ブッチについて

スタイル
赤
ブドウ品種
Merlot・Muscat Bailey A・Delaware
価格帯(目安)
2,800〜3,200円

「Bucci(ブッチ)」は、ファットリア アル フィオーレのNECOシリーズの中でも、ぶどうの組み合わせや醸造手法をヴィンテージごとに自由に実験する“実験室”的なキュヴェ。名前は看板猫momoの妹である、サビ柄の黒猫Bucciに由来する。決まったレシピを繰り返すのではなく、2016年は全房仕込みで発酵させたデラウエアをプレスした後にメルローの果皮を再度漬け込み、さらに宮城県川崎町の自社畑で栽培する少量多品種のぶどうをすべて合わせて醸造。2017年はメルロー・マスカットベーリーA・デラウエアそれぞれのフリーラン(2番搾り)果汁を中心に、他のキュヴェ醸造で出たオリをたっぷり加えて深くシュルリーし、旨味を引き出す造りとした。ヴィンテージごとに配合・製法が変わるため、蔵元はあえて詳細なテイスティングコメントを公表しておらず、「発展途上でどう変化するかわからない」複雑で奥行きのある一本と位置付けている。グラスに注ぐと深いルビー色で、リリース直後はメルロー由来の青みが感じられるが、時間とともにまとまり柑橘のようなニュアンスが現れる、ナチュラルワインらしい変化を楽しめる赤ワイン。

ソムリエより

Bucciは、ファットリア アル フィオーレの遊び心と探究心がもっとも表れるキュヴェ。ヴィンテージごとに変わる実験精神と、オリやフリーランといった“副産物”を活かし切る醸造哲学を体現する一本。

はじめての方へ

ヴィンテージごとに製法もぶどうも変わる“実験”を味わうのが楽しいキュヴェ。軽やかで親しみやすく、赤ワイン入門にもおすすめ。

合う料理

オリ由来の旨味と軽やかな酸があるので、焼き鳥や豚の生姜焼きなど脂を程よく含む和食、きのこの炊き込みご飯、だし巻き卵などとよく合う。味噌や醤油だれを使った料理とも相性がよい。やや低めの温度(13〜15度程度)で提供すると、ジューシーな果実味が際立つ。

こんなシーンに

友人とヴィンテージ違いを飲み比べるナチュラルワイン会や、気軽な家飲みに。

テロワール・醸造

配合・製法はヴィンテージごとに異なる。2016年は全房仕込みで発酵させたデラウエアをプレス後、メルローの果皮を再度漬け込み、宮城県川崎町の自社畑(目黒浩敬さん)の少量多品種ぶどうを加えて醸造(アルコール度数9%、生産本数約1,200本)。原料は栃木県鹿沼市・宇賀人緑販さんのメルロー、山形県南陽市・藤巻一臣さんのデラウエア。2017年はメルロー(山形県南陽市、大野農園)・マスカットベーリーA(山梨県勝沼町、Kosyu Vineyard)・デラウエア(山形県南陽市、渋谷博之さん)のフリーラン果汁を中心に、他キュヴェ醸造で生じたオリをたっぷり加えて深くシュルリーした(アルコール度数11%、生産本数約1,295本)。いずれも培養酵母・補糖・補酸・酸化防止剤は不使用、無清澄・無濾過。

造り手について

ファットリア アル フィオーレ廃校を改装した醸造所で造る、宮城発の無添加ナチュラルワイン。川崎町(宮城県) · 2015年設立生産者のページを見る →

よくある質問

「Bucci」という名前の由来は?
ファットリア アル フィオーレが飼う猫の名前に由来し、看板猫momoの妹であるサビ柄の黒猫Bucciにちなんで名付けられた、NECOシリーズの一本です。
Bucciに使われているぶどう品種は?
ヴィンテージごとに配合が変わります。近年はメルロー・マスカットベーリーA・デラウエアの組み合わせや、メルロー・デラウエアに自社畑(宮城県川崎町)の少量多品種を加えた配合が使われています。
なぜ詳しいテイスティングノートが公開されていないのですか?
蔵元がBucciを「ぶどうの表現方法やポテンシャルを実験する」ワインと位置づけており、固定観念を持たずに飲み手自身にヴィンテージごとの個性を発見してほしいという考えから、あえて詳述していません。
添加物は使用されていますか?
いいえ。蔵の方針に従い、培養酵母・補糖・補酸・酸化防止剤は使用せず、無清澄・無濾過で瓶詰めされています。

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