キュヴェモンタルチーノ

カーゼ・バッセ

Case Basse

カーゼ・バッセ・ディ・ジャンフランコ・ソルデラ

Sangiovese

このワインについて

カーゼ・バッセ畑のサンジョヴェーゼ100%から造られる、生産者の代表的な一本。30年近くブルネッロ・ディ・モンタルチーノ(およびリゼルヴァ)として発売されていたが、2013年、ブルネッロ地区のブレンド偽装問題を巡ってジャンフランコ・ソルデラがコンソルツィオ(生産者組合)を脱退したことを機に、ラベルは「100% SANGIOVESE DALL'AZ. AGR. CASE BASSE」と大書されたトスカーナIGTへと変更された。天然酵母によりスラヴォニア産オーク大樽で温度管理をせず発酵させ、その後数年にわたり大樽で熟成。驚異的な熟成能力と純粋さ、ドライローズや赤い果実、森の下草、スパイスが折り重なる複雑な香りで知られる。

初心者メモ

非常に奥深く知的な一本。数時間前のデキャンタージュと、可能であれば10年以上のボトル熟成を経てから楽しみたい。

ソムリエより

"カーゼ・バッセは単なるワインではなく、ジャンフランコ・ソルデラが追求したサンジョヴェーゼの理想形そのもの。トスカーナワインを学ぶ者なら一度は必ず味わうべき一本。"

どんな場面で?

フィレンツェ風ステーキ(ビステッカ)や熟成ペコリーノ・トスカーノ、ポルチーニやトリュフを使った料理など、トスカーナ郷土料理との相性が抜群。高い酸とキメ細かなタンニンは、和牛のしゃぶしゃぶや、タレで焼いた鰻の蒲焼きなど、うま味の強い和食にも驚くほど寄り添う。

こんなシーンに

人生の節目の祝いや、真剣なワイン愛好家とのテイスティング、ワインそのものが主役となる特別なディナーに。

スペック

ブドウ品種
Sangiovese
スタイル
アルコール度数
13.5%
価格帯(目安)
150,000〜300,000円程度(海外市場相場からの参考換算。日本国内の実勢価格は流通量・ヴィンテージにより変動)

テロワール・醸造

化学肥料・農薬を使わない低介入の栽培から収穫したブドウを、天然酵母のみでスラヴォニア産オーク大樽にて温度管理なしで発酵。瓶詰め前に大樽で数年間熟成させる。2006年ヴィンテージまではブルネッロ・ディ・モンタルチーノ(およびリゼルヴァ)として、それ以降(2013年リリース分から)はトスカーナIGTとしてラベリングされている。

よくある質問

カーゼ・バッセはブルネッロ・ディ・モンタルチーノですか?
約30年間はブルネッロ・ディ・モンタルチーノ(およびリゼルヴァ)として販売されていたが、2006年ヴィンテージ(2013年リリース)以降、ソルデラがコンソルツィオを脱退したためトスカーナIGTに格下げされている。ただしブドウは今もブルネッロ地区の自社畑から収穫されている。
カーゼ・バッセの味わいの特徴は?
ドライローズの花びら、野生の赤い果実、森の下草、タバコ、ミネラルが折り重なる繊細な香りが特徴。タンニンはシルキーで洗練されており、熟成年数を感じさせない瑞々しさも兼ね備える。
飲み頃はいつですか?
ヴィンテージから10年以上経ってから本領を発揮し始め、良好な保存状態であれば数十年単位で優雅に熟成し続ける。
なぜソルデラはブルネッロ・ディ・モンタルチーノの表記をやめたのですか?
2013年、モンタルチーノ地区で発覚したブドウ混醸疑惑を巡り、ジャンフランコ・ソルデラはコンソルツィオの対応を公然と批判し脱退。以後は自身の哲学を貫くためトスカーナIGTとして販売する道を選んだ。

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