アペラシオン
テッレ・ディ・ピサ DOC
Terre di Pisa DOC
鮮新世の海洋化石土壌が育む、エレガントなトスカーナ赤。
テッレ・ディ・ピサ DOCは、2011年に制定された比較的新しいアペラシオンで、トスカーナ州ピサ市から南へ約20kmの丘陵地帯に位置する。畑は平均標高約250m(最高400m)のなだらかなトスカーナ丘陵に広がり、土壌は鮮新世の海洋化石を豊富に含む砂岩と緻密な白色粘土質で、かつて海底であった名残がワインに際立ったミネラル感と自然な高pHをもたらす。主要品種はサンジョヴェーゼで、「テッレ・ディ・ピサ ロッソ」はサンジョヴェーゼを最低70%(カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラーとブレンド)、「テッレ・ディ・ピサ サンジョヴェーゼ」はサンジョヴェーゼ最低85%を使用し18ヶ月以上の熟成が義務付けられている。近接するティレニア海の地中海性気候が穏やかな気候をもたらし、安定した完熟を助ける。当初は赤ワイン中心の呼称として始まったが、規定改定により「テッレ・ディ・ピサ ビアンコ」(ヴェルメンティーノ/トレッビアーノ・トスカーノ最低70%)やロザートも認められるようになった。ただし骨格のあるサンジョヴェーゼ主体の赤ワインが依然としてこの産地を代表するスタイルである。
こんな方に: キャンティ・クラシコに代わる、より手頃な価格で骨格のある洗練されたトスカーナ赤を探している方に最適。
サブ地域はまだ登録されていません。
生産者
生産者はまだ登録されていません。
ペアリング
牛肉や猪肉(チンギアーレ)のグリル・煮込み、ジビエ料理、熟成ペコリーノチーズ、キノコや白トリュフを使った濃厚なパスタと好相性。すき焼きや牛肉の朴葉味噌焼きなど、甘辛い和食にも合わせやすい。
よくある質問
- テッレ・ディ・ピサ DOCの主要品種は何ですか?
- サンジョヴェーゼが主要品種です。「ロッソ」はサンジョヴェーゼ最低70%、「サンジョヴェーゼ」を名乗るワインは最低85%の使用が義務付けられています。
- テッレ・ディ・ピサでは白ワインも生産されていますか?
- 2011年の制定当初は赤ワイン専用の呼称でしたが、その後の規定改定でヴェルメンティーノ/トレッビアーノ・トスカーノ主体の「ビアンコ」やロザートも認められるようになりました。ただし依然としてサンジョヴェーゼ主体の赤ワインがこの産地を代表するスタイルです。
- テッレ・ディ・ピサの土壌の特徴は?
- 丘陵地は鮮新世の海洋化石を豊富に含む砂岩と緻密な白色粘土からなり、かつて海底だった名残がワインに際立ったミネラル感と自然な高pHを与えています。
- テッレ・ディ・ピサ DOCはいつ制定されましたか?
- 呼称自体は2011年に制定され、その普及を目的とした生産者コンソーシアムが2018年に発足しました。