涼海の丘ワイナリーについて
- 設立
- 2016年
- 設立から10年
- 所在地
- 野田村
- 岩手県
- 掲載しているワイン
- 3銘柄
- ロゼ 1・赤 2
- 主な品種
- Yamabudo・Yamabudo (Nomura)
涼海の丘ワイナリーは、岩手県九戸郡野田村に生まれた村内初のワイナリーです。東日本大震災からの復興事業として2016年に操業を開始し、野田村産の山葡萄(ヤマブドウ)100%にこだわったワイン造りを行っています。日本随一の山葡萄産地である野田村・岩手県の中でも、実が小さく種が多くジュースが取りにくい希少な山葡萄を、太平洋から吹く冷涼な「やませ」がゆっくりと熟させます。ワインは村内の旧マンガン鉱山の坑道で貯蔵・熟成され、年間を通じて8〜12℃・湿度80%前後という安定した環境が保たれています。醸造を担うのは、23年間のホテルマン経験を経てシニアソムリエ資格を取得し、岡山県の「ひるぜんワイン」で研修を積んだ坂下誠氏。マロラクティック発酵に加え、冬場の冷気を活かして庫内をマイナス5℃まで下げ、酒石を析出させて酸を和らげる独自の手法で、山葡萄特有の鋭い酸味をエレガントな味わいへと仕上げています。看板銘柄「紫雫(しずく)」は赤・ロゼ・樽熟成タイプを展開するほか、2025年11月からは山梨大学開発の新品種「ヤマブラン」を使ったワインも岩手県内で先駆けて生産しています。
こんな方に
希少な山葡萄が生むワインに興味がある方、震災復興から生まれた小さな沿岸のワイナリーの物語に惹かれる方におすすめです。
涼海の丘ワイナリーのワイン
所在地と周辺
- 所在地
- 岩手県九戸郡野田村大字玉川5-104-117地図で見る ↗
- 設立
- 2016年
出典: winery.nodaeki.com (2026年9月確認)
大きなピン(金色の縁取り)が涼海の丘ワイナリーです。
近くのワイナリー
よくある質問
- 涼海の丘ワイナリーの山葡萄はなぜ希少なのですか?
- 使用しているのは野田村産の野生種・山葡萄のみです。野田村だけで日本の山葡萄栽培面積の約4割を占める産地ですが、実が小さく種が多いため、栽培品種に比べて搾汁の手間が格段にかかります。
- なぜワインを鉱山の坑道で熟成させているのですか?
- 野田村近くの旧マンガン鉱山の坑道を熟成庫として利用しており、年間を通じて気温8〜12℃・湿度約80%という安定した環境が自然に保たれるため、機械式の温度管理なしでゆっくりと熟成が進みます。
- 山葡萄特有の強い酸味はどのように和らげているのですか?
- 醸造長の坂下誠氏はマロラクティック発酵に加え、冬の寒さを利用して庫内をマイナス5℃前後まで下げ、酒石として酸を析出させる独自の低温処理を行い、まろやかでエレガントな酸味に仕上げています。
- 東日本大震災とどのような関係がありますか?
- 野田村は東日本大震災の津波で村内の約3分の1の住戸が被害を受けました。涼海の丘ワイナリーは、サポーター会員制度による資金調達も経て2016年に操業を開始した、村の復興事業のひとつです。
- どんな料理と相性が良いですか?
- 「紫雫 Marine Rouge」は南部福来豚や岩手名物の短角牛との相性が良く、樽熟成タイプは香りの強い料理にも負けない味わいです。