は門外不出の家伝レシピで、イタリアの規定によりヴィンテージ表記は行われない。甘く、スパイス感豊かで、口当たりは濃厚かつ豊満。甘い薬草香、オレンジピールのほろ苦さ、長く複雑なハーブの余韻が続く。今や造り手が減りつつある伝統様式を、ファンティーノ兄弟は専門的に継承している。
Laboro Disobedient
ラボーロ・ディスオビディエント(ラボーロ・ディスビディエンテ)
赤Nebbiolo
2005年、本来はリゼルヴァとしてリリースされるはずだったワインが、行政上の手違いでDOCG認証を受けられなかったことから生まれた異色の一本。ファンティーノ兄弟はそれを別の名前でリリースすることを選び、2010年以降も意図的にこのスタイルを継続。造り自体はバローロ・リゼルヴァそのものでありながら、あえてイタリアワイン法上最も格付けの低い「ヴィーノ・ロッソ(テーブルワイン)」区分でリリースされる。名前の「ラボーロ」は「バローロ」と「労働(ラボーロ)」を掛けた言葉遊びで、「ディスビディエンテ(不服従)」は規格への反骨精神を表す。ブッシア・クリュ南向き斜面の樹齢60年超の古樹から、開放式の木桶で発酵し、使い古した大樽で5年間熟成。現代的な技術は一切用いない。深みがあり骨太で、ダークフルーツにお香・紅茶・スパイスを思わせるバルサミックなニュアンス、噛みごたえのあるタンニンが余韻に続く。
Nepas
ネパス(ネッビオーロ・パッシート)
甘口Nebbiolo
「ネッビオーロ・パッシート」を略した名を持つ、希少な陰干し(パッシート)製法のワイン。今や造り手が減りつつある伝統技法を、ファンティーノ兄弟が専門的に継承している。バローロ用より2〜3週間早く収穫したブドウを、クリスマス頃まで陰干しした後に圧搾する。残糖はわずか約3g程度とほぼ辛口に近く、しばしば『アマローネとバローロの中間』と評される。ナッツ、スパイス、ドライハーブ、ドライフルーツ、スモークされた肉のような複雑な香りが特徴。