ヴォルネイ
Volnay
コート・ド・ボーヌ随一の優美さと花の複雑味。ピノ・ノワール専門の産地で、シルキーな質感が際立つ。
ヴォルネイはコート・ド・ボーヌに位置するブルゴーニュ屈指の赤ワイン産地で、ポマールとムルソーの間に挟まれた丘の上にある。標高約300mの石灰岩と粘土質土壌から生まれるピノ・ノワールは、力強さよりも繊細さ・花の香り・シルキーなテクスチャーで知られる。213haの畑に29のプルミエ・クリュを擁し、クロ・デ・デュク、カイユレ、シャンパン、タイユピエドが特に名高い。
こんな方に: 力強さより繊細さを求めるブルゴーニュ愛好家に。香りの豊かさと優雅な骨格を好む方に最適。
サブ地域はまだ登録されていません。
生産者
Domaine Joseph Voillot
ドメーヌ・ジョゼフ・ヴォワイヨ
ドメーヌ・ジョゼフ・ヴォワイヨはヴォルネイに深く根ざした家族経営のドメーヌで、現在はジョゼフ・ヴォワイヨの義息子ジャン=ピエール・シャルロと次世代が運営する。約11haのヴォルネイ・ポマール・ムルソーを所有し、ヴォルネイのシャンパン・クロ・デ・シェーヌ・フレミエ、ポマールのペズロールとリュジャンに強みを持つ。古樹・低収量・適度な樽使いという伝統的かつ真摯な醸造で、産地水準に対してアクセシブルな価格でテロワールの真実を伝えるワインを生む。
探索する →
www.joseph-voillot.comDomaine Marquis d'Angerville
ドメーヌ・マルキ・ダンジェルヴィル
ドメーヌ・マルキ・ダンジェルヴィルはヴォルネイを代表する最高峰のドメーヌ。クロ・デ・デュクというヴォルネイ唯一のモノポール・プルミエ・クリュを独占所有する。故マルキ・ジャック・ダンジェルヴィルは1930年代にネゴシアンの不正に立ち向かいドメーヌ元詰めを推進したブルゴーニュの改革者。現当主ギヨーム・ダンジェルヴィルがテロワールへの敬意と最小限介入の醸造を継承。ヴォルネイ、ポマール、ムルソーなど約15haを所有。
探索する →
www.domainedangerville.frDomaine Michel Lafarge
ドメーヌ・ミシェル・ラファルジュ
ドメーヌ・ミシェル・ラファルジュはヴォルネイで数世代にわたる歴史を持つ最も尊敬される蔵元のひとつ。故ミシェル・ラファルジュはブルゴーニュにおけるビオディナミ農法の先駆者で、2000年にドメーヌ全体をビオディナミに転換した。現在は息子フレデリックが10haのドメーヌを継承し、最小介入と生きた土への献身を続ける。クロ・デ・シェーヌ、クロ・デュ・シャトー・デ・デュク、ヴァンダンジュ・セレクシオネなどヴォルネイ最上のクリマを所有。
探索する →
www.domainelafarge.comDomaine Y. Clerget
ドメーヌ・Y・クレルジェ
ドメーヌ・Y・クレルジェ(イヴォン・クレルジェ)は、1268年からコート・ド・ボーヌで畑を営んできたヴォルネイの歴史的ドメーヌ。1936年にはヴォルネイ1級畑クロ・デュ・ヴェルスイユのモノポールを取得した。1983年からイヴォン・クレルジェが当主を務めたが、2009年に引退した際、息子ティボーはまだ修業中だったため、数年間はブドウをアンリ・ボワイヨに売却。ティボーはユドロ・ノエラで研鑽を積み、米国オレゴンのドメーヌ・ドルーアンやニュージーランドのガイゼン・エステートでも経験を重ね、2015年、24歳で自社元詰めを復活させた28代目当主となった。2018年から有機栽培(無認証)に転換し全区画を耕起、2019年以降はピジャージュを廃し、一部全房発酵・低温マセラシオン・新樽比率の抑制など介入を控えたスタイルへと洗練させている。畑はヴォルネイの1級畑カイユレ、シャンパン、カレル・スー・ラ・シャペル、サントノとモノポールのクロ・デュ・ヴェルスイユ、ポマール1級リュジアン、ムルソー、さらにコート・ド・ニュイのクロ・ド・ヴージョ特級まで約10haに及ぶ。2015年の鮮烈なデビュー・ヴィンテージ以来、ヴォルネイ屈指の「再発見」ドメーヌとして注目を集めている。
探索する →
domaine-clerget.com/Domaine de Montille
ドメーヌ・ド・モンティーユ
ドメーヌ・ド・モンティーユはブルゴーニュ自然派ワインの先駆者的存在。映画「モンドヴィーノ」でも取り上げられた伝説の法律家兼醸造家ユベール・ド・モンティーユが設立。現在は息子エティエンヌと娘アリックスが16haを運営し、ヴォルネイ・ポマール・プュリニー・ニュイ・ジュヴレなど複数アペラシオンに展開。極低収量・補糖なし・最小限の樽・無濾過という哲学は当時革命的で、今も変わらぬ指針となっている。若いうちは繊細だが熟成で驚くべき複雑みを発揮する。
探索する →
www.demontille.comDomaine de la Pousse d'Or
ドメーヌ・ド・ラ・プス・ドール
ドメーヌ・ド・ラ・プス・ドールは、ブルゴーニュのヴォルネイに拠点を置く名門ドメーヌであり、その歴史はブルゴーニュ公の時代にまで遡ります。特に単独所有畑(モノポール)である「クロ・ド・ラ・プス・ドール」は非常に有名です。パトリック・ランダンジェとその家族の指揮下、伝統的なテロワールを尊重しつつ近代的な栽培・醸造技術を導入しました。ヴォルネイ、ポマール、コルトンなど多様なアペラションで、精密かつ熟成能力の高いエレガントなピノ・ノワールとシャルドネを生産しています。
探索する →
www.lapoussedor.fr/
ペアリング
鴨のロースト、合鴨料理、仔牛のソテー、松茸料理、鹿のポワレ、きのこのリゾット、熟成ソフトチーズ。
よくある質問
- ヴォルネイとポマールの違いは何ですか?
- ヴォルネイは標高が高く石灰岩質の軽い土壌で、より繊細・花やか・シルキーなワインを生む。ポマールは低地の重い粘土質土壌で、より力強く構造的な赤ワインになる。
- ヴォルネイにグラン・クリュはありますか?
- ありません。しかしクロ・デ・デュク(ダンジェルヴィルのモノポール)など上位プルミエ・クリュはコート・ド・ニュイのグラン・クリュに匹敵する品質と熟成ポテンシャルを持つ。
- ヴォルネイのプルミエ・クリュはどのくらい熟成しますか?
- 優良生産者のトップ・プルミエ・クリュは15〜25年以上熟成可能。時間とともに枯れバラ、森の下草、スパイスの複雑な風味が開く。