アルボワ・ピュピヤン
Arbois-Pupillin
プールサールの聖地。エレガントでテロワールを映すジュラワイン。
アルボワ・ピュピヤンは、ジュラ地方アルボワAOC内に位置する名高いサブアペラシオンで、「プールサール(プロサール)の聖地」として知られるピュピヤン村を中心とする。南向きの石灰質・粘土質の斜面と、小石まじりのトリアス紀泥灰岩土壌が、赤・ロゼ・白・ヴァン・ジョーヌ・ヴァン・ド・パイユといった多様なワインに明確な個性を与える。「ピュピヤン」を名乗るワインは広域アルボワAOCよりも厳格な基準を満たす必要があり、繊細さ、芳醇な複雑味、鮮やかなミネラル感を特徴とする。
こんな方に: 芳醇な香りとミネラル感を持つ、軽やかな赤・ロゼワインを求めるワイン愛好家。
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生産者
Domaine de la Borde
ドメーヌ・ド・ラ・ボルド
ドメーヌ・ド・ラ・ボルドは2003年、ジュリアン・マレシャルによってジュラ自然派ワインの聖地ピュピランに設立された。ピエール・オヴェルノワとエマニュエル・ユイヨンの醸造哲学に影響を受け、標高300〜450m前後の急斜面に広がるわずか5ヘクタールの畑(青粘土・赤色三畳紀マール・石灰質土壌)を、2009年からビオディナミの実践を経て2011〜2012年頃に有機認証を取得し、自然派として栽培している。発酵はすべて天然酵母による自然発酵で、無清澄・無濾過、亜硫酸の添加は極めて少量または無添加。シャルドネ、サヴァニャン、トルソー、ピノ・ノワール、プールサール(プルサール)といったジュラ固有品種を、ウイエ(酸化防止)タイプからヴァン・ジョーヌのような酸化熟成タイプまで幅広く手掛け、すべてアルボワ・ピュピラン(Arbois-Pupillin)AOCとして瓶詰めされる。
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Domaine de la Renardière
ドメーヌ・ド・ラ・ルナルディエール
1990年、ジャン=ミシェル&ローランス・プティ夫妻がプルサール種の聖地とされる村ピュピヤンで創業。借地の1haから始まり、現在は息子レオ・プティも加わり約7haへと拡大した。2010年から有機栽培を実践し2012年に認証を取得、さらにピエール・マッソンの教えに基づくビオディナミ的アプローチ(正式な認証は未取得)で畑を管理する。区画ごとに個別醸造を行い、ピュピヤン特有の赤色泥灰土と灰色泥灰土がもたらす個性の違いを表現している。白はシャルドネとサヴァニャン、赤はプルサールとトルソーを主軸に、ヴァン・ジョーヌ、ヴァン・ド・パイユ、マクヴァン、ナチュラルスパークリングまで幅広く手掛ける。天然酵母発酵と最小限の亜硫酸使用、単一畑キュヴェが特徴。
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Domaine du Pélican
ドメーヌ・デュ・ペリカン
ドメーヌ・デュ・ペリカンは、ブルゴーニュの名門ヴォルネイ「マルキ・ダンジェルヴィル」の5代目当主ギヨーム・ダンジェルヴィルが、長年の右腕である栽培責任者フランソワ・デュヴィヴィエとともに2012年にジュラ地方アルボワで設立したビオディナミの造り手です。あるレストランでブラインドテイスティングしたジュラ産シャルドネをブルゴーニュだと思い込むほど衝撃を受けたことがきっかけで、ジュラでの畑探しを始めました。現在はアルボワとモンティニー・レ・アルシュールに計15ヘクタールの畑を所有し、伝説的な生産者ジャック・ピュフネーから譲り受けた区画も含め、2017年からビオディナミ認証を取得しています。シャルドネ、サヴァニャン、ピノ・ノワール、トゥルソー、プールサールを、ブルゴーニュ仕込みの精緻さで醸造し、卓越した純粋さとミネラル感を備えたワインを生み出しています。ドメーヌ名は、アルボワの街の紋章に描かれたペリカンに由来します。
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domainedupelican.fr/Fruitière Vinicole de Pupillin
フリュティエール・ヴィニコル・ド・ピュピヤン
1909年2月、過剰生産と経済的困難に直面したピュピヤン村の生産者33名が資源を共同利用するために設立した、ジュラ地方で今も活動を続ける最古級のワイン協同組合。「プールサールの世界首都」として知られるピュピヤン村を拠点とし、現在は約35〜40軒の生産者が約65haのブドウ畑を耕作する。アルボワ・ピュピヤン、アルボワ、コート・デュ・ジュラの各アペラシオンに加え、クレマン・デュ・ジュラ、マクヴァン、ヴァン・ド・パイユも生産し、プールサール、サヴァニャン、トゥルソー、シャルドネ、ピノ・ノワールといったジュラ固有の品種を用いる。
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www.pupillin.com/
ペアリング
コンテチーズ、ローストチキン、シャルキュトリーに好相性。焼き魚やキノコの醤油焼きなど繊細な和食にもよく合う。ヴァン・ジョーヌは鶏肉と茸のクリーム煮や、カレーなどスパイスの効いた料理とも相性が良い。
よくある質問
- なぜピュピヤンはプールサールの聖地と呼ばれるのですか?
- ピュピヤン村の石灰質・粘土質のトリアス紀泥灰岩土壌がプールサール種と非常に相性が良く、ジュラ地方で最も象徴的で評価の高いプールサールワインを生み出すためです。
- アルボワ・ピュピヤンはアルボワとは別のアペラシオンですか?
- アルボワ・ピュピヤンはアルボワAOC内のサブアペラシオンです。ピュピヤン村のワインは、広域アルボワAOCよりも厳格な地域基準を満たした場合のみ「ピュピヤン」を名乗ることができます。
- アルボワ・ピュピヤンではどんなタイプのワインが造られていますか?
- 赤・ロゼ・白のほか、ジュラ地方特有の酸化熟成タイプであるヴァン・ジョーヌやヴァン・ド・パイユも造られており、ジュラの醸造伝統を幅広く体現しています。
- アルボワ・ピュピヤンのワインに適した飲用温度は?
- プールサール主体の軽やかな赤・ロゼは14〜16℃、白ワインはボディに応じて8〜13℃程度で提供するのがおすすめです。