このワインについて
クロ・デ・ロス・カルドネス マルベックは、ウコ・ヴァレーの標高1,050〜1,200mに位置する石灰質粘土土壌の区画で育てられた旧樹齢のブドウを手摘みで丁寧に収穫した、エステートの代表作です。ネイティブ・イーストによる発酵で畑の個性を余すことなく引き出し、穏やかな果帽管理でシルキーかつ精緻なタンニンを実現。フレンチオーク樽(新樽と二回使用樽のブレンド)での熟成が、スミレ、ブルーベリーのコンポート、砕けた石、アンデスのハーブのような乾いたニュアンスを持つ複雑なアロマに繊細な構造を加えます。ウコ・ヴァレーの証である溌剌とした酸度、ミネラルの骨格、きめ細かいタンニンが、最初の印象から長く塩気を帯びたフィニッシュまで一貫して流れる、アルゼンチン高地ならではの壮大さと純粋さを体現した一本です。
スーパーで見かけるマルベックしか飲んだことのない方に、ぜひ試していただきたい一本です。プラムの柔らかさとアルゼンチン・マルベックらしい親しみやすさは健在ながら、ウコ・ヴァレーならではのエレガンスと複雑さが加わり、このブドウ品種の真の実力を体感できます。アルゼンチン・ワインをもっと深く知りたい方への最高の入門書です。
ソムリエより
"マルベックはパワーだけのブドウではない、その証明がこの一本。ウコ・ヴァレーは偉大なブルゴーニュと同等の精緻さとミネラルをマルベックで達成できることを証明した。"
どんな場面で?
アルゼンチン流の炭火焼き(アサード)、特に牧草飼育の牛リブアイや骨付きラムと絶妙な相性を誇ります。また、和食との組み合わせにも注目。醤油ベースの和牛ステーキや牛すき焼き、赤ワインの骨格が生きる肉じゃが(牛肉使用)、そして備長炭で香ばしく焼いた松茸のような香り豊かな食材とも素晴らしいハーモニーを奏でます。タンニンの細やかさが和食の繊細な旨味に寄り添います。
こんなシーンに
自宅での特別なディナーや記念日、あるいはワイン好きな友人へのギフトに最適です。ボトルを開けてから30〜60分デカンタージュすると、最大限に香りが開きます。じっくりと時間をかけて味わいたい場面に寄り添うワインです。
スペック
- ブドウ品種
- Malbec
- スタイル
- 赤
- 価格帯(目安)
- 5,500〜8,000円
テロワール・醸造
ウコ・ヴァレー標高1,050〜1,200mの石灰質粘土土壌の旧樹齢マルベック区画から手摘み収穫。ステンレス・タンクおよびコンクリート開放槽でのネイティブ・イースト発酵。穏やかなポンプ・オーバーとピジャージュによる優しい果帽管理。フレンチオーク樽(新樽比率30〜40%)で14〜18ヶ月熟成。無清澄・自然澄清。アルコール度数約13.5〜14.0%。
よくある質問
- クロ・デ・ロス・カルドネス マルベックはどんな味ですか?
- 深いバイオレット・パープルの色調、ブルーベリー・カシス・スミレの花が重なり、砕けた石のミネラル感とアンデスのハーブのような乾いたニュアンスが続く香りが印象的です。口の中ではフルボディながらも溌剌とした酸味とシルキーなきめ細かいタンニンが広がり、長く塩気を帯びたフィニッシュが低標高のマルベックとの明確な違いを示します。
- 他のプレミアムアルゼンチン・マルベックと何が違いますか?
- プレミアム・レンジではアチャバル・フェレール、ズッカルディ・ヴァッレ・デ・ウコ、クロ・デ・ロス・シエテなどと肩を並べます。クロ・デ・ロス・カルドネスは純粋な凝縮感よりもミネラルの精緻さとエレガンスを重視したスタイルで、ナパ・カベルネよりもポムロールに近い精神性を持っています。
- どうやって飲むのがベストですか?
- 16〜18℃でサーブし、若いヴィンテージは最低30分、理想的には1時間デカンタージュを。大きめのブルゴーニュ型グラスを使うと、スミレやブルーベリーのアロマが充分に広がります。適切なセラーで保管すれば、ヴィンテージから8〜12年は熟成が楽しめます。
- このワインは熟成しますか?
- はい。ウコ・ヴァレー由来の天然酸度、ミネラルの骨格、フレンチオークからの構造が組み合わさり、優れた熟成ポテンシャルを持ちます。ヴィンテージから2〜3年後はフレッシュな果実味を、8〜15年後はドライフラワー、アーシーなスパイス、レザーなどの複雑な第二層の香りを楽しめます。
- マルベックはアルゼンチンのブドウ品種ですか?
- 実はフランス・カオールが原産地で、「コット」または「オーセロワ」と呼ばれます。1956年のフランスの大霜害で壊滅的な打撃を受けた後、アルゼンチン(特にメンドーサ)がこの品種を救い、世界クラスのグレープに変貌させました。ウコ・ヴァレーはアルゼンチン・マルベックが到達できる現在の最高峰を体現する産地です。
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