カルミニャーノDOCG
Carmignano DOCG
サンジョヴェーゼとカベルネを混醸するトスカーナの先駆者。
カルミニャーノDOCGは、トスカーナ州プラート県に位置する、イタリアで最も古くユニークなワイン産地の一つです。カルミニャーノとポッジョ・ア・カイアーノの2つのコムーネのみで生産されるこのワインは、18世紀のメディチ家時代から続く「カベルネ・ソーヴィニヨンやカベルネ・フランを混醸する」という歴史的な伝統を持っています。サンジョヴェーゼ(最低50%)を主体として骨格と酸を与え、カベルネ・ソーヴィニヨン/フラン(10〜20%)、カナイオーロ・ネロ(最大20%)、白ブドウ(最大10%)をブレンドします。このブレンド手法は「スーパータスカン」の流行よりも数世紀先駆けており、イタリアにおける国際品種ブレンドのパイオニア的存在です。1990年にDOCGに認定され、面積わずか39平方キロメートルとイタリア最小級のDOCGの一つです。通常キュヴェは最低20ヶ月(うち樽8ヶ月)、リゼルヴァは最低36ヶ月(うち樽12ヶ月)の熟成が義務付けられており、10〜20年の熟成能力を持ちます。
こんな方に: 歴史的なブレンドに興味があるワイン愛好家や、エレガントで熟成能力の高いトスカーナ赤ワインを求める人。
アペラシオン
生産者
Piaggia
ピアッジャ
1970年代にマウロ・ヴァヌッチが設立したピアッジャは、イタリア最古の産地の一つであるカルミニャーノDOCGを代表する名門ワイナリーです。フィレンツェ近郊に位置し、凝縮感がありながらもエレガントなモダンスタイルで国際的な評価を確立しました。現在は娘のシルヴィア・ヴァヌッチが運営し、醸造家アルベルト・アントニーニの助言のもと、徹底した畑の選別と精密な醸造を行っています。フラッグシップの「カルミニャーノ・リゼルヴァ」は、サンジョヴェーゼにカベルネやメルローをブレンドする伝統を継承しており、スーパータスカン以前から続くこの地の歴史を体現しています。
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www.piaggia.com/Tenuta di Capezzana
テヌータ・ディ・カペッツァーナ
カルミニャーノの中心に位置するテヌータ・ディ・カペッツァーナは、804年にまで遡る歴史を持つトスカーナ屈指の名門ワイナリーです。1922年からコンティーニ・ボナコッシ家が所有し、カルミニャーノDOCGの確立において先駆的な役割を果たしてきました。伝統的なサンジョヴェーゼにカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドする「ウヴァ・フランチェスカ」の伝統を継承しています。有機農法と持続可能な栽培を重視し、モンタルバーノ丘陵のテロワールを表現したワインを生産。代表作「ヴィッラ・ディ・カペッツァーナ」は、エレガンス、複雑味、そして優れた熟成能力を兼ね備えています。
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capezzana.it/
ペアリング
ローストした赤身肉、ジビエ料理、熟成したペコリーノチーズ、伝統的なトスカーナ風煮込み料理、和食では牛の赤ワイン煮込みや鰻の蒲焼と好相性。
よくある質問
- キャンティとカルミニャーノの最大の違いは何ですか?
- カルミニャーノは、伝統的なキャンティとは異なり、数世紀前からサンジョヴェーゼ主体のブレンドにカベルネ・ソーヴィニヨンやカベルネ・フランを10〜20%混醸することが法的に義務付けられている点が最大の特徴です。
- カルミニャーノはスーパータスカンの一種ですか?
- 国際品種を使用していますが、カルミニャーノは近代的なスーパータスカン(IGT)ではなく、18世紀にまで遡る深い歴史的背景を持つ伝統的なDOCG産地です。
- カルミニャーノワインはリリース前にどのくらい熟成させますか?
- カルミニャーノDOCGは最低20ヶ月(うち樽熟8ヶ月以上)の熟成が義務付けられ、リゼルヴァは最低36ヶ月(うち樽熟12ヶ月)で、10〜20年の熟成能力を持ちます。