東京
Tokyo
首都の中心に息づく、小規模都市型ワイナリー群。
東京について
- 掲載している生産者
- 4軒
- ワイナリーの多い市町村
- 江東区・台東区
- 2010年以降の設立
- 100%
- 設立年がわかる4軒のうち4軒
日本の首都・東京は、この10年で意外な都市型ワイン醸造の拠点として存在感を高めている。自社畑を広く持つ伝統的な産地とは異なり、練馬・清澄白河・渋谷などに点在する東京のワイナリーは、山梨・長野・北海道など各地の契約農家からブドウを仕入れ、ガラス張りの小規模な都市施設で発酵・瓶詰めを行う。2014年に練馬区大泉学園で開業した「東京ワイナリー」が都内第一号とされ、その後「清澄白河フジマル醸造所」「深川ワイナリー東京」「渋谷ワイナリー東京」などが続いた。これらのワイナリーは小ロット・手作業による醸造、醸造工程をガラス越しに見せる透明性、そして造り手と飲み手の距離の近さを重視し、多くはレストランを併設している。東京は、畑のテロワールよりも職人技とキュレーション、都市との結びつきを軸にした、現代的でアクセスしやすい日本ワインの形を体現している。
こんな方に
都心にいながら醸造の現場を間近で体験したい旅行者や、造り手と直接会話しながらワインを選びたい方に。
ペアリング
東京のワインは、まさに東京の食卓のために造られている。江戸前寿司や刺身、焼き鳥、豆腐や野菜を中心とした居酒屋料理、そしてワイナリー併設レストランのモダンな創作小皿料理との相性が良い。
東京のワイナリーマップ
Vinamiに掲載している東京のワイナリーのうち、所在地を確認できた4軒を地図と一覧で紹介します。
市町村別のワイナリー
- 江東区2軒
- 深川ワイナリー東京2016年設立
- 清澄白河フジマル醸造所2015年設立
- 台東区1軒
- 葡蔵人~BookRoad~(ブックロードワイナリー)2017年設立
- 練馬区1軒
- 東京ワイナリー2014年設立
所在地と設立年は、各ワイナリーの公式サイトや自治体・業界団体などの公開情報で確認しています。出典は各生産者のページに記載しています。
生産者
Bookroad Winery
葡蔵人~BookRoad~(ブックロードワイナリー)
ブックロードワイナリー(葡蔵人~BookRoad~)は、2017年に東京都台東区(JR御徒町駅から徒歩5分)に誕生した都市型ワイナリー。台東区で飲食店を営んできた有限会社K'sプロジェクトが運営し、山梨県・長野県の契約農家から仕入れた国産ブドウ100%でワインを醸造している。醸造責任者の須合美智子さんが、ブドウの仕入れから発酵管理、瓶詰め、ラベル貼りまでをほぼ一人でこなし、約33平米のコンパクトな醸造所でステンレスタンクを用いてフレッシュな果実味を大切にしたワイン造りを行う。日本ワイナリーアワードで5年連続三ツ星を獲得しており、これは東京の醸造所として唯一の快挙。ワインとの相性が良い食材をお客さんと一緒に考えて作るポップなイラストラベルが特徴で、併設のテイスティングルーム・レストランでは季節の料理とともにワインを楽しめる。
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www.bookroad.tokyo/Fukagawa Winery Tokyo
深川ワイナリー東京
2016年6月、東京都江東区の下町・門前仲町エリアに開業した都市型のマイクロワイナリー。自社畑を持たず、夏から秋にかけては山梨・山形・長野・北海道・青森など日本各地の契約農家から、冬から春にかけては南半球産のブドウを仕入れ、年間約3万本を醸造している。近隣スーパー屋上の大型プランターでのぶどう栽培や、東京海洋大学との共同研究による東京湾の海中でのワイン熟成プロジェクト(渋みがまろやかになり、スパークリングの泡もきめ細かくなるという)など、独自の取り組みで知られる。醸造責任者・上野浩輔氏が手がけるワインはアルコール度数11〜12%程度の軽やかなボディが多く、約7割が無濾過で、料理との相性を重視した味わいが特徴。昼はテイスティングバー、夕方17時からはワインバーとなり、会員制レストラン「ワインマンズ テーブル」も併設する。
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fukagawine.tokyo/Kiyosumi Shirakawa Fujimaru Brewery
清澄白河フジマル醸造所
清澄白河フジマル醸造所は、東京都江東区三好に2015年6月にオープンした都市型ネゴシアン・ワイナリー。大阪・島之内で都市型ワイナリーを始めたワイン商・藤丸智史氏が手がける「フジマル」グループの東京第2拠点で、元砥石工場をリノベーションした建物の1階が醸造所、2階がレストラン兼テイスティングルームになっている。自社畑を持たず、山形・山梨・茨城・千葉など契約農家から仕入れたブドウを天然酵母で発酵し、亜硫酸の添加も最小限に抑えた軽やかで料理に寄り添うワインを造る。親しみやすい定番シリーズ「GLOU GLOU」をはじめ、『ワインは日常の農産物である』という哲学のもと、毎日の食卓に馴染むワイン造りを続けている。
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www.papilles.net/Tokyo Winery
東京ワイナリー
2014年、東京都練馬区大泉学園で誕生した東京ワイナリーは、東京23区・近郊エリアで初めて果実酒製造免許を取得したワイナリーです。玉川大学農学部を卒業後、大田市場で野菜の仲卸を務めた越後屋美和氏が、東京産農産物、とりわけ地元品種「高尾」に魅せられてワイン醸造を始めました。練馬・国立など東京都内産のほか、長野・山形・北海道などのぶどうを使用し、無濾過・非加熱で酵母が生きたままの「生ワイン」を専門に醸造しています。ガラス越しに醸造風景を見学でき、併設ショップでは東京産野菜とのペアリングを楽しみながら試飲できます。
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www.wine.tokyo.jp/
よくある質問
- 東京にブドウ畑はありますか?
- 東京のワイナリーの多くは自社畑を持たない都市型の醸造施設で、山梨・長野・北海道など各地からブドウを仕入れて都内で醸造している。ただし都内にも小規模な実験的ブドウ畑は存在する。
- 東京のワインシーンの特徴は?
- ガラス越しに発酵の様子を見学できる小規模な都市型醸造、全国各地から集めたブドウの使用、そして造り手と飲み手の距離の近さが東京のワインシーンの特徴。
- 東京の都市型ワイナリーはいつから始まったのですか?
- 2014年に練馬区で「東京ワイナリー」が開業したのが始まりとされ、その後「清澄白河フジマル醸造所」「深川ワイナリー東京」「渋谷ワイナリー東京」などが続いた。
- 初めて訪れるならどの東京のワイナリーがおすすめですか?
- 江東区の「清澄白河フジマル醸造所」や「深川ワイナリー東京」、練馬区の「東京ワイナリー」は、テイスティングとレストランを併設しており初心者にも入りやすい。
- 東京ワインにはどんな料理が合いますか?
- 江戸前寿司や焼き鳥、豆腐料理など東京らしい和食との相性が良く、食事に寄り添う軽やかな味わいのワインが多い。