北海道壮瞥ピノ・ブランについて
- スタイル
- 白
- ブドウ品種
- Pinot Blanc
- 価格帯(目安)
- 3,850円
- アルコール度数
- 12%
京都府京丹波町を本拠とする丹波ワインが、2018年に北海道・洞爺湖畔の壮瞥町に開拓した「北海道ヴィンヤード」で栽培したピノ・ブラン100%の辛口白ワイン。同じ畑・同じ2018年に始まった試験栽培から生まれた「北海道壮瞥シャルドネ」の姉妹キュヴェにあたる。火山灰土壌で降水量が少なく、長く冷涼な成熟期を持つ壮瞥の気候により、糖度が上がってもしっかりと酸を保ったまま凝縮していく。やや濃いグリーンがかったイエローで清澄度良好・輝きあり、メロン、花梨、金柑などのフルーツに綿菓子や白い花を思わせる甘い香りが重なり、クルミやアーモンドなど樽由来の香りが寄り添う。スッキリとしたアタックから、フレッシュで伸びやかな強めの酸が中盤に広がり、中程度の果実味とバランスし、皮由来のきめ細やかなタンニンが複雑味を添える。北海道らしい強めの酸と、醸し仕込み(軽い果皮浸漬)由来のフェノリックな香りが調和したミディアムボディの辛口で、余韻は中程度。同じ畑の「北海道壮瞥シャルドネ」と比べると、樽由来の濃厚なバター香・トロピカルな果実味は控えめで、よりシャープで骨太、和食の魚料理に寄り添う仕上がり。
「北海道壮瞥シャルドネ」が樽由来の厚みで壮瞥の酸を主張するのに対し、このピノ・ブランは同じ畑の個性をより繊細でミネラルな辛口として体現している。食卓での使い勝手はむしろこちらが上と言いたい一本。
はじめての方へ
軽い果皮由来の渋みを伴う、キレのある食中酒向きの白ワイン。北海道の冷涼な気候が馴染みのある品種をどう変えるかを知る入門にも最適。
合う料理
生産者公式のテイスティングノートでは、鮎やアマゴなど川魚の塩焼き、壮瞥・洞爺湖のヒメマスの塩焼き、レモン塩でいただく天ぷら、アジの南蛮漬け、シンプルなサラダなどが推奨されている。強めの酸とほのかな果皮由来の渋みに、川魚や天ぷらの塩味がよく寄り添う。
こんなシーンに
川魚の塩焼きや天ぷらを中心とした普段の食事に。同じ北海道ヴィンヤード産の「北海道壮瞥シャルドネ」と飲み比べて、産地は同じでも品種でどう変わるかを楽しむ会にも。
テロワール・醸造
2024年ヴィンテージ:北海道壮瞥町の丹波ワイン「北海道ヴィンヤード」試験圃場産ピノ・ブラン100%(火山灰土壌、少雨、長く冷涼な成熟期)。アルコール度数12%。容量750ml、2024年ヴィンテージの醸造本数は1,390本。軽い果皮浸漬(醸し仕込み)を伴う発酵できめ細やかなタンニン・フェノリック感を得ており、一部樽の影響(クルミ・アーモンド香)を受ける。添加物は酸化防止剤(亜硫酸塩)のみ。2018年、りんご園の広がる土地の一角に開拓した壮瞥の試験圃場では、ピノ・ブラン、シャルドネ、ピノ・ノワール、ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・グリ、ショイレーベ、ゲヴュルツトラミネール、テンプラニーリョの8品種を試験栽培しており、冬の凍害対策として枝をワイヤーから外して雪中に埋める方法やわらを巻く方法を試みている。
造り手について
丹波ワイン和食に寄り添う、京都のパイオニアワイナリー京丹波町(京都府) · 1979年設立生産者のページを見る →よくある質問
- 北海道壮瞥ピノ・ブランと北海道壮瞥シャルドネはどう違いますか?
- どちらも丹波ワインが2018年に開拓した同じ北海道ヴィンヤード(壮瞥町)産ですが、品種が異なり味わいも対照的です。シャルドネ(アルコール度数13.5%)は樽由来のバター・バニラ・トースト香を伴うリッチな仕上がりに対し、このピノ・ブラン(12%)はよりシャープで、軽い果皮由来のタンニンとメロン・柑橘系の香りが特徴の、和食向きの辛口です。
- このワインはピノ・ブラン100%ですか?
- はい。丹波ワイン公式オンラインショップの商品情報では「葡萄品種:ピノ ブラン」と明記されており、北海道壮瞥町の自社「北海道ヴィンヤード」で栽培したピノ・ブランのみを使用しています。
- 北海道壮瞥ピノ・ブランはどんな味わいですか?
- スッキリとしたアタックから、フレッシュで伸びやかな強めの酸が中盤に広がり、中程度の果実味とバランスする。メロン、花梨、金柑の香りに樽由来のクルミ・アーモンド香が重なり、皮由来のきめ細やかなタンニンが複雑味を添える。ミディアムボディの辛口で、余韻は中程度。
- どんな料理に合いますか?
- 生産者は、鮎やアマゴなど川魚の塩焼き、壮瞥・洞爺湖のヒメマスの塩焼き、レモン塩でいただく天ぷら、アジの南蛮漬けなどを推奨している。塩味と酸味がワインの強めの酸・軽い渋みとよく寄り添う。
- 京都の丹波ワインが、なぜ北海道でワインを造っているのですか?
- 丹波ワインは2018年、洞爺湖のほとり北海道壮瞥町に試験圃場を開拓した。西日本の京丹波とは異なる火山灰土壌・少雨・長く冷涼な成熟期という条件が、ピノ・ブランやシャルドネなど品種の個性をどう変えるかを探るための挑戦で、糖度が上がっても酸をしっかり保てる点が特徴。
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