オーブ
Aube
シャンパーニュの反骨の南部。太古の石灰土が育む豊潤なピノ・ノワール。
オーブについて
- 掲載している生産者
- 118軒
オーブは「コート・デ・バール」とも呼ばれるシャンパーニュ最南端の産地で、エペルネから約150km南東、地理的にはシャブリに近い場所に位置します。キンメリジャンの泥灰土やポートランディアンの石灰岩が広がるテロワールには太古の牡蠣化石が多く含まれ、ピノ・ノワールが全植栽の約86%を占めます。1908年にシャンパーニュ・アペラシオンから除外された歴史を持ち、1911年の暴動を経て1927年に正式に復帰。現在では果実味豊かで若いうちから楽しめるシャンパーニュの産地として高い評価を得ています。ドラピエ、セドリック・ブーシャール(ローズ・ド・ジャンヌ)、ヴエット・エ・ソルベ、マリー・クルタンなど、革新的な小規模生産者がテロワールを前面に出したワインを生み出し、今シャンパーニュで最も注目される産地のひとつとなっています。
こんな方に
テロワール重視のシャンパーニュを探求したい方や、小規模生産者のワインに惹かれるワイン愛好家。
ペアリング
シャルキュトリーや生ハム、鶏肉・猟鳥のロースト、熟成コンテやエポワスチーズ、きのこ料理、サーモンや鯛の刺身、和牛の鉄板焼き。果実味と酸のバランスが和食の旨みを引き立てます。
生産者
Albin Martinot
アルバン・マルティノ
Albin Martinot は、オーブ県コート・デ・バールのバール・シュル・セーヌ(Les Roussets)を拠点とする小規模な栽培醸造家(récoltant-manipulant)です。もともとぶどう栽培を営んできた家系で、2005年にアルバンと妻の Peggy が自社名のシャンパーニュ造りを始めました。2019年から HVE 認証を取得し、2021年にオーガニック転換を開始、2024年6月からオーガニック表示のワインを造っています。ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ブランに加え、忘れられた品種 Arbane と Petit Meslier も植えています。キュヴェには Clin d'Œil Finesse、Cuvée Rollon、Hommage、Clair Choisi などがあります。
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www.champagne-albin-martinot.comAlexandre Bonnet
アレクサンドル・ボネ
アレクサンドル・ボネは、コート・デ・バールのオーブ県レ・リセ村に拠点を置くシャンパーニュのメゾンです。レ・リセはシャンパーニュ、コトー・シャンプノワ、ロゼ・デ・リセの3つのAOCをもつ唯一の村。約47haの畑はキンメリジャン石灰質の斜面にあり、大部分がピノ・ノワールです。区画ごとに醸造し、ドサージュを低く抑えて石灰質テロワールの個性を表現します。
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www.alexandrebonnet.com/Amaury Beaufort
アモリー・ボーフォール
Amaury Beaufort は、Aube 県 Côte des Bar の Polisy で造るグロワー・シャンパーニュの生産者です。Ambonnay を拠点とする Beaufort 家に育ち、シャンパーニュの有機栽培の先駆者 Jacques Beaufort の息子にあたります。看板は Polisy にある 1 ヘクタールの区画 Le Jardinot(キンメリジャン石灰質土壌)で、化学的な処理を行わずに自ら栽培し、Le Jardinot Brut Nature として仕立てています。登記上も Polisy の個人事業として独立しており、Ambonnay の Jacques Beaufort や André Beaufort とは別の生産者です。
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www.amaury-beaufort.comAndré Fays
アンドレ・ファイ
André Fays は、オーブ県コート・デ・バールのセル・シュル・ウルス(Celles-sur-Ource)にある家族経営の生産者(レコルタン・マニピュラン)。1973年創業で、ウルス渓谷の粘土石灰質の斜面に約5ヘクタールの畑を持ち、André、息子の Jean-Louis、孫の Marie と3世代にわたって受け継がれている。ピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネに加え、希少なピノ・ブランも栽培し、ピノ・ブラン 100% の Etincelles を造る。自社の葡萄のみを醸造している。
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Arnaud de Cheurlin
アルノー・ド・シューラン
Arnaud de Cheurlin は、シャンパーニュ南部コート・デ・バール(オーブ県)のセル・シュル・ウルス(Celles-sur-Ource)、58 Grande Rue に拠点を置く、家族経営のレコルタン・マニピュラン(自社栽培・自社醸造)の生産者です。ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネの3品種を栽培し、世代を重ねた家族のドメーヌとして歩んできました。ラインナップは Carte Noire、Réserve、Prestige、Rosé、Blanc、Demi-Sec、Faustine、特別キュヴェの Trentenaire など。Réserve はピノ・ノワール75%、シャルドネ25%のブレンドです。蔵ではテイスティングと直売を行っており、日本にも輸入されています。
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arnaud-de-cheurlin.fr/Augé-Dascier
オージェ・ダシエ
Augé-Dascier は、オーブ県最南部(コート・デ・バール)の Les Riceys にあるファミリー経営のシャンパーニュ生産者です。所在地は 1 rue de la Presle。名前は Les Riceys の栽培家の二つの家系、Augé 家と Dascier 家を合わせたものです。法人名は EARL Augé Dascier(SIREN 353 137 375)で、予約制のセラー直販を行っています。畑は主に Pinot Noir で、Chardonnay も植えています。品種比率が半々の Cuvée Réservée、Prestige Brut、Prestige Rosé、Tradition、100% Chardonnay、ラタフィアをそろえています。Les Riceys は、シャンパーニュ、コトー・シャンプノワ、ロゼ・デ・リセの3つのアペラシオンを持つ、シャンパーニュ地方で唯一の村です。
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www.champagne-auge-dascier.com
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よくある質問
- オーブのワインは本物のシャンパーニュですか?
- はい、オーブは1927年以来シャンパーニュAOCの正式な産地です。1908年に一度除外され、それが1911年の暴動を引き起こしましたが、その後正式に復帰し現在に至ります。
- オーブで主に栽培されているブドウ品種は何ですか?
- ピノ・ノワールが植栽の約86%を占めます。キンメリジャンの石灰粘土土壌がピノ・ノワールに特に適しており、北部産地より骨格しっかりしたワインが生まれます。
- オーブのシャンパーニュは北部(ランス・エペルネ)と何が違いますか?
- オーブのシャンパーニュは果実味豊かで、若いうちから楽しめるスタイルが多いです。シャブリに近いキンメリジャン土壌由来のミネラル感が特徴で、コート・デ・ブランやモンターニュ・ド・ランスのチョーク質スタイルとは一線を画します。
- オーブの代表的な生産者は誰ですか?
- ドラピエ(12世紀にシトー修道会の修道士が建てたセラーを使用)、セドリック・ブーシャール(ローズ・ド・ジャンヌ)、ヴエット・エ・ソルベ(シャンパーニュ最初期のビオディナミ認証農家のひとつ)、マリー・クルタンなどが注目の生産者です。
- 「コート・デ・バール」という呼び方はどこから来ていますか?
- バール=シュル=オーブとバール=シュル=セーヌという産地の主要二都市に由来する通称です。ワイン愛好家や生産者の間でシャンパーニュ全体と区別するために広く使われています。