アペラシオン

ヴァン・ド・コルス・コトー・デュ・カップ・コルス

Vin de Corse Coteaux du Cap Corse

コルシカ最北端、花と潮の香る上品なヴェルメンティーヌ

ヴァン・ド・コルス・コトー・デュ・カップ・コルスについて

掲載している生産者
2軒

ヴァン・ド・コルス・コトー・デュ・カップ・コルス(Corse Coteaux du Cap Corse)は、AOCヴァン・ド・コルスに付記される地理的名称のひとつで、コルシカ島最北端に細長く突き出したカップ・コルス半島、ロリアーノ村周辺の畑を対象とします。コルシカ全体でも最小規模の産地で、畑は数十ヘクタール程度(コルシカワイン委員会によれば約22ha・5生産者)にすぎません。ぶどうは海から数キロ以内の急斜面に築かれたシスト(片岩)と粘土の段々畑で育ち、強い日照と絶え間ない海風を受けます。赤・ロゼ・白が認められていますが、評価を支えるのはヴェルメンティーヌ(ヴェルメンティーノ)主体の白で、繊細な花の香りと塩気を帯びたミネラル感を備えた上品なスタイルです。代表的な造り手はロリアーノのクロ・ニクロジ。赤・ロゼはニエルッチョ、シャカレッロ、グルナッシュから造られます。なお同じ半島では、甘口の酒精強化ワインを別のAOC「ミュスカ・デュ・カップ・コルス」として生産しています。

こんな方に

ミネラル感のある上品な地中海の白が好きな方、生産量わずかな希少アペラシオンを探すのが楽しい方に。

ペアリング

白は白身魚の刺身や昆布締め、鯛の塩焼き、ウニ、牡蠣、ハマグリの酒蒸しなど、塩と柑橘で味わう魚介料理と抜群の相性。花の香りは天ぷら(塩)や白身魚のカルパッチョ、柚子を使った酢の物にもよく寄り添います。ロゼはアクアパッツァや寄せ鍋、赤は鴨の炭火焼きや猪肉料理に。

生産者

よくある質問

コトー・デュ・カップ・コルスとはどんな産地ですか?
AOCヴァン・ド・コルスに付記される地理的名称で、コルシカ島最北端のカップ・コルス半島の畑だけが名乗れます。畑は数十ヘクタールほどしかない、島でも最小規模の産地です。
白ワインの主要品種は何ですか?
ヴェルメンティーヌ(ヴェルメンティーノ)です。単一品種で造られることが多く、片岩土壌から花の香りと塩気のあるミネラル感をもつ上品な白が生まれます。
どんな味わいのワインですか?
白は白い花や柑橘、地中海のハーブの香りに、生き生きとした酸と潮を思わせる余韻が続きます。赤は段々畑の強い日照によって骨格がしっかりし、熟成にも向きます。
ミュスカ・デュ・カップ・コルスとは違うのですか?
別のアペラシオンです。コトー・デュ・カップ・コルスは辛口の赤・ロゼ・白、ミュスカ・デュ・カップ・コルスは同じ半島で造られる甘口の酒精強化ワイン(ヴァン・ドゥー・ナチュレル)です。
代表的な生産者は?
ロリアーノ村のクロ・ニクロジが筆頭です。ヴェルメンティーヌ100%の白は、コルシカ屈指の白ワインと評価されています。