このワインについて
余市町登地区の木村農園(木村幸司)が1985年に植えた、日本最古級のピノ・ノワール古樹から、10Rワイナリーのブルース・ガットラヴが醸造。木村農園の土壌は余市に多い火山性黒土ではなく砂質粘土ローム(赤粘土)で、このミネラル豊富な土壌がワインに独特の塩味感と複雑さをもたらす。約95%除梗・5%全房の野生酵母発酵後、フランス産中古オーク樽で14〜16ヶ月熟成。無清澄・無濾過でビン詰め。コペンハーゲンの「ノマ」ソムリエがリストに加えた、日本ピノ・ノワールの頂点に立つ一本。
ブルゴーニュのピノ・ノワールが好きなら、日本版はここから。スルスル飲めるのに奥が深い。タンニンは絹のように滑らかで、余韻に北海道の海風を感じる塩味が残る。
ソムリエより
"木村農園のピノ・ノワールは1985年植え――北海道のワイン産地としての存在すら知られていなかった頃から、この樹は静かに樹齢を重ねてきた。赤粘土ローム土壌に深く伸びた40年超の根が生み出す構造密度と塩味の深さは、若木には真似できない。2018年はCT94点。2019年(16ヶ月樽熟成、TA 7.2 g/L)は2032年まで楽しめる熟成ポテンシャルがある。"
どんな場面で?
鮭の醤油グレーズ焼き、鴨のつけ麺、鶏もも・鴨の炭火焼き、豚の角煮、キノコ料理(松茸・椎茸・えのき)と好相性。塩味の効いたミネラル感がサーモンの刺身やウニとも合う。フランス料理なら鴨のロースト、コック・オー・ヴァン、兎のシチュー、キノコのパスタなど。北海道エゾ鹿やラムとのペアリングも秀逸。
こんなシーンに
和食の特別な食事会、ブルゴーニュ好きへの日本ワイン入門ギフト、5〜10年の熟成候補、北海道の海鮮・ジビエ料理を囲む宴
スペック
- ブドウ品種
- Pinot Noir
- スタイル
- 赤
- アルコール度数
- 14.1
- 価格帯(目安)
- 4,620〜6,740円
テロワール・醸造
北海道余市町登地区・木村農園産ピノ・ノワール100%。1985年植え(樹齢40年超)。土壌:砂質粘土ローム(赤粘土)。ヴィンテージにより約95%除梗・約5%全房(2022年は初の全房100%)。野生酵母でのスキンコンタクト発酵(3週間)後、中古フランス産オーク樽に移し14〜16ヶ月(2022年は約2年)熟成。マロラクティック発酵も自然進行。ビン詰め時に最小限の亜硫酸塩添加(2019年は約40ppm)。無清澄・無濾過。アルコール度数:約14.0〜14.1%。
よくある質問
- KWtN 木村農園 ピノ・ノワールとこことある ピノ・ノワールの違いは?
- 同じ余市・木村農園のピノ・ノワールを使い、同じブルース・ガットラヴが10Rワイナリーで醸造しています。違いはラベル:KWtNは10Rワイナリー名義でリリース、こことあるはococoファーム・ワイナリーとのコラボラベルでリリース。テロワールも醸造家も同一です。
- 木村農園の樹齢はどのくらいですか?
- 1985年植えで、2025年時点で樹齢40年超。日本最古級のピノ・ノワール樹のひとつです。古樹は収量が少なく果実が凝縮しやすく、土壌深くまで根を張るため、若木では得られない構造密度とミネラル感を生み出します。
- このワインは熟成できますか?
- はい。2019年ヴィンテージはTA 7.2 g/Lの高い酸と引き締まった構造を持ち、5〜10年以上の熟成ポテンシャルがあります。2021年7月にビン詰めされた2019年は2028年以降まで楽しめます。2020年など柔らかいヴィンテージは若いうちから飲みやすい。
- なぜノマのワインリストに選ばれたのですか?
- コペンハーゲンのノマのヘッドソムリエが10Rの自社畑ピノ「上幌ワイン 風」を「世界最高の赤ワイン」と称し、ノマの京都ポップアップのワインリストに10Rの3ワインが掲載されました。世界最高峰のレストランが選んだ日本ワインとして、10Rの名を世界に知らしめた出来事です。
- どこで購入できますか?
- IMADEYA、葡萄屋、酒醸やなせ、THE CELLARなどの自然派ワイン専門店のほか、ococoファームのオンラインショップでこことあるシリーズ版も取り扱っています。人気で在庫が限られるため、入荷情報を定期チェックするか、ワイン専門ショップのメーリングリストに登録することをお勧めします。
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