アペラシオン

シャトーヌフ・デュ・パプ

Châteauneuf-du-Pape

フランス初のAOCにして、ガレ・ルレが覆う13品種ブレンドの聖地。

シャトーヌフ・デュ・パプはアヴィニョン近郊、南ローヌ渓谷に位置するフランスで最も格式高いアペラシオンのひとつです。ブレンドに最大13品種(歴史的には18品種)の使用が認められ、グルナッシュが主役を担います。多くの畑を覆う大きな丸石「ガレ・ルレ」が昼間に太陽熱を蓄え夜間に放射し、驚くほど凝縮した、温かみと複雑さを持つワインを生み出します。ミストラルの風が病害を防ぎ、ブドウの健全な成熟を助けています。1309年に法王クレメンス5世がアヴィニョンに教皇庁を移した際に建てた「法王の新しい城(シャトー・ヌフ)」がその名の由来です。1936年にフランス初のAOCとして認定され、南ローヌのブレンドの伝統を体現する存在です。

こんな方に: 力強く複雑で熟成向きの南ローヌ赤ワインを求める、スパイスとテロワールの個性を重視するワイン愛好家に。

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生産者

ペアリング

ラム肉のロースト、ジビエ(シカ・イノシシ)、鴨のコンフィ、牛肉の煮込み、トリュフ料理、コンテやマンチェゴなどの熟成チーズ。ワインの温かみとスパイスは、和牛のすき焼き、焼肉、うなぎの蒲焼きとも驚くほどよく合います。

よくある質問

シャトーヌフ・デュ・パプでは何品種のブドウが使えますか?
現行のAOC規定では最大13品種が認められています。グルナッシュが主役で、赤にはシラー、ムールヴェードル、サンソー、クノワーズなど、白にはクレレット、ルーサンヌ、ブールブーランなどが使われます。シャトー・ボーカステルは13品種すべてを使用することで有名です。
ガレ・ルレとは何ですか?
ガレ・ルレとは多くのシャトーヌフ・デュ・パプの畑を覆う大きな丸石のことです。古代の氷河とローヌ川によって運ばれたもので、昼間に太陽熱を蓄え、夜間にゆっくり放熱することで、ブドウの成熟を延長し、驚くほど凝縮した力強いワインを生み出します。このアペラシオン独自のテロワールの核心です。
シャトーヌフ・デュ・パプはどれくらい熟成できますか?
ボーカステル、ラヤス、ヴィユー・テレグラフなどのトップ生産者のワインは20〜40年以上の熟成ポテンシャルを持ちます。多くのワインはヴィンテージから8〜15年後が飲み頃の最盛期です。入門クラスなら3〜5年で楽しめます。
シャトーヌフ・デュ・パプ白は試す価値がありますか?
もちろんです。ルーサンヌ、クレレット、ブールブーランを主体に造られるシャトーヌフ・デュ・パプ白は全体の約6%を占めるに過ぎませんが、豊かな質感と花の香り、驚くほどの熟成力を持ち、高い評価を受けています。シャトー・ボーカステルの「ルーサンヌ・ヴィエイユ・ヴィーニュ」は伝説的な白ワインです。
シャトーヌフ・デュ・パプに合う日本料理は何ですか?
すき焼き、焼肉(特にカルビや和牛ロース)、うなぎの蒲焼き、鴨鍋がよく合います。ワインの豊かな果実味とスパイスが、醤油・みりん・砂糖を使った甘辛いタレと絶妙にマッチします。シャトーヌフの重厚感には、薄い出汁ではなく、旨味の濃い料理が最適です。