キュヴェバローロ

バローロ トレ・ティーネ

Barolo Tre Tine

ジュゼッペ・リナルディ

Nebbiolo

このワインについて

ジュゼッペ・リナルディが手掛けるもう一つのアイコン・バローロ。バローロ村のカンヌビ丘の最高所に位置するカンヌビ・サンロレンツォと、ノヴェッロ村のラヴェラ、さらにレ・コステの小区画をブレンドする。2010年のバローロDOCG規定変更(単一畑表記には最低85%の使用が必要)により、複数畑ブレンドである本ワインは畑名を冠した「カンヌビ・サンロレンツォ-ラヴェラ」の名を名乗れなくなり、3つの区画に対応する3つの発酵樽にちなんで「トレ・ティーネ」と改称された。姉妹キュヴェのブルナーテ系バローロに比べて赤い果実のニュアンスと骨格の締まりが際立ち、コレクターから高く評価され、アントニオ・ガローニ(Vinous)など著名批評家から一貫して90点台前半〜半ばの評価を受けている。

初心者メモ

熟成向きの本格派バローロ。最低3〜4時間のデキャンタージュが必須で、若いうちはタンニンが強めだが、10年以上の熟成で驚くほど滑らかになる。気長に付き合いたい一本。

ソムリエより

"トレ・ティーネは『通のためのリナルディ』。ブルナーテほど名は知られていないが、単一畑至上主義に迎合しない伝統派が到達した『複数畑ブレンド・バローロ』の一つの理想形と言っていい。"

どんな場面で?

牛ほほ肉の赤ワイン煮込み、白トリュフのタヤリン、熟成カステルマーニョチーズなど、ピエモンテの伝統料理との相性が抜群。しっかりしたタンニンと張りのある酸は和食とも好相性で、うなぎの蒲焼きや牛肉のすき焼きなど、甘辛い旨味のある料理と合わせると、ワインの土っぽい複雑味が引き立つ。

こんなシーンに

特別な記念日や、コレクター仲間との本格的な試飲会、ワインそのものと真剣に向き合いたい夜に。

スペック

ブドウ品種
Nebbiolo
スタイル
アルコール度数
14%
価格帯(目安)
28,000〜45,000円(ヴィンテージ・入手経路により大きく変動。海外相場からの参考換算を含む推定値)

テロワール・醸造

ネッビオーロ100%。バローロ村のカンヌビ・サンロレンツォ、ノヴェッロ村のラヴェラ、およびレ・コステの各クリュから収穫。天然酵母による自然発酵、30日以上の長期マセレーションを経て、大型スラヴォニア産オーク樽(ボッティ)で熟成。バリックは一切使用しない伝統製法。2010年ヴィンテージより「トレ・ティーネ」の名でリリースされている。アルコール度数は14〜14.5%が一般的。

よくある質問

なぜ『トレ・ティーネ』という名前なのですか?
2010年以降、バローロDOCGでは単一畑名をラベルに表記するには最低85%がその畑のブドウである必要があります。本ワインはカンヌビ・サンロレンツォ、ラヴェラ、レ・コステをブレンドしているため単一畑名を名乗れず、3つの区画に対応する3つの発酵樽(ティーネ)にちなんで命名されました。
ブルナーテ系バローロとの違いは?
トレ・ティーネは赤い果実のニュアンスと華やかな香り、直線的でミネラル感のある骨格が特徴。一方ブルナーテ系はより色調が濃く、力強くパワフルな味わいになる傾向があります。
どのくらい熟成させるべきですか?
長期熟成向きのワインです。多くのヴィンテージはタンニンが和らぐまで8〜10年を要し、伝統的な低介入醸造のおかげで20〜30年の熟成にも耐えます。
どんな料理と合わせるのがおすすめですか?
牛肉の煮込みや白トリュフのパスタ、熟成ハードチーズなど、脂と旨味のある料理がおすすめ。和食なら鰻の蒲焼きや牛肉のすき焼きとの相性も抜群です。

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