アペラシオン

ルピアック

Loupiac

ソーテルヌに匹敵する貴腐甘口白をリーズナブルに

ルピアックは、ガロンヌ川右岸に位置するボルドーの高品質な甘口白ワイン産地(AOC)。ソーテルヌの対岸、ボルドー市から南東約40kmに位置し、1936年にAOCに指定された。約300haの単一コミューンからなり、セミヨンを主体にソーヴィニヨン・ブランとミュスカデルをブレンドして造られる。秋になるとガロンヌ川から立ち込める朝霧が貴腐菌(ボトリティス・シネレア)の発生を促し、糖分と香りを高度に凝縮させる。石灰岩と砂利質粘土の傾斜地地形が良好な排水性を生み、日照を最大限に活用できる環境を整える。ワインは深い黄金色で、蜂蜜・アカシア・杏・砂糖漬け柑橘・無花果・ジンジャーブレッドなど複雑なブーケを持ち、豊かな甘みを引き締める酸が長い余韻を生む。セミヨンの最低果汁糖度規定はソーテルヌより厳しく設定されており、産地全体の品質水準の高さを示す。偉大なヴィンテージでは10〜20年の熟成ポテンシャルを持つ。『手の届くソーテルヌ』として愛好家の間で高い評価を得ている。

こんな方に: コスパ重視で本格貴腐甘口白を楽しみたい方

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生産者

ペアリング

フォアグラ(最高の定番マリアージュ)、ロックフォールなどブルーチーズ、クレームブリュレ、杏やフルーツのタルト、キャラメルデザート。和食では栗きんとん・水羊羹・蜂蜜がけチーズなど甘みのある一品との相性が抜群。食後酒としてそのまま楽しむのもおすすめ。

よくある質問

ルピアックとはどんなワイン?
ルピアックはボルドーの甘口白ワイン専用AOC産地。ガロンヌ川右岸、ソーテルヌの対岸に位置し、貴腐ブドウから造られるリキュルーズ(極甘口)のみが認められています。1936年にAOC指定を受けており、13世紀以前から醸造の歴史があります。
ソーテルヌとどう違うの?
造り方も味わいのスタイルもソーテルヌと非常に似ていますが、価格はソーテルヌの3分の1程度が多いです。実はルピアックのセミヨン最低果汁糖度規定はソーテルヌより厳しく設定されており、品質へのこだわりは引けを取りません。知名度と規模の差が価格差の主な理由です。
どんな品種が使われている?
セミヨン(主体)、ソーヴィニヨン・ブラン、ミュスカデルの3品種です。セミヨンが豊かなコクとシルキーなテクスチャーを、ソーヴィニヨン・ブランが爽やかな酸と清涼感を、ミュスカデルがオレンジの花やバラのような華やかなフローラルノートを加えます。
どんな料理に合わせるのがおすすめ?
定番はフォアグラ。ワインの甘みと酸がフォアグラの濃厚な脂を見事に引き立てます。ロックフォールなどブルーチーズ、クレームブリュレ、フルーツタルトにも抜群。和食では栗きんとん・水羊羹・蜂蜜がけチーズとの組み合わせがおすすめです。
熟成させると?
若いうちはフレッシュな杏・蜂蜜・柑橘のニュアンスが楽しめます。熟成を経るとマーマレード・トースト・スパイスなどより複雑な風味が加わり、偉大なヴィンテージでは10〜20年以上の熟成に耐えます。