このワインについて
イル・バンディトーネは、カンティーナ・カンポトンドのプロジェクトが最初に始まった畑の名を冠したワイン。醸造元自身が「寡黙で内省的、時間をかけてこそ本質が見えてくる」と表現する一本。サンジョヴェーゼ約90%にコロリーノとメルローを少量ブレンドし、ステンレスタンクで発酵、マセレーションは約20日間。中小型のスラヴォニアオーク樽とフレンチオーク樽で12ヶ月以上、さらに瓶内で6ヶ月以上熟成させる。アルコール度数は約13.5%で、日常飲みのメッツォディとフラッグシップのイル・トッコの中間に位置するミドルレンジの赤。
少し気長に付き合いたい一本。グラスの中でゆっくりと表情を変えていく過程も楽しみたい。
ソムリエより
"急いで飲むべきワインではない。じっくりと向き合うことで、一度にすべてを見せるワインにはない満足感を与えてくれる。"
どんな場面で?
牛肉や猪肉の煮込み、きのこ料理、熟成チーズなど、しっかりとした味わいの料理と好相性。すき焼きや牛すじ煮込みなど、和食の煮込み料理にも合わせやすい。
こんなシーンに
週末のじっくりした食事、秋冬の集まり、しっかりした赤ワインが欲しい料理に。
スペック
- ブドウ品種
- Sangiovese, Colorino, Merlot
- スタイル
- 赤
- アルコール度数
- 13.5%
- 価格帯(目安)
- 約3,000円(イタリアの小売店Bindi Enzo Pienzaでの実売価格 約18ユーロからの参考換算、1ユーロ=約165円で計算)
テロワール・醸造
サンジョヴェーゼ約90%にコロリーノとメルローをブレンド。ステンレスタンクで発酵、マセレーション約20日間。中小型のスラヴォニア産・フレンチオーク樽で12ヶ月以上、瓶内で6ヶ月以上熟成。オルチャDOC。アルコール度数約13.5%。
よくある質問
- 「バンディトーネ」という名前の由来は?
- カンティーナ・カンポトンドのプロジェクトが最初に始まった畑の名前に由来します。
- バンディトーネの品種構成は?
- サンジョヴェーゼが約90%を占め、少量のコロリーノとメルローがブレンドされています。
- バンディトーネとイル・トッコの違いは?
- バンディトーネは中小型のスラヴォニア樽・フレンチオーク樽で12ヶ月熟成する一方、イル・トッコはこの生産者のリゼルヴァで、より長くバリック・トノーで熟成させた凝縮感のあるスタイルです。
- デキャンタージュは必要ですか?
- 生産者自身が「寡黙で内省的」と表現する通り、開くまで時間がかかるタイプなので、デキャンタージュや早めの抜栓がおすすめです。
このワインについて、もっと聞きたいですか?
Vinami のソムリエが、あなたの疑問に答えます。
ソムリエに相談する同じ生産者の他のワイン
All'Incontro
アッリンコントロ
赤Colorino · Sangiovese
アッリンコントロは、カンティーナ・カンポトンドが優れたヴィンテージにのみ、ごく少量だけ生産する希少な一本。コロリーノ90%、サンジョヴェーゼ10%という、通常のトスカーナのブレンドとは正反対の構成が特徴で、生産者自身「コロリーノとの特別な出会い」から生まれたワインと表現している。標高550mの畑で伝統的なグイヨ仕立て(株仕立て)により栽培されたコロリーノは、大胆で個性の強い土着品種。収穫後48時間の低温マセレーションを経て、ステンレスタンクで発酵、果皮とともに30日間のマセレーション(毎日のパンチダウン・ポンプオーバーを実施)を行い、小型のフレンチオーク樽で24ヶ月以上、瓶内でさらに6ヶ月以上熟成させる。黒胡椒やカシス、ブラックベリー、リコリスの根、バルサミコを思わせる香りに、ビロードのような滑らかな質感と、口の中を包み込むような長い余韻が続く、スパイシーで骨格のしっかりした赤ワイン。
Il Tocco
イル・トッコ
赤Sangiovese · Colorino
イル・トッコは、カンティーナ・カンポトンドのフラッグシップとなる赤ワイン。単一畑から選び抜いた葡萄を使用した「オルチャ・サンジョヴェーゼ・リゼルヴァDOC」で、サンジョヴェーゼ90%にコロリーノ10%をブレンド。フレンチオークのバリックとトノーで24ヶ月以上、さらに瓶内で6ヶ月以上熟成させ、アルコール度数は約14.5%に達する。ブラックベリーやブルーベリーなどの黒系果実に、下草、リコリス、スパイス、ドライバイオレットの香りが重なり、口中では緻密で複雑なタンニン構造に支えられた雄大でエレガントな味わいを見せる。2017年ヴィンテージはAIS(イタリアソムリエ協会)「ヴィターエ・ガイド2022」で最高評価の「4ヴィーティ」を獲得し、この生産者を代表する受賞歴となっている。
Mezzodì
メッツォディ
赤Sangiovese
メッツォディは、カンティーナ・カンポトンドが「毎日飲めるサンジョヴェーゼ」を目指して造る、単一品種の赤ワイン。除梗・圧搾後、ステンレスタンクで発酵し、マセレーションは約15日間。ステンレスタンクで澱と共に8ヶ月以上、瓶内でさらに3ヶ月以上熟成させる(樽は使用しない)。フレッシュなチェリーとプラム、摘みたてのスミレを思わせる香りが特徴で、軽やかなタンニンと爽やかな酸が幅広い料理と合わせやすい。
Tavoleto
タヴォレート
白Chardonnay
タヴォレートはカンティーナ・カンポトンドが最初に世に送り出した銘柄。ヴァル・ドルチャでは珍しい国際品種シャルドネを、あえて土地の個性を映す形で解釈した意欲作。モンテ・アミアータの火山活動に由来する海成・火山性堆積物を含む粘土質土壌の2区画で栽培され、収穫後は24時間の低温マセレーションを経て優しく圧搾、ステンレスタンクでアルコール発酵を行う。澱と共にステンレスタンクで5ヶ月以上、さらに瓶内で3ヶ月熟成。青リンゴ、アプリコット、桃、柑橘、エキゾチックフルーツに花とミネラルのニュアンスが重なる。アルコール度数は約13.5%。