バーデン
Baden
ドイツで最も温暖な産地。芳醇なピノ・ノワールと白ワインの聖地。
バーデンについて
- 掲載している生産者
- 32軒
フランスと国境を接するドイツ最南端で最も温暖な産地。ボリューム感のあるシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)とグラウブルグンダー(ピノ・グリ)を産出。
こんな方に
芳醇でエレガントなピノ・ノワールを好む方や、地中海的なニュアンスを持つドイツワインを探している方に最適です。
ペアリング
鴨のロースト、ジビエ料理、焼き鮭、クリーム系パスタ、伝統的なドイツ風カツレツ(シュニッツェル)。和食では鰻の蒲焼きや鴨鍋とも好相性。
生産者
Andreas Laible
アンドレアス・ライブル
アンドレアス・ライブルは、バーデン地方オルテナウ地区のドゥルバッハに位置する家族経営ワイナリーで、その葡萄栽培の歴史は1672年まで遡るとされる。2002年からVDP(ドイツ格付け生産者協会)に加盟し、花崗岩・斑岩・片麻岩から成る南向きの急斜面約3.4ヘクタールを所有、その約6割にリースリング(地元ではクリンゲルベルガーとも呼ばれる)を栽培する。看板銘柄は名高い単一畑プラウエルライン(VDPエルステ・ラーゲ)産で、風化した花崗岩土壌が際立ったミネラル感・緊張感・熟成能力を生む。600以上のメダルを獲得し、DLG連邦栄誉賞(2015〜2017年)やバーデン州栄誉賞(2015〜2018年)を受賞するなど、ドイツで最も受賞歴の多い生産者の一つとされる。2016年のドゥルバッハー・プラウエルライン リースリング・アイスヴァインはAWCウィーンで世界チャンピオンに輝いた。息子アンドレアス・ライブル・ジュニアは2007年にドイツ最優秀新人醸造家に選出されている。
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www.andreas-laible.com/Axel Bauer
アクセル・バウアー
Weingut Axel Bauer(ヴァイングート・アクセル・バウアー)は、ドイツ・バーデン地方オルテナウ地区、フランス国境近くのビュール(Bühl)にある小規模生産者。元マーケティング職のアクセル・バウアーが2012年に自らワイン造りを始め、2015年に地元の醸造所を引き継ぎ、2019年に醸造家トルステン・クライン氏(ガイゼンハイム大学卒、Schlossgut DielやMeyer-Näkelでの経験を持つ)とともに正式にWeingut Axel Bauer GmbHとして設立された。有機栽培、厳格な収量制限、天然酵母による自然発酵、酵素無添加を実践している。シュペートブルグンダー、ヴァイスブルグンダー、グラウブルグンダー、シャルドネといったブルグンダー系品種に加え、温暖化に対応したシラー、グルナッシュ、マルベックなども栽培する。Vinum誌『Weinguide Deutschland 2024』でバーデン地方の「Aufsteiger des Jahres(ライジングスター)」に選出されたほか、2023年には「バーデンの年間最優秀生産者」にも選ばれている。※2025年に会社が倒産手続き・清算に入ったとの報道があり、現在の営業状況は購入推奨前に要確認。
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weingut-axel-bauer.de/Bernhard Huber
ベルンハルト・フーバー
バーデン地方ブライスガウ地区マルターディンゲンに拠点を置くヴァイングート・ベルンハルト・フーバーは、ドイツを代表するシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)の名門生産者です。創業者ベルンハルト・フーバー氏(1959–2014)は、協同組合にブドウを出荷する小規模農家から出発し、貝殻石灰岩(ムッシェルカルク)という稀少な土壌に約35haの畑を築き上げ、1995年にVDP(ドイツ高級ワイン生産者連盟)に加盟しました。低収量・全房発酵・バリック熟成というブルゴーニュ的な手法により、2008年にゴー・ミヨの「今年の生産者」に選出されるなど、「ドイツのピノ・ノワールがブルゴーニュに匹敵する」ことを証明した生産者として国際的な評価を確立しました。2014年の死去後は、息子ユリアン・フーバー氏と妻バルバラ・フーバー氏がその作風を継承し、VDPグローセ・ラーゲ(特級畑)に指定されるビーネンベルク(歴史的な区画ヴィルデンシュタインを含む)、ゾマーハルデ、シュロスベルク、アルテ・ブルクといった単一畑から、熟成能力の高いシュペートブルグンダーに加え、高評価のシャルドネやヴァイスブルグンダーも生み出しています。
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www.weingut-huber.com/Dr. Heger
ドクトル・ヘーガー
ドイツ・バーデン地方カイザーシュトゥールの火山地帯、イリンゲンに位置するドクター・ヘーガーは、ドイツ最高峰のシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)とグラウブルグンダー(ピノ・グリ)の生産者として名高いワイナリーです。1935年に町医者マックス・ヘーガー博士が創設し、1949年に息子ヴォルフガング(愛称ミムス)が継承、現在は三代目のヨアヒム・ヘーガーが妻シルヴィアとともに1992年から経営を担っています。名醸畑イリンガー・ヴィンクラーベルクとアッハカラー・シュロスベルクと分かち難く結びつき、火山性風化土壌が際立ったミネラル感と深みをワインに与えています。VDP(ドイツ高級ワイン生産者連盟)のメンバーであり、低収量と畑ごとの丁寧な栽培管理、テロワールを忠実に表現する精密な醸造で高く評価されています。
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www.heger-weine.de/Enderle & Moll
エンデルレ・ウント・モル
2007年、スヴェン・エンデルレとフロリアン・モルが、ワイン学校での研修やフランスでの醸造経験を経て、バーデン地方ミュンヒヴァイラーの小さなガレージで樽3つから始めたワイナリー。ドイツにおけるナチュラルワイン運動の先駆けの一つとされ、古樹のシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)を中心に、ミュラー・トゥルガウやピノ・グリ、ピノ・ブランも少量手掛ける。栽培は有機・ビオディナミが基本で低収量を徹底し、醸造は野生酵母による自然発酵、無清澄・無濾過、ブルゴーニュのドメーヌ・デュジャックなどから調達した使用済み樽での熟成といった最小限の介入にこだわる。できあがるワインは色が淡く、軽やかで酸が生き生きとしており、抽出や新樽由来の重厚さよりも赤ブルゴーニュに通じるエレガンスを志向する — この作風はドイツ産シュペートブルグンダーの評価を大きく塗り替えたと評されている。2019年に健康上の理由でスヴェン・エンデルレは離脱したが、フロリアン・モルは同じ屋号のもと新たなパートナーと共に生産を続けている。
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www.enderle-moll.deFranz Keller
フランツ・ケラー
フランツ・ケラーは、バーデンの火山地帯カイザーシュトゥールの中心、フォクツブルク=オーバーベルゲンに拠点を置く家族経営のワイナリーです。1895〜1900年頃に創業し、現在は3代目・4代目のフリッツ&フリードリヒ・ケラー親子が経営。約48haの畑は、火山性の風化岩(テフライト・玄武岩)とレス(黄土)が重なる土壌で、2014年からVDP(ドイツ高級ワイン生産者連盟)会員です。シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)、グラウブルグンダー、ヴァイスブルグンダーといったブルゴーニュ系品種を中心に、少量のメルロー・カベルネ・ソーヴィニヨンなどボルドー系品種やレンベルガーも栽培。重力を利用したセラーで最小限の介入により醸造し、一族はミシュラン星付きレストラン「シュヴァルツァー・アドラー」も運営しています。
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www.franz-keller.de/en/
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よくある質問
- バーデンはドイツで最も温暖なワイン産地ですか?
- はい、バーデンはドイツで最も温暖なワイン産地として公式に認められています。アルザスが西からの冷たい風を遮り、シュバルツバルト(黒い森)が北からの寒気を防ぐことで、温暖な気候が保たれています。
- バーデンで最も有名なブドウ品種は何ですか?
- シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)が最も有名で広く栽培されており、エレガントでコクのある赤ワインはブルゴーニュのトップクラスに匹敵すると言われています。
- バーデンのテロワールにはどのような特徴がありますか?
- カイザーシュトゥールの火山性玄武岩、マルクグレーフラーランドのレスや石灰岩、シュバルツバルト山麓の花崗岩・片麻岩など、多様な土壌が存在し、個性豊かなワインを生み出しています。
- バーデンが誇る白ワインはどれですか?
- グラウブルグンダー(ピノ・グリ)とヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)が特に優れており、温暖な気候のおかげで他のドイツ産地より豊かでふくよかな味わいの白ワインが生まれます。
- バーデンは他のドイツ産地とどう違いますか?
- リースリングが主役の他の産地と異なり、バーデンはフランス国境に近い温暖な南部に位置することから、ブルゴーニュスタイルの赤ワインとボリューム感のある白ワインに強みを持つ独自のキャラクターを持っています。