北海道
Hokkaido
エレガントな白と洗練されたピノ・ノワールが光る、日本屈指の冷涼産地。
北海道について
- 掲載している生産者
- 71軒
- アペラシオン
- 9地域
- ワイナリーの多い市町村
- 余市町・岩見沢市
- 2010年以降の設立
- 75%
- 設立年がわかる68軒のうち51軒
日本最北端の主要島、北海道は日本で最も注目度の高いワイン産地として台頭している。冷涼な大陸性気候、夏の長い日照時間、多様な火山性・粘土質土壌がブルゴーニュ品種(ピノ・ノワール、シャルドネ)の栽培に理想的な条件を提供する。主要ワイン産地には余市(冷涼なピノ・ノワール・シャルドネ)、池田、そして道南の函館地区が含まれ、函館はドメーヌ・ド・モンティーユによる国際投資の舞台となっている。
こんな方に
冷涼でテロワールを感じるワインを求める方や、美しいブドウ畑を巡る旅を好む方。
ペアリング
新鮮な魚介類、寿司、刺身、ホタテのグリル、北海道のカニ、旬の和野菜料理。
北海道のワイナリーマップ
Vinamiに掲載している北海道のワイナリーのうち、所在地を確認できた71軒を地図と一覧で紹介します。
番地が公開されていない3軒は地図には表示せず、下の一覧にだけ載せています。
市町村別のワイナリー
- 余市町22軒
- オチガビワイナリー2013年設立
- キャメルファームワイナリー2014年設立
- じきの畑2017年設立
- ドメーヌ・アツシスズキ2015年設立
- ドメーヌ・タカヒコ2010年設立
- ドメーヌ・ユイ2020年設立
- ドメーヌモン2016年設立
- ニトリワイナリー2025年設立
- フィールドオブドリームスワイナリー2021年設立
- ミソノ・ヴィンヤード2021年設立
- モンガク谷ワイナリー2018年設立
- ヨカワイナリー2018年設立
- ラン・セッカ2020年設立
- リタファーム&ワイナリー2013年設立
- ローブロウクラフト2022年設立
- ワイナリー夢の森2016年設立
- 山田堂2021年設立
- 登醸造2014年設立
- 藤澤農園(委託醸造)
- 平川ワイナリー2015年設立
- 木村農園(委託醸造)
- 余市ワイナリー1974年設立
- 岩見沢市7軒
- 10Rワイナリー2012年設立
- KONDOヴィンヤード2017年設立
- イレンカ2012年設立
- ナカザワヴィンヤード2002年設立
- ワイン畑浦本2023年設立
- 栗澤ワインズ2017年設立
- 宝水ワイナリー2006年設立
- 仁木町4軒
- NIKIヒルズ・ワイナリー2014年設立
- ドメーヌ・ブレス2020年設立
- ピュール2025年設立
- ベリーベリーファーム&ワイナリー仁木2009年設立
- 札幌市3軒
- さっぽろ藤野ワイナリー2009年設立
- ばんけい峠のワイナリー2001年設立
- 八剣山ワイナリー2011年設立
- 長沼町3軒
- マロワインズ2022年設立
- 北海道スペースワイナリー2023年設立
- 北海道自由ワイン2006年設立
- 上富良野町2軒
- アグリシステム株式会社(ワイナリー カムイ・メトッ・ヌプリ)2023年設立
- 多田ワイナリー2016年設立
- 池田町2軒
- 十勝まきばの家ワイナリー2021年設立
- 十勝ワイン1963年設立
- ニセコ町1軒
- ニセコワイナリー2016年設立
- 安平町1軒
- ダイナックス アーロムワイナリー2026年設立
- 奥尻町1軒
- 奥尻ワイナリー2008年設立
- 乙部町1軒
- おとべワイナリー1976年設立
- 音更町1軒
- 十勝が丘ワイナリー2025年設立
- 歌志内市1軒
- 上歌ヴィンヤード2016年設立
- 芽室町1軒
- めむろワイナリー2020年設立
- 砂川市1軒
- 高橋農園2016年設立
- 七飯町1軒
- はこだてわいん1973年設立
- 千歳市1軒
- 千歳ワイナリー1988年設立
- 壮瞥町1軒
- 奥洞爺ワイナリー(仲とうや醸造所)2025年設立
- 帯広市1軒
- 帯広ワイナリー2019年設立
- 滝川市1軒
- えべおつWein2021年設立
- 中富良野町1軒
- ドメーヌレゾン2019年設立
- 弟子屈町1軒
- 弟子屈ワイナリー2024年設立
- 洞爺湖町1軒
- 月浦ワイナリー2000年設立
- 函館市1軒
- ド・モンティーユ&北海道2016年設立
- 富良野市1軒
- 富良野市ぶどう果樹研究所(富良野ワイン)1972年設立
- 北斗市1軒
- 農楽蔵2012年設立
- 名寄市1軒
- 森臥ワイナリー2019年設立
- 蘭越町1軒
- 松原農園1993年設立
所在地と設立年は、各ワイナリーの公式サイトや自治体・業界団体などの公開情報で確認しています。出典は各生産者のページに記載しています。
生産者
Bankei Toge Winery
ばんけい峠のワイナリー
「ばんけい峠のワイナリー」は2001年、田村修二氏によって設立された、札幌市初のワイナリーです。札幌中心部から車で約15分、緑豊かな中央区盤渓の谷あいに位置し、自社畑で育てたぶどうに加え、仁木町や壮瞥町など道内各地から仕入れた果実を使い、夫婦二人を中心とした少人数体制で手作りのワイン造りを行っています。酸化防止剤無添加にこだわり、フリーラン果汁のみを天然酵母で発酵。ぶどうは房ごとに丁寧に手選果し、地面に触れて酸化した果実は使用しないなど品質管理を徹底しています。ワインのほか、シードルやハスカップ・木いちごなどの果実酒、北海道産小麦「はるゆたか」を使ったパン、自家製チーズも製造。週末には試飲やテラスでの食事が楽しめる、地域のワイン文化発信の拠点にもなっています。
探索する →
sapporo-bankei-winery.jimdofree.com/Chitose Winery
千歳ワイナリー
千歳ワイナリー(北海道中央葡萄酒株式会社)は、山梨・甲州市の老舗ワイナリー中央葡萄酒(グレイスワイン)の第2ワイナリーとして1988年に創業。千歳市の特産品ハスカップを使ったフルーツワイン造りから始まりました。1993年には余市町・木村農園産のぶどうを使ったワイン造りにも着手し、2011年にグレイスワインから分社独立して「北海道中央葡萄酒株式会社」となりました。代表の三澤計史氏は中央葡萄酒3代目代表の息子で、「ピノ・ノワールは繊細かつエレガントに、ケルナーは爽やかでフレッシュに」を信条に、力強さより上品さを追求しています。フラッグシップの「北ワイン」シリーズは、風船状のバルーンでやさしく搾る独自の圧搾法で酸化を防ぎ、白はステンレスタンク、赤は木樽で熟成。札幌軟石造りの石蔵は千歳駅近くにあり、低アルコールのハスカップワインでも親しまれています。
探索する →
www.chitose-winery.com/Hakkenzan Winery
八剣山ワイナリー
2011年、札幌市南区・八剣山の麓に設立された八剣山ワイナリー(八剣山さっぽろ地ワイン研究所)。地質を専門とする創業者・亀和田俊一氏が、かつての扇状地に堆積した礫質土壌に着目し、2008年から試験栽培を開始したことがルーツ。カベルネ・フラン、ツヴァイゲルトレーベ、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・グリなど25品種以上を自社畑で試験栽培し、地元契約農家のぶどうも合わせて醸造している。石が蓄熱しミネラル分を与える礫質土壌と、山に囲まれた寒暖差の大きな気候が個性を生む。独自開発の濃縮技術「CuVT製法」により、人工凍結を使わずに甘口ワインを生産できるのも特徴。マルシェやキッチン、キャンプ場も併設し、「地域のため」を掲げる六次産業化拠点として札幌の食とワインを結びつけている。
探索する →
hakkenzanwine.com/Hokkaido Wine
北海道ワイン
日本最北の島の冷涼気候醸造のパイオニア。地元産のケルナー、ミュラー・トゥルガウ、ツヴァイゲルトレーベからワインを産出する北海道最大のワイナリー。
探索する →
www.hokkaidowine.comMatsubara Farm
松原農園
松原農園は、北海道磯谷郡蘭越町のニセコ山麓に広がる家族経営のワイナリーで、道内における個人ワイナリーの草分け的存在です。広島出身の園主・松原研二氏は、ドイツ系品種ミュラー・トゥルガウの繊細な魅力に惹かれ、1993年から自らブドウ栽培を開始。2014年に醸造所を構え、自家醸造をスタートしました。畑の面積は約1.2ヘクタールで、樹齢30年を超える古木も残ります。蘭越町は秋の気温が下がりやすく霜も降りにくいため、ブドウがゆっくりと熟し、ほのかな甘みと爽やかな酸、キレの良い喉越しを持つワインに仕上がります。スパークリングワイン用にはナイアガラも栽培。「飲んだ人がひとり残らず『うまい』と言ってくれるワイン」という信念のもと、特別な日のためではなく日常の食卓に寄り添う手頃な価格のテーブルワインづくりにこだわり、主に自社サイトや地元店舗を通じて販売しています。
探索する →
matsubarawine.com/Niseko Winery
ニセコワイナリー
ニセコワイナリーは北海道ニセコ町唯一のワイナリー。元国際機関・外資系銀行勤務の本間泰則氏が、2005年に羊蹄山麓の原野を購入し開墾を始めたことから始まった。2016年に羊蹄グリーンビジネス株式会社として正式設立し、2017年に初リリース。日本で有機JAS認証を受けたワイナリーはわずか2軒のみで、その一つ。約4ヘクタールの畑では農薬・化学肥料を一切使わず、冷涼な気候に適したバッカス、ツヴァイゲルトレーベ、ケルナー、ドルンフェンダーなどドイツ系品種を栽培。シャンパーニュ方式(瓶内二次発酵)による18ヶ月以上の熟成を経たスパークリングワイン専業で、白とロゼを展開する。単一品種ではなく毎年複数品種をブレンドする独自スタイルを採用しており(2019年の白は6品種使用)、収穫量の変動に応じて配合が毎年変わることで、その年ごとのニセコらしさを映し出している。
探索する →
yoteigreenbusiness.com/
アペラシオン
北海道の中の、さらに細かい産地です。
よくある質問
- 北海道で最も有名なブドウ品種は何ですか?
- 冷涼な気候への適応力が高いケルナーが代表的な白ワイン品種です。一方、ピノ・ノワールは特に余市を中心に赤ワインの看板品種となっています。
- 北海道の中で注目すべきサブリージョンはどこですか?
- 余市はブルゴーニュやシャンパーニュと同じ北緯43度に位置し、20以上のプレミアムワイナリーが集まる最も評価の高いサブリージョンです。空知や富良野も独自の大陸性気候と多様な土壌で注目を集めています。
- 北海道のワインは国際的に認められていますか?
- はい。特に余市のドメーヌ・タカヒコなどが生産するピノ・ノワールは国際的に高い評価を得ています。2025年には余市町とフランス・ブルゴーニュのジュヴレ=シャンベルタン村が友好協定を締結するほどになりました。
- 北海道の気候がワイン造りに適している理由は何ですか?
- 北緯42〜45度に位置し、大きな昼夜の寒暖差と低い湿度、収穫期の少雨という条件が重なります。これによりブドウはゆっくりと熟し、自然な酸味とミネラル感を保ったエレガントなワインが生まれます。
- 北海道のワイナリーを訪れるベストシーズンはいつですか?
- 9月下旬〜10月の収穫期が最も活気づく時期です。7〜8月の夏は美しいブドウ畑と、北海道名物のラベンダー畑を同時に楽しめるシーズンでもあります。