このワインについて
リッポン ガメイは、ワナカ湖畔で1970年代後半から自根・接木なしの古樹から造られてきた、セントラル・オタゴを代表する少量生産の赤ワインでした(2011年頃までこの果実はロゼに使われていましたが、あまりに出来が良いため単独で赤ワインとして瓶詰めされるようになりました)。灌漑を行わないバイオダイナミック農法で栽培され、野生酵母と一部全房セミ・カーボニック・マセレーションで醸造されるこのワインは、通常のガメイとは思えないほど本格的な骨格と熟成能力を持つと評論家やソムリエの間で評価され、チェリーやマルベリー、ドライハーブ、スパイス、そして片岩(シスト)由来の際立ったミネラル感が層を成す味わいを見せていました。2024年6月、醸造家ニック・ミルズが依頼したDNA鑑定により、この古樹が実はガメイではなく未確認のピノ・ノワールのクローンであることが判明し、長年の「本格的すぎる」個性の謎がついに解けました。2022年ヴィンテージが「リッポン ガメイ」ラベルとしての最終リリースとなり、ニュージーランドワイン史に残る興味深いコレクターズアイテムとなっています。
リッポンのバイオダイナミック哲学に触れる希少な入門編。ピノ・ノワールの兄弟キュヴェより親しみやすい一方、驚くほどしっかりとした骨格も備えています。
ソムリエより
"リッポン ガメイはただのガメイではありませんでした。その本格的な骨格と熟成力は常に何かを予感させていましたが、その謎は2024年のDNA鑑定でついに解明されました。40年以上正体を隠し続けたピノ・ノワールだったのです。"
どんな場面で?
ローストチキンや鴨肉、シャルキュトリー、キノコ料理と好相性。しっかりとしたタンニンと土っぽい旨みは、照り焼きの焼き鳥や、脂の乗った鮭・鮪の照り焼きなど和食とも良く合います。
こんなシーンに
気軽な集まりでの話題の一本として、また「最後のリッポン ガメイ」という歴史的価値からコレクター垂涎の一本としても最適です。
スペック
- ブドウ品種
- Gamay
- スタイル
- 赤
- 価格帯(目安)
- 8,000〜12,000円
テロワール・醸造
ワナカ湖を見下ろす片岩(シスト)質土壌で栽培された自根・接木なしの古樹を使用。灌漑を行わないバイオダイナミック農法で育てられ、手摘み収穫後、野生酵母により発酵(多くは全房セミ・カーボニック・マセレーション)。オーク樽で熟成し、清澄・濾過は最小限に抑えられています。2024年6月、リッポンが依頼したDNA鑑定により、長らく「ガメイ」として販売されてきたこの古樹が実は未確認のピノ・ノワール系クローンであることが確認され、2022年ヴィンテージが同ラベルでの最終リリースとなりました。
よくある質問
- リッポン ガメイはどんな味わいですか?
- 鮮やかなチェリーやマルベリー、オレンジピールの果実味に、ドライハーブやスパイス、片岩(シスト)由来の際立ったミネラル感が重なります。一般的なガメイより骨太なタンニンが特徴です。
- リッポン ガメイは本当にガメイ種で造られているのですか?
- いいえ。2024年にリッポンが依頼したDNA鑑定により、この接木なしの古樹が実は未確認のピノ・ノワール系クローンであることが判明しました。つまり「ガメイ」として販売されてきたヴィンテージはすべて、実質的にはピノ・ノワールだったことになります。
- リッポン ガメイは今も生産されていますか?
- 2022年ヴィンテージが「ガメイ」ラベルとしての最終リリースです。DNA鑑定の結果を受け、今後この畑は改植またはラベル変更が行われる予定です。
- リッポン ガメイに合う料理は?
- ローストチキンや鴨肉、キノコ料理、シャルキュトリーが定番の組み合わせです。土っぽい骨格は、脂の乗った焼き鮭や照り焼き料理とも好相性です。
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