アペラシオン

スルチス

Sulcis

欧州最大規模の樹齢100年超・自根カリニャーノ古木が生む、力強くミネラル豊かな赤ワインの聖地。

スルチスは、イタリア・サルデーニャ島の南西端に位置する著名なワイン産地です。フィロキセラ(ブドウネアブラムシ)が砂質土壌では生息できないため、樹齢100年以上、なかには150年を超える自根(ピエーデ・フランコ)のカリニャーノ古木が今も現役で稼働しています。サンタンティオコ島では全カリニャーノの約95%が接ぎ木なしという、ヨーロッパ屈指の貴重な産地です。ミストラルの風と地中海の陽光に育まれたワインは、黒系果実・マキア(地中海の灌木)・海の塩気を帯びたミネラル感が特徴。1977年に設立されたカリニャーノ・デル・スルチスDOCでは赤・ロゼ・パッシートが認められており、スペリオーレとリゼルヴァが上位格付けです。

こんな方に: 力強い赤ワインが好きな方、古木の希少性やサルデーニャの個性あるテロワールに惹かれる方に最適。

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生産者

ペアリング

仔羊のロースト(スコッタディート)、サルデーニャ名物の仔豚の丸焼き(ポルチェッドゥ)、ジビエの煮込み、ブレイズドビーフと好相性。熟成ペコリーノチーズにも◎。塩味を帯びたミネラル感から、マグロのグリルや魚介の濃厚料理にも意外なほど合う。和食では牛すき焼き、合鴨のロースト、鰻の蒲焼きなどこってり系と好相性。

よくある質問

スルチスはどのブドウ品種で有名ですか?
スルチスはカリニャーノ(カリニャン)で有名です。カリニャーノ・デル・スルチスDOCでは最低85%以上の使用が義務付けられています。13〜14世紀にカタルーニャとの交易を通じてサルデーニャに伝わり、スルチスの砂質土壌に完璧なホームを見つけた品種です。
なぜスルチスのブドウ樹は自根(接ぎ木なし)のままなのですか?
19世紀にヨーロッパを壊滅させたフィロキセラ(ブドウネアブラムシ)は砂質土壌では生息できません。スルチス、特にサンタンティオコ島の砂地が天然の防御壁となり、接ぎ木なしの古木が今日まで生き残りました。現在も世界で最も古い自根のブドウ樹が栽培されている産地の一つです。
カリニャーノ・デル・スルチスはどんな味ですか?
深いルビー色で、ブラックチェリー・プラム・ブルーベリー・地中海の灌木・タバコの香りに、近海から来る独特の塩味のミネラル感が重なります。口の中ではフルボディで温かく、ベルベットのようなタンニン、バランスの取れた酸、スパイス・リコリス・ダークチョコレートの長い余韻が続きます。
スペリオーレとリゼルヴァはどう違うのですか?
スペリオーレは伝統的な樹形「アルベレッロ」で育てたブドウを使用し、最低アルコール度13%が必要です。リゼルヴァは熟成期間が重視され、合計2年以上(うち6か月以上瓶内熟成)を経た、革・タバコ・バルサミコのニュアンスが加わる複雑なワインです。
カリニャーノ・デル・スルチスは何年くらい熟成できますか?
エントリーレベルは若いうちから楽しめますが、古木由来のスペリオーレやリゼルヴァは7〜12年以上の熟成に耐え、革・ダークカカオ・スイートスパイスが溶け込む驚異的な複雑さを発展させます。