アペラシオン

フラン・コート・ド・ボルドー

Francs-Côtes de Bordeaux

石灰岩×粘土の丘、メルロー主体のシルキーな赤

フラン・コート・ド・ボルドーは、ボルドー最北東端に位置する小規模なアペラシオンで、フラン、サン・シバール、タイヤックの3コミューンにわたる約510ヘクタールをカバーします。サン・テミリオンのすぐ東に位置し、1967年に「ボルドー・コート・ド・フラン」として独立したAOCとして認定。2009年にコート・ド・ボルドーグループに統合されました。地名の「フラン」は、507年のヴイエの戦い後、フランク王クローヴィスの兵士たちが「アド・フランコス(フランク人の土地)」と呼ばれる丘に定住したことに由来します。石灰岩と粘土質の土壌、南向きの丘陵地形、日照量の多さが特徴のテロワールを持ちます。生産の95%以上を赤ワインが占め、メルローを主体にカベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドした、赤い果実の香り豊かでタンニンが穏やかなワインを生み出します。ティアンポン家のシャトー・ピュイゲロとシャトー・ラ・プラードが代表的な造り手です。

こんな方に: コスパ重視でボルドーらしさを楽しみたい方、エレガントな赤ワイン好き

サブ地域はまだ登録されていません。

生産者

ペアリング

牛ステーキ・ローストラム・鴨のコンフィなど肉料理全般、すき焼き・牛しゃぶしゃぶ(和牛)、赤身の焼き肉、鴨南蛮そば。白ワインは魚介グラタンやクリームソースのパスタ、チーズと

よくある質問

フラン・コート・ド・ボルドーとはどんな産地ですか?
ボルドー最北東端に位置するボルドー最小クラスのアペラシオンで、フラン、サン・シバール、タイヤックの3コミューンにまたがります。サン・テミリオンから東へ約10km。かつて「コート・ド・フラン」と呼ばれ、2009年にコート・ド・ボルドーグループに統合されました。
どんなブドウ品種が使われていますか?
赤ワインはメルローが約50%を占め、カベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニヨンが残りを構成します。白ワインはセミヨン約60%、ミュスカデル、ソーヴィニヨン・ブランが使われます。
赤ワインはどんな味わいですか?
チェリーやプラムなど赤い果実の香りが豊かで、タンニンは穏やかかつシルキー。熟成とともにレザーやバニラのニュアンスが加わります。石灰岩と粘土質の土壌由来のミネラル感が特徴的です。
コストパフォーマンスはよいですか?
非常に優れています。ポムロールやサン・テミリオンほど知名度がないぶん価格は抑えられており、同等の土壌条件と熟成ポテンシャルを持つワインをリーズナブルに楽しめます。
和食とも合いますか?
はい。穏やかなタンニンと赤い果実の風味は、すき焼き・牛しゃぶしゃぶ・鴨南蛮・焼き鳥(タレ)など、旨みの強い和食と好相性です。白ワインは魚介の醤油バター焼きや茶わん蒸しとも楽しめます。