このワインについて
ロワール渓谷ソミュール・シャンピニーを代表する生産者、ドメーヌ・デ・ロッシュ・ヌーヴのティエリー・ジェルマンが手掛けるフラッグシップ・キュヴェ。平均樹齢45年のカベルネ・フランを100%使用し、3メートルもの深い粘土質土壌とトゥーロン期のテフォー(白亜)の上に広がるビオディナミ認定(Biodyvin、2003年〜)畑で栽培されます。ブドウが最低13度のアルコール度数に達する最良のヴィンテージのみに生産されるこのワインは、鮮やかな深いルビー色を呈し、赤系果実のリキュール、ミント、スターアニスに花椒・バニラ・シナモンのスパイスが重なる複雑な香りが特徴。力強さとエレガンスを兼ね備え、緻密なタンニンと長く続くミネラル感のある余韻が印象的です。
「赤ワインは重くて渋い」というイメージをお持ちの方にこそ試していただきたい一本です。ロワール渓谷産のカベルネ・フランは、カベルネ・ソーヴィニョンより軽やかで芳香豊か。ラ・マルジナルはその中でも力強さと絹のような滑らかさを兼ね備えた、品格あるワインです。
ソムリエより
"ラ・マルジナルは、世界中のカベルネ・フランの中でも最もテロワールを純粋に表現した一本です。深いトゥーロン期の粘土質土壌がもたらす円みとミネラルの深さは、他のソミュール・シャンピニーとは一線を画します。ティエリー・ジェルマンのビオディナミへの情熱が、ボトル一本一本に生命力を吹き込んでいます。ロワールの偉大なワインというだけでなく、このアペラシオン全体のベンチマーク。ラムロースト等の肉料理と合わせるも良し、5〜10年の熟成を経て複雑さの頂点を楽しむも良し。"
どんな場面で?
豊かな肉料理と特に相性が良く、カラメリゼしたリンゴを添えたブーダン・ノワール(豚の血のソーセージ)、厚切りポークチョップ、ハーブのパン粉をまとったラムラック、牛テールのブレゼなどがクラシックなペアリングです。スパイス風味のコンフィ仕立てのラムシャンクにタイム香るさつまいものムースリーヌを添えたものとも格別の相性。牛赤身肉や鹿肉とも好相性です。和食では、鴨のロースト、すき焼き、醤油ベースのタレで焼いた焼き鳥とも素晴らしいマリアージュを見せます。
こんなシーンに
記念日のディナー、大切な人への贈り物、あるいはロワール・カベルネ・フランを深く知るための本格テイスティングの主役として最適な、特別な瞬間のためのワインです。
スペック
- ブドウ品種
- Cabernet Franc
- スタイル
- 赤
- 価格帯(目安)
- 1本あたり8,000〜12,000円前後(ヴィンテージや販売店により異なります)
テロワール・醸造
ブドウは手摘みで収穫し、畑と醸造所の選果台で二度にわたって厳選。果梗は完全に除去します。20〜25°Cに温度管理された大型木製タンクで野生酵母を用いて発酵。果帽の湿潤は穏やかに、インフュージョン(浸漬)技法で抽出を行い、総マセラシオン期間は約18〜20日間。フリーランワインは25hl規格のシュトッキンガー社製オーク大樽で約12ヶ月熟成し、深い粘土質土壌がもたらすフルーツの純粋さと丸みを最大限に保持します。ブドウが最低13度のアルコール度数に達する最良のヴィンテージのみに生産。2003年よりBiodyvin認証のビオディナミ農法を実践。
よくある質問
- ラ・マルジナルはどんな味ですか?
- 深いルビー色で、赤系果実のリキュール、ミント、スターアニスに始まり、花椒・バニラ・シナモンのスパイスが重なる複雑な香りが特徴です。口に含むとパワフルながらエレガントで、緻密なタンニンとジャミーな果実味、涼しい産地のカベルネ・フランらしいスモーキーなミネラル感と長い余韻が楽しめます。
- どんな料理と合いますか?
- ハーブのパン粉をまとったラムラック、カラメリゼしたリンゴを添えたブーダン・ノワール、厚切りポークチョップ、牛テールのブレゼ、鹿肉料理などのリッチな肉料理と特に相性が良いです。和食では鴨のロースト、醤油ベースの焼き鳥、赤身肉のすき焼きとも好相性です。
- 飲み頃はいつですか?
- 若いうちはデキャンタージュすると複雑さが開きますが、5〜10年の熟成を経て真価を発揮します。タンニンが溶け込み、アロマの複雑さが最高潮に達した状態でお楽しみください。
- 毎年造られるワインですか?
- いいえ。カベルネ・フランが最低13度のアルコール度数に達する最良のヴィンテージのみに生産されます。それ以外の年のブドウはドメーヌの他のキュヴェにブレンドされます。
- ビオディナミとはどういう意味ですか?
- ドメーヌ・デ・ロッシュ・ヌーヴは2003年よりBiodyvin認証のビオディナミ農法を実践しています。月や宇宙のリズムに従った農作業、合成化学物質の不使用、土壌の健全性・生物多様性・畑の生命力への細やかな配慮が特徴です。
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