秋田県
Akita
山ぶどうから生まれる、新興マイクロワイナリーの産地。
秋田県について
- 掲載している生産者
- 2軒
秋田県は日本海に面した東北北部に位置し、日本酒の産地として広く知られていますが、近年は小規模なマイクロワイナリーが少しずつ根付き始めています。雪深い冬と湿潤な夏という気候は欧州系ブドウ(ヴィティス・ヴィニフェラ)の栽培には厳しく、多くの生産者は日本原産の山ぶどうを交配した寒冷地向け品種「小公子(しょうこうし)」などを中心に、条件の良い一部の畑では欧州系品種の栽培にも挑戦しています。小坂町の小坂七滝ワイナリー、鹿角市のワイナリーこのはな、森吉山の麓のあきた野ワイナリー、十和田ワインなどが小規模ながら丁寧なワイン造りを行っており、果実味の純粋さと山ぶどう由来の野性味あふれる酸が持ち味です。産地としての歴史はまだ浅く、発展途上ではあるものの、色濃く酸のしっかりしたユニークな個性を持つワインが少しずつ評価を高めています。
こんな方に
山ぶどうワインや知られざる地方の生産者に興味がある、探求心のある方に最適です。
ペアリング
きりたんぽ鍋、ハタハタの塩焼き、しょっつる鍋、いぶりがっこなどの秋田の発酵食品との相性が抜群です。
生産者
Amasagi Wine
天鷺ワイン
天鷺ワインは、秋田県由利本荘市の高台に建つ観光施設「天鷺ワイン城」を拠点に、地元産プラム(西洋スモモ)を使ったワイン造りを行っていた生産者。旧岩城町の第三セクターとして1987年3月に設立され、1988年には日本で初めて商業的に発売されたプラムワインを送り出した。プラムワインのほか発泡酒、ブランデー、シャーベット、ゼリーなど幅広い商品を手がけ、地域を代表する観光拠点としても親しまれた。後に株式会社岩城として再編されたが、業績不振により2022年3月末をもって製造を休止。由利本荘市は施設の新たな活用方法を模索しているが、2020年代半ば時点で新たな事業者は見つかっていない。
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amasagiwine.comWinery Konohana
ワイナリーこのはな
「ワイナリーこのはな」は、秋田県鹿角市花輪の商店街にある都市型ワイナリー。東京で働いていた三ヶ田一彌さんが父の逝去を機にUターンし、2010年に酒類製造免許を取得して設立した。妻の美香子さんとともに、銀行の金庫跡を貯蔵庫、パチンコ店跡を醸造所として再利用し、シャッター通り化していた商店街の活性化にも取り組んでいる。秋田県鹿角郡小坂町にある約0.5haの自社畑で、ヤマブドウ系交配品種の小公子とヤマ・ソーヴィニオンを中心に栽培し、2023年にはリースリングも新植した。木樽を一切使わずステンレスタンクのみで低温発酵・熟成し、バスケットプレス機で時間をかけて優しく圧搾することで、葡萄本来のピュアな果実味と色素を自然な形で引き出している。代表銘柄「鴇(ときと)小公子」は、刺身やウニ、イクラなど海産物をはじめとする和食との相性の良さで知られ、JR東日本の豪華クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」の車内でも提供された。地元産フジりんごを使ったノンスパークリングシードル「Champetreシャンペトルフジ」はフジ・シードル・チャレンジで銅賞を受賞している。年間約10,000本、100%日本ワインを生産し、「各村々に自慢のワインがあることが理想的」という故・澤登晴雄氏の理念を共有しながら、ワインオーナー制度や収穫体験を通じて全国の顧客と地域をつないでいる。
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www.mkpaso.jp/
よくある質問
- 秋田県は主要なワイン産地ですか?
- 伝統的には日本酒の産地として知られていますが、1980年代以降、小坂七滝ワイナリーやワイナリーこのはなといった小規模ワイナリーが登場し、まだニッチながらワイン産地としても注目され始めています。
- 秋田ではどのようなブドウ品種が栽培されていますか?
- 厳しい冬に耐えられるよう改良された山ぶどう交配品種「小公子」などが中心で、条件の良い畑では欧州系品種も一部栽培されています。
- 秋田県にはどんなワイナリーがありますか?
- 小坂町の小坂七滝ワイナリー、鹿角市のワイナリーこのはな、森吉山麓のあきた野ワイナリー、十和田ワインなどが代表的で、いずれも小規模で丁寧なワイン造りを行っています。
- 秋田ワインはどんな味わいですか?
- 山ぶどう系品種を使うことが多く、色が濃く、野性味あふれる酸味とベリーのような力強い果実味が特徴で、欧州系ワインとは一線を画す個性的な味わいです。
- 秋田ワインにはどんな料理が合いますか?
- きりたんぽ鍋、ハタハタの塩焼き、しょっつる鍋、いぶりがっこなど、秋田の郷土料理・発酵食品との相性が非常に良いです。