滋賀県
Shiga
琵琶湖のほとりで育つ、有機とにごりの個性派ワイン。
滋賀県について
- 掲載している生産者
- 2軒
日本最大の湖・琵琶湖を擁する滋賀県は、関西エリアの小さくも個性的なワイン産地です。畑は琵琶湖の南岸・東岸周辺に点在し、湖の広大な水面が気温を和らげ霜のリスクを下げることで、内陸性の多湿な気候の中でもぶどう栽培が可能な微気候を生み出しています。産地を代表するのは対照的な2つの造り手です。栗東市で自社畑を有機栽培し「シャトー コート ド ビワ」を醸す栗東ワイナリー(清酒蔵元・太田酒造が運営)と、東近江市にあり無濾過の「にごりワイン」を専門とする日本で唯一のワイナリー、ヒトミワイナリー(1991年、元アパレル経営者の図師禮三氏が創業)です。両者に共通するのは、大量生産よりも有機栽培・低介入の手仕事を重んじる小規模な醸造姿勢で、近江牛や琵琶湖の湖魚料理と自然に寄り添うワインを生み出しています。
こんな方に
知られざる日本ワイン産地を訪ねたい方、にごりワインなど個性派の味わいが好きな方、近江牛とのペアリングを楽しみたい旅行者に。
ペアリング
日本三大和牛の一つ・近江牛のすき焼きや焼肉、琵琶湖の湖魚(鮒・鮎)料理、湖北地方の郷土鍋「じゅんじゅん」との相性が抜群。にごりワインは味噌や豆腐料理などコクのある和食にもよく合う。
生産者
Hitomi Winery
ヒトミワイナリー
ヒトミワイナリーは、琵琶湖東岸、滋賀県東近江市に拠点を置く日本ワインのパイオニア的存在です。アパレルメーカーの社長を務めていた図師禮三が60歳を機に一念発起し、1991年に開業。1994年からは全銘柄を無濾過の「にごりワイン」として製造しています。デラウェア、マスカット・ベーリーA、メルロー、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランなど国産ブドウ100%を使用し、天然酵母による発酵と酸化防止剤無添加(銘柄による)にこだわり、ブドウ本来の生き生きとした味わいを表現しています。ワイン酵母を使ったパン製造や、ワイナリーでの試飲も行っています。
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nigoriwine.jp/Ritto Winery
栗東ワイナリー
栗東ワイナリーは、清酒「道灌」で知られる1874年創業の老舗酒蔵・太田酒造株式会社(滋賀県草津市)が運営するワイナリー。第二次世界大戦中、軍需用の酒石酸原料としてブドウ栽培を命じられたことをきっかけに、戦後、栗東市浅柄野の荒地を大規模な「天地返し」で開墾し、1949年から本格的なワイン造りを開始した。使用するブドウの約7割は自社畑(約7ha)で収穫したもので、除草剤を一切使わない有機農法により、琵琶湖近郊ならではの昼夜の寒暖差と良好な日照を活かして栽培している。カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネ、セミヨン、メルロー、マスカット・ベーリーAに加え、日本で2社しか栽培していない希少な「ヤマ・ソーヴィニヨン」「レッドミルレンニューム」など約10品種を有機栽培。自社畑産ブドウ100%の単一畑ワイン「浅柄野」シリーズのほか、「BIWA WINE(琵琶湖ワイン)」「シャトーコートドビワ」「シュバル」などのブランドを展開し、かつては「琵琶湖ワイナリー」の名称でも親しまれていた。2011年竣工のシャトー棟は1階が醸造・熟成施設、2階が売店・試飲スペースとなっており、見学は要予約。
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www.ohta-shuzou.co.jp/sake_brewery/ritto-winery/
よくある質問
- 滋賀はどんなワイン産地ですか?
- 畑は琵琶湖周辺に位置し、広大な水面が気温変化を和らげ霜のリスクを下げることで、湿潤な関西内陸部でもぶどう栽培に適した微気候をつくっています。
- 滋賀にはどんなワイナリーがありますか?
- 代表格は、清酒蔵元・太田酒造が運営する有機農園「栗東ワイナリー」(シャトー コート ド ビワ)と、東近江市にある日本唯一の「にごりワイン」専門ワイナリー、ヒトミワイナリーです。
- にごりワインとは何ですか?
- 無濾過でおりを残したまま瓶詰めする、濃厚で芳醇な味わいのワインスタイルです。1991年創業のヒトミワイナリーは、日本で唯一このスタイルを専門とする蔵元です。
- 滋賀のワインに合う料理は?
- 日本三大和牛の一つ近江牛や、琵琶湖の鮒・鮎といった湖魚料理が代表的な組み合わせで、湖北地方の郷土鍋「じゅんじゅん」とも好相性です。
- 滋賀は日本の主要ワイン産地ですか?
- 山梨・長野・山形・北海道といった主要産地に比べると規模は小さい新興産地ですが、有機栽培やにごりワインなど独自の個性を持つ産地です。