サルデーニャ
Sardinia
古代品種と独自の沿岸テロワールが織りなす、地中海の野生の宝庫。
地中海に浮かぶ島。カンノナウ(グルナッシュ)、ヴェルメンティーノ、カリニャーノ・デル・スルチス、ヴェルナッチャ・ディ・オリスターノなど固有品種を産出。
こんな方に: 本物の土着品種を求めるワイン愛好家や、土地の個性が色濃く反映された力強いワインを好む方に。
アペラシオン
Gallura
ガッルーラ
ガッルーラはイタリア・サルデーニャ島北東部に位置するワイン産地で、サルデーニャ島唯一のDOCG(統制保証原産地呼称)に認定されています。ピンク色の花崗岩が広がる険しい大地と、地中海から吹き続けるミストラル風が独特のテロワールを形成します。花崗岩由来のミネラル豊かな土壌と、標高500メートルに達する高地、そして海風が合わさり、爽やかな酸味と塩気ある旨味、豊かな香りを持つヴェルメンティーノを生み出します。DOCG規定により品種の95%以上がヴェルメンティーノでなければなりません。
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Sulcis
スルチス
スルチスは、イタリア・サルデーニャ島の南西端に位置する著名なワイン産地です。フィロキセラ(ブドウネアブラムシ)が砂質土壌では生息できないため、樹齢100年以上、なかには150年を超える自根(ピエーデ・フランコ)のカリニャーノ古木が今も現役で稼働しています。サンタンティオコ島では全カリニャーノの約95%が接ぎ木なしという、ヨーロッパ屈指の貴重な産地です。ミストラルの風と地中海の陽光に育まれたワインは、黒系果実・マキア(地中海の灌木)・海の塩気を帯びたミネラル感が特徴。1977年に設立されたカリニャーノ・デル・スルチスDOCでは赤・ロゼ・パッシートが認められており、スペリオーレとリゼルヴァが上位格付けです。
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生産者
Argiolas
アルジョーラス
1938年にアントニオ・アルジョーラスによってセルディアーナに創設されたサルデーニャを代表するワイナリー。トレンタとスルチスの丘に広がる240ヘクタール以上の畑で在来品種を栽培。量より質を追求したサルデーニャ初のワイナリーとして、伝説の醸造家ジャコモ・タキスと協力し国際的に評価される銘酒を生み出した。1991年に初リリースされたフラッグシップ「トゥッリガ IGT」は「スーパーサルデーニャ」という概念を定義し、島を代表する最も称賛される赤ワインとなった。
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www.argiolas.itSella & Mosca
セッラ・エ・モスカ
1899年、エンジニアのエルミニオ・セッラと弁護士のエドガルド・モスカがサルデーニャ島アルゲーロに創業。当初はフィロキセラ被害からヨーロッパ中のブドウ畑を再建するための台木生産を手がける苗木業者としてスタートし、1950年代以降ワイン造り一本に注力するようになった。現在の所有面積は約650ヘクタール、うち自社畑は約500ヘクタールに及び、ヨーロッパ最大級の単一自社畑を誇る。80年代終盤にはサルデーニャ初となるカベルネ・ソーヴィニヨン100%ワインを醸造し、2013年にはガンベロ・ロッソ誌の「イタリア・ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。アイコン的な「マルケーゼ・ディ・ヴィッラマリーナ」カベルネ・ソーヴィニヨン、「トルバート・ディ・アルゲーロ」白、「カンノナウ・ディ・サルデーニャ」で知られる。
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www.sellaemosca.com
ペアリング
子豚の丸焼き(ポルチェッドゥ)、熟成ペコリーノ・サルド、焼き魚介、アサリ入りフレーゴラパスタ。和食では豚の角煮や醤油ベースの煮魚とも好相性。
よくある質問
- サルデーニャで最も有名なブドウ品種は何ですか?
- カンノナウ(グルナッシュのサルデーニャ名)が最も広く栽培される赤ワイン品種です。濃い果実味・スパイス・高アルコールが特徴です。
- サルデーニャにDOCGワインはありますか?
- はい。ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラがサルデーニャ唯一のDOCGです。イタリアワイン格付けの最高位で、ミネラル感と柑橘の香りが魅力です。
- サルデーニャワインがイタリア本土と異なる点は何ですか?
- 地理的な孤立により、カンノナウ・ヴェルメンティーノ・カリニャーノ・ヌラーグスなど希少な土着品種が保存されており、ワインに野生的で独特の個性が宿っています。
- サルデーニャワインに合う料理は何ですか?
- カンノナウには子豚の丸焼き(ポルチェッドゥ)、仔羊の煮込み、熟成ペコリーノが定番。ヴェルメンティーノにはグリル魚介やアサリのフレーゴラが絶品です。和食では豚の角煮や焼き魚とも好相性です。
- サルデーニャワインは熟成に向いていますか?
- カンノナウやカリニャーノ・デル・スルチスの上位銘柄は5〜15年の熟成が可能で、ドライフルーツ・革・地中海ハーブの複雑な香りへと発展します。