このワインについて
「學」は、de Montille & Hokkaidoが2018〜2022年にかけて醸造した『学びの5ヴィンテージシリーズ』の2020年ヴィンテージ。各年に一文字の漢字を当て、その年に学んだことを表現している。「學」は北海道余市地区の契約栽培者から仕入れた100%ピノ・ノワールを、ここファーム&ワイナリーおよび10Rワイナリーのブルース・ガットラブ氏との協業で醸造したもので、函館の自社畑が2023年に本格稼働する前の学習期を代表する一本。淡いガーネット色、木苺や苺を思わせる赤い果実、牡丹のような華やかさに、下草・燻香・ピクルドチェリー・きのこを思わせる秋めいたニュアンスが重なり、繊細でヴェールのようなタンニンが全体を支える。
日本初の外資系ワイナリーによるピノ・ノワール実験の初期を伝える、繊細で軽やかな一本。果実味よりも旨味と余韻を楽しむタイプ。
ソムリエより
"「學」は一種のタイムカプセル。函館の自社畑がまだ一粒も実をつけていなかった頃、エティエンヌ・ド・モンティーユのブルゴーニュ仕込みの直感が、借り物の余市産ブドウから確かに日本的な個性を引き出せることを証明した一本。"
どんな場面で?
軽やかな骨格ときのこを思わせる旨味の余韻から、素材の味を邪魔しない料理と好相性。鶏肉や鴨肉のロースト、鮭の塩焼き、きのこの土瓶蒸しや茶碗蒸し、焼き鳥(塩)などの和食にもよく合う。
こんなシーンに
日本ワイン愛好家との静かな食事会や、他の漢字ヴィンテージとの垂直テイスティングにふさわしい一本。
スペック
- ブドウ品種
- Pinot Noir
- スタイル
- 赤
- ヴィンテージ
- 2020
- 価格帯(目安)
- 5,500〜6,500円
テロワール・醸造
余市地区の契約栽培者から仕入れた100%ピノ・ノワールを使用(函館の自社畑はまだ収穫前の段階)。ここファーム&ワイナリーおよび10Rワイナリーのブルース・ガットラブ氏と協業し、エティエンヌ・ド・モンティーユのブルゴーニュ仕込みの哲学のもと、ブルゴーニュを模倣するのではなく、冷涼な北海道の繊細さを活かす穏やかな抽出と熟成を行っている。
よくある質問
- 「學」とはどういう意味ですか?
- 「學」は「学ぶ」を意味する漢字。de Montille & Hokkaidoが函館の自社畑がまだ収穫できなかった2018〜2022年に、余市産ブドウで醸造した5つのヴィンテージそれぞれに一文字の漢字を当てたシリーズの一つで、その年に学んだことを表している。
- 「學」のブドウはどこ産ですか?
- 2020年ヴィンテージの「學」は、北海道余市地区の契約栽培者から仕入れたピノ・ノワールを使用。函館の自社畑が収穫を始めたのは2023年からで、それ以前の年に仕入れブドウで醸造されたシリーズの一本。
- 「學」の味わいの特徴は?
- 淡いガーネット色で、木苺や苺を思わせる赤い果実、牡丹のような華やかな香りに、下草・燻香・ピクルドチェリー・きのこのニュアンスが重なる。タンニンは繊細でヴェールのように軽やか。
- 「學」は現在も生産されていますか?
- いいえ。「學」は2018〜2022年の学びの5ヴィンテージシリーズにおける2020年限定のワインで、現在は生産されていない。2023年以降は函館の自社畑産ブドウを使った「望」ラベルのワインがリリースされている。
このワインについて、もっと聞きたいですか?
Vinami のソムリエが、あなたの疑問に答えます。
ソムリエに相談する同じ生産者の他のワイン
Nozomi
望
赤白Pinot Noir · Chardonnay · Kerner
「望(のぞみ)」は、de Montille & Hokkaidoの2023年ヴィンテージに付けられた名前。2018〜2022年の5年間、余市産ブドウで醸造してきた学習シリーズ(豪・驚・學・理・探)から、自社畑(函館)産ブドウを用いたワインへの転換点を象徴する記念碑的ヴィンテージで、同年に函館の自社ワイナリーも完成した。2023年「望」は3種のワインで構成される。函館の自社畑ブドウを100%使用した初のシャルドネ、収量不足のため余市産ブドウを約2/3ブレンドしたピノ・ノワール、余市の契約農家(あにファーム)から仕入れたケルナー。いずれも新設の函館ワイナリーで天然酵母を用いて醸造され、ブルゴーニュのドメーヌ・ド・モンティーユ譲りの低介入哲学を北海道の火山性テロワールに移植している。
Saguru Pinot Noir
探(サグル)ピノ・ノワール
赤Pinot Noir
「探(サグル)」は、de Montille & Hokkaidoが2018〜2022年にかけて醸造した『学びの5ヴィンテージシリーズ』の最終年、2022年ヴィンテージ。2023年に函館の自社畑が本格稼働する前、最後に余市産ブドウで仕込まれた一本である。豪(2018)・驚(2019)・學(2020)・理(2021)に続き、探(2022)も北海道余市地区の契約栽培者から仕入れた100%ピノ・ノワールを使用し、ここファーム&ワイナリーおよび10Rワイナリーのブルース・ガットラブ氏との協業で醸造された。名前の「探」は、4年間の学びを経てなお、自社畑が軌道に乗るまでに探求すべき課題が残っていることを表している。淡いガーネット色、木苺や苺を思わせる赤い果実、牡丹のような華やかさ、白胡椒を思わせるスパイス感がわずかに香り、繊細でヴェールのようなタンニン、旨味を感じさせる土っぽい深み、ミネラル感のある長い余韻へとつながる。ド・モンティーユ家が北海道で追求してきた、冷涼産地らしい繊細なブルゴーニュスタイルを体現する一本。