このワインについて
「ピュール・サン」はフランス語で「純血(サラブレッド)」を意味し、ドメーヌ・ディディエ・ダグノーのポイイ・フュメを代表するキュヴェの一つです。キンメリジャン石灰岩と粘土質土壌が広がる「レ・ブーショ」の区画から生まれ、火打石土壌由来の強烈なミネラルと鋭い精度で知られる「シレックス」とは一線を画した個性を持ちます。ピュール・サンはよりまろやかで豊潤、そしてテクスチャー豊かでありながら、複雑さと熟成ポテンシャルはシレックスに引けを取りません。特注の600リットル「シガー樽」での樽発酵、澱熟成を経て、柑橘の果実味、白い花、チョーキーなミネラルが重なる絹のような質感の長い余韻を生み出します。
よくあるソーヴィニョン・ブランしか飲んだことがなければ、ピュール・サンは衝撃の一本。複雑さとエレガンスが次元違いです。
ソムリエより
"シレックスが有名だが、ピュール・サンのキンメリジャン由来の豊潤さは食卓での喜びにおいて本家を凌ぐ。今すぐ開けるなら迷わずこちら。"
どんな場面で?
グリルしたオマール海老、柑橘バターで焼いたホタテのムニエル、生牡蠣、ブリアサヴァランとの相性は抜群です。和食との相性も素晴らしく、真鯛や帆立の薄造り・刺身、春野菜の天ぷら(タラの芽・こごみ)、山菜の白和え、ハマグリの酒蒸し、出汁を効かせた茶碗蒸しなど、淡白ながら旨味豊かな料理に完璧に寄り添います。シレックスより丸みがあるため、少しリッチなクリームベースの和洋折衷料理にも対応します。
こんなシーンに
記念日や特別なディナーに。上質な魚介料理との食事会、またはソーヴィニョン・ブランの基準として真剣なテイスティングの場でも主役を張れる一本。
スペック
- ブドウ品種
- Sauvignon Blanc
- スタイル
- 白
- 価格帯(目安)
- 25,000〜40,000円
テロワール・醸造
ポイイ・フュメの「レ・ブーショ」区画産。キンメリジャン石灰岩と粘土質土壌が、火打石主体のシレックスより豊かなまろみとテクスチャーをもたらします。30hl/ha以下の極低収量で収穫。発酵は特注の450〜600リットルの楕円形「シガー樽」で行われます。約12〜18ヶ月間、バトナージュを行いながら澱熟成。無清澄・無濾過でボトリングされます。
よくある質問
- ピュール・サンはどんな味ですか?
- 鮮やかな柑橘、熟した白桃、白い花の香りに、繊細なチョーキーなミネラル感が重なります。シルキーで丸みのあるテクスチャーと長く上品な余韻が続きます。
- シレックスとピュール・サンの違いは何ですか?
- シレックスは火打石土壌由来の強烈なミネラルと鋭い精度が特徴。ピュール・サンはキンメリジャン石灰岩と粘土質の「レ・ブーショ」区画から生まれ、よりまろやかで豊潤、すぐに楽しみやすいスタイルです。どちらも10年以上の熟成に応えますが、食卓での親しみやすさはピュール・サンが上回ります。
- 飲み頃はいつですか?
- 若いうち(3〜5年)から楽しめますが、8〜15年後に複雑味が最高潮に達します。条件の良いヴィンテージは20年以上の熟成にも応えます。
- 和食とはどう合わせますか?
- 真鯛や帆立の刺身・薄造り、春野菜の天ぷら(タラの芽・こごみ)、山菜の白和え、ハマグリの酒蒸し、出汁を活かした茶碗蒸しなどと抜群の相性です。石灰岩由来のまろみがあるため、少しリッチなクリームソースや和洋折衷料理にも対応します。
- この価格は妥当ですか?
- 間違いなく妥当です。ロワール地方が誇る偉大な生産者ディディエ・ダグノーが作る世界基準のソーヴィニョン・ブランであり、その複雑さと熟成ポテンシャルを考えれば、価格以上の価値があります。
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