地域

コルシカ

Corsica

固有品種が息づく、地中海に浮かぶフランスの野性の島

コルシカについて

掲載している生産者
77軒
アペラシオン
4地域

コルシカ(フランス語ではコルス)は地中海に浮かぶフランス領の山がちな島で、フランス本土よりイタリアのトスカーナに近く、ワインにもその両方の文化が表れています。ブドウ畑は約6,000ヘクタール。南部・西部は花崗岩、北東部は片岩、パトリモニオ周辺は粘土石灰質と土壌が多彩で、暑く乾いた日照の多い気候を海風と標高が和らげ、ワインに爽やかさを残します。主役は3品種。サンジョヴェーゼと同系のニエルッチョ(ニエルキュ)はパトリモニオで骨格のある赤に、島固有のシャカレッロはアジャクシオの花崗岩土壌で淡い色調・スパイシーで華やかな赤に、白はヴェルメンティーノ(ヴェルメンティヌ)が中心です。AOPは9つ:島最初のAOC(1968年)パトリモニオ、アジャクシオ、地域名AOPコルス(ヴァン・ド・コルス)とその5つの地区名付き(カルヴィ、コトー・デュ・カップ・コルス、フィガリ、ポルト・ヴェッキオ、サルテーヌ)、そして甘口の酒精強化ワイン、ミュスカ・デュ・カップ・コルス。生産量の約3分の2はロゼです。

こんな方に

南仏ロゼが好きで一歩先を知りたい方、サンジョヴェーゼや軽やかでスパイシーな赤、塩味とハーブ感のある白が好きな方、島の固有品種に興味がある方に。

ペアリング

塩味とハーブ感のあるヴェルメンティーノの白は、白身魚の塩焼き、鯛やスズキの刺身にすだち、貝の酒蒸し、天ぷらと好相性。辛口ロゼは鶏の塩焼き鳥、生ハム、夏野菜の揚げびたしに。淡くスパイシーなシャカレッロの赤は豚の生姜焼きや鰻の白焼き、つくね(タレ)に合い、骨格のあるパトリモニオの赤はすき焼きや猪鍋に。甘口のミュスカ・デュ・カップ・コルスは栗きんとんや果物の和菓子と合わせたい。

生産者

アペラシオン

コルシカの中の、さらに細かい産地です。

よくある質問

コルシカ島はどんなワインで有名ですか?
生産量の約3分の2を占める淡い辛口ロゼで知られますが、最も個性的なのはパトリモニオのニエルッチョの赤、アジャクシオのシャカレッロの赤、そして塩味を感じるヴェルメンティーノの白です。
コルシカのAOPはいくつありますか?
9つです。パトリモニオ、アジャクシオ、地域名のコルス(ヴァン・ド・コルス)と地区名付きの5つ(カルヴィ、コトー・デュ・カップ・コルス、フィガリ、ポルト・ヴェッキオ、サルテーヌ)、そして甘口のミュスカ・デュ・カップ・コルスです。
ニエルッチョとサンジョヴェーゼは同じ品種ですか?
はい、遺伝的にはサンジョヴェーゼと同じで、トスカーナから伝わったとされます。パトリモニオの粘土石灰質土壌では、黒系果実とスミレの香りを持つ骨格のしっかりした赤になります。
シャカレッロはどんな味わいですか?
色が淡く軽やかな赤で、赤い果実と野生のハーブ(マキ)、独特の胡椒やスモーキーなニュアンスが特徴です。アジャクシオの花崗岩の丘を代表する品種で、ロゼにしても秀逸です。
初心者はコルシカワインをどう選べばいいですか?
まずはヴェルメンティーノの白かコルスのロゼから。次にパトリモニオの赤とアジャクシオのシャカレッロを飲み比べると、島を代表する2つの赤の違いがよく分かります。