シュターツヴァイングート・フライブルクについて
シュターツヴァイングート・フライブルクは、ドイツでも数少ない州立ワイナリーのひとつで、バーデン=ヴュルテンベルク州農村地域・消費者保護省傘下の州立ワイン研究機関(Staatliches Weinbauinstitut, WBI)フライブルクによって運営されている。その起源は1842年、ブランケンホルン兄弟がカイザーシュトゥールのブランケンホルンスベルクに私的な研究用ブドウ畑を開いたことに遡る。後にアドルフ・ブランケンホルン教授がここでフィロキセラ対策の台木接木技術を確立し、ドイツのブドウ栽培学における画期的な業績を残した。1919年にバーデン農業会議所に売却され、1933年に国有化、第二次世界大戦後にバーデン=ヴュルテンベルク州の所有となり、以来商業的なワイン生産と応用研究を両立させている。1926年からのVDP会員であり、同協会でも最も歴史の長い会員のひとつ。フライブルクのシュロスベルク(VDP.GROSSE LAGE)、シュロスベルク・カンマー、イェーガーホイスレヴェーク、イエズイーテンシュロス(いずれもVDP.ERSTE LAGE)、およびカイザーシュトゥールの火山性土壌に位置するブランケンホルンスベルクのドクターガルテンを合わせ、約38ヘクタールを栽培する。主力品種はシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)で、リースリング、ヴァイスブルグンダー、グラウブルグンダー、シャルドネも生産。ヨハニターなど耐病性品種も手がけ、持続可能なブドウ栽培に向けた研究機関としての使命を反映している。
こんな方に
ワイン造りの科学的な側面に興味がある方、そしてマーケティングではなく研究に裏打ちされた造り手による、エレガントでテロワールを映すバーデン産ピノ・ノワールや辛口白ワインを楽しみたい方へ。
シュターツヴァイングート・フライブルクのワイン
キュヴェはまだ登録されていません。
よくある質問
- シュターツヴァイングート・フライブルクは本当に州営(国営)のワイナリーですか?
- はい。ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州が所有する州立ワイナリーで、1933年の国有化を経て第二次世界大戦後に州の所有となり、以来州立ワイン研究機関(Staatliches Weinbauinstitut)フライブルクが運営しています。
- 通常のVDP会員生産者と何が違うのですか?
- 州立の研究ワイナリーとして、商業的なワイン生産に加えてブドウ栽培・醸造に関する応用研究や教育も担っています。新しいクローンや台木、耐病性品種などは、しばしば自社畑でまず試験されてからバーデン地方全体に広まります。
- VDPの会員ですか?
- はい、1926年からVDP会員で、VDP.Badenの中でも最も歴史の長い会員のひとつです。
- 代表的な畑(単一畑)はどこですか?
- フライブルクのシュロスベルク(VDP.GROSSE LAGE)を筆頭に、シュロスベルク・カンマー、イェーガーホイスレヴェーク、イエズイーテンシュロス(いずれもVDP.ERSTE LAGE)、そしてカイザーシュトゥールの火山性土壌に位置するブランケンホルンスベルクのドクターガルテンが代表的な畑です。
- どの品種に注目すべきですか?
- 主力の赤品種はシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)。辛口白ではリースリング、ヴァイスブルグンダー、グラウブルグンダーが中心です。持続可能なブドウ栽培研究の一環として、ヨハニターなど耐病性品種の栽培にも取り組んでいます。