アペラシオン

マランジュ

Maranges

コート・ド・ボーヌ最南端の隠れた宝石。7つのプルミエ・クリュを擁し、力強いピノ・ノワールを驚くほど手頃な価格で楽しめる、ブルゴーニュ通が注目する産地。

マランジュは、ブルゴーニュ地方コート・ド・ボーヌの最南端に位置する村名アペラシオンです。1989年にAOC認定を受け、シェイリー・レ・マランジュ、デジーズ・レ・マランジュ、サンピニー・レ・マランジュの3村で構成されています。南〜南東向きの標高200〜400mの斜面に葡萄畑が広がり、石灰質泥灰土・粘土石灰岩・砂礫など多様な土壌が特徴です。プルミエ・クリュ・クリマはラ・フュシエール、ル・クロ・デ・ロワイエール、レ・クロ・ルーソなど7つが認定されています。生産量の約95%はピノ・ノワールによる赤ワインで、タンニンが豊かで黒スグリ・赤い果実・スパイスのアロマが特徴。4〜8年の熟成でさらに複雑味を増します。知名度は控えめながらコートド・ボーヌ屈指のコストパフォーマンスを誇る「隠れた宝石」として近年注目が高まっています。

こんな方に: 手頃な価格で本格ブルゴーニュを楽しみたいワイン愛好家、プルミエ・クリュの実力を持ちながら価格が抑えられた穴場産地を探しているコレクター向け。

サブ地域はまだ登録されていません。

生産者

ペアリング

ローストチキン・鴨のロースト、赤身肉のグリルや煮込み(ブッフ・ブルギニョン、コック・オー・ヴァン)、鹿や猪などのジビエ、キノコを使った土の風味の料理、コンテなどのセミハードチーズ、エポワスなどウォッシュチーズ、すき焼きや鶏の照り焼き。

よくある質問

マランジュで使われるぶどう品種は?
マランジュの生産量の約95%はピノ・ノワールによる赤ワインで、残りの約5%はシャルドネによる白ワインです。赤ワインがこのアペラシオンの中心です。
マランジュAOCが設立されたのはいつですか?
マランジュAOCは1989年5月23日に正式に認定されました。それ以前は3村のワインはコート・ド・ボーヌ・ヴィラージュとして販売されていました。
マランジュのワインはどれくらい熟成できますか?
ヴィラージュレベルの赤ワインは3〜5年後から飲み頃となりますが、プルミエ・クリュのワインは豊かなタンニン構造を持つため、良いヴィンテージであれば6〜10年の熟成も楽しめます。
なぜマランジュはコストパフォーマンスが高いのですか?
サントネやシャサーニュ・モンラッシェ、ポマールといった隣接するアペラシオンに比べて知名度が低いため、同等のテロワール品質と7つのプルミエ・クリュを持ちながら、価格は大幅に抑えられています。
マランジュの主なプルミエ・クリュ・クリマは何ですか?
最大かつ最も著名なラ・フュシエールをはじめ、ル・クロ・デ・ロワイエール、レ・クロ・ルーソ、ル・クロ・デ・ロワ、ラ・ブティエール、ル・クロワ・モワンヌなど7つのプルミエ・クリュが認定されています。