酒井ワイナリー
Sakai Winery
130年の地下蔵、野鳥、そして野生酵母が一緒にワインをつくる——東北最古のワイナリー
山形県南陽市赤湯に根ざす酒井ワイナリーは、1892年(明治25年)創業の東北最古のワイナリーです。酒井家十六代目当主・酒井弥惣が「鳥上坂」と呼ばれる急傾斜地にブドウ園を開いたのは1887年。以来130年以上、この温泉街のただなかで代々ワインを醸し続けてきました。2004年に東京農業大学醸造学科を卒業した五代目・酒井一平氏が家業を継ぎ、創業当時の姿へと立ち返る——野生酵母発酵、無清澄・無濾過・無殺菌、亜硫酸極少量添加。すべてのワインは「バーダップ(BIRDUP)」ブランドのもと、畑に飛来する野鳥の名前を冠してリリースされます。四十雀、尉鶲、緑啄木鳥、灰鷹……それぞれのラベルに赤湯の自然との共生が刻まれています。
www.sakai-winery.jp/ ↗キュヴェ
Muscat Bailey A Black Queen
マスカットベーリーA ブラッククイーン
赤Muscat Bailey A · Black Queen
東北最古の歴史を誇る酒井ワイナリーが、山形県赤湯の自社畑で収穫したマスカットベーリーAとブラッククイーンを混醸して造る赤ワインです。創業以来の伝統を守り、無濾過で仕上げることでブドウ本来のピュアな果実味を最大限に引き出しています。ドライイチジクやイチゴのコンポートを思わせる芳醇な香りと、心地よいタンニン、そして山形らしい冷涼な酸が絶妙なバランスを保ち、体に染み込むような優しい味わいが特徴です。
Birdup Wine White
バーダップワイン 白
白Delaware · Koshu · Rosario Rosso
1892年創業、東北最古の酒井ワイナリーが手掛ける看板キュヴェです。名称は、創業者がブドウを植えた南陽市赤湯の「鳥上坂(とりあげざか)」に由来します。野生酵母による発酵やノンフィルター製法など、土地の個性を最大限に引き出す自然な造りが特徴です。デラウェアを主体に、その年の収穫状況に応じて品種比率が毎年変わるため、ヴィンテージごとの唯一無二の味わいが楽しめます。やや濁りのある淡い黄色で、トーストしたイースト香、カリン、アプリコット、レモングラスの爽やかな香りが広がります。瑞々しい果実味としなやかな酸のバランスが絶妙で、体に染み渡るような優しい飲み心地が魅力です。
Nagoyama
名子山
赤Cabernet Sauvignon · Merlot
1892年創業、東北最古の歴史を誇る酒井ワイナリーのフラグシップ。南陽市赤湯の自社畑で収穫されたカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを主体に醸造されます。野生酵母による発酵、無濾過・無清澄という伝統的かつ自然な手法を貫き、フレンチオーク樽で12ヶ月間熟成。カシスや杉、スパイスの香りが重なり、豊かな果実味と柔らかなタンニンが調和した、土地の個性を色濃く映し出す本格的な赤ワインです。
こんな方に
流行ではなく哲学を、産地ではなくテロワールを求めるナチュラルワイン好きへ。ヨーロッパの模倣ではなく、赤湯の土地と時間が凝縮された日本固有のワインを探している方に
よくある質問
- 酒井ワイナリーのワインはなぜすべて野鳥の名前なのですか?
- ブランド名「バーダップ(BIRDUP)」は、創業者・酒井弥惣が1887年に拓いた急傾斜地「鳥上坂(とりあげざか)」の英訳。五代目・酒井一平氏は畑や赤湯の里山に実際に飛来する野鳥——四十雀(シジュウカラ)、尉鶲(ジョウビタキ)、緑啄木鳥(アオゲラ)、灰鷹(ハイタカ)、翡翠(カワセミ)——の名を各ワインに冠し、人と自然の共生という哲学を体現しています。
- 酒井ワイナリーの主な品種は何ですか?
- 白ブドウの主力はデラウェア(地元の古名「小姫」)。白ワイン・オレンジワイン・田舎方式のスパークリングなど多彩な表現があります。ほかにマスカット・ベーリーA、ブラック・クイーン(赤系ハイブリッド)、甲州、ピノ・グリ(白欧州品種)、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(鳥上坂 名子山赤に使用)など。
- どこで購入・試飲できますか?
- ワイナリーでの直接試飲・購入が可能です(平日13:00〜16:00、土日10:00〜16:00、水曜定休)。国内ではIMEDAYA、THE CELLAR、クラフトワインショップ、葡萄屋などの専門店でも取り扱い。海外ではオランダ(gubi-gubi.nl)やスウェーデン、米国にも輸出されています。