クパーノ

Cupano

新樽のフレンチオークを使わない、モンタルチーノのカルト生産者

クパーノは、モンタルチーノ南西端のポデーレ・チェンティーネにある、極小生産のカルト的生産者。1994年、ブルゴーニュで伝説の醸造家アンリ・ジャイエの薫陶を受けたフランス人リオネル・クザンと、妻オルネッラ・トンディーニによって設立された。40年以上放置され農薬・化学肥料と無縁だった35ヘクタールの土地を購入し、有機農法、続いてビオディナミ農法へ移行。ジャイエ譲りのブルゴーニュ流の哲学に基づき、天然酵母での発酵、オリ引きをしながらの熟成、無濾過・無清澄での瓶詰めを貫く。看板銘柄のブルネッロ・ディ・モンタルチーノ(サンジョヴェーゼ100%)は、小樽の新しいフレンチオーク(バリック)ではなく、25〜30ヘクトリットルの大樽(スラヴォニアンオーク)で熟成させる点が最大の特徴で、果実とテロワールの純粋さをオークの風味で覆い隠さないという明確な意思の表れである(一方、ボルドー品種やサンタンティモ系のキュヴェには、ブルゴーニュ樽型のフレンチオーク・バリックを一部使用する)。生産量はごく僅かでほぼ市場に出回らず、コレクターの間で熱狂的な人気を誇る。2021年にリオネルが逝去した後は、妻オルネッラと醸造家アンドレア・ポリドーロが後を継いでいる。

www.cupano.it/

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こんな方に

ブルゴーニュ仕込みの哲学で造られる、希少でテロワール表現に徹したブルネッロを求める方へ。多くのモダンなモンタルチーノ生産者とは一線を画す、大樽熟成による繊細な味わいが特徴。

よくある質問

クパーノはフレンチオークの樽を使っていますか?
看板銘柄のブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、新しいフレンチオークのバリックでは熟成させません。25〜30ヘクトリットルのスラヴォニアンオーク大樽で熟成させ、サンジョヴェーゼ本来の果実味とテロワールの純粋さを守っています。フレンチオーク(ブルゴーニュ樽型)のバリックは、ボルドー品種やサンタンティモ系の一部キュヴェにのみ使用されています。
クパーノの創業者と醸造哲学は?
クパーノは1994年、ブルゴーニュの伝説的醸造家アンリ・ジャイエに師事したフランス人リオネル・クザンと妻オルネッラ・トンディーニによって設立されました。天然酵母での発酵、オリを保ちながらの熟成、無濾過・無清澄での瓶詰めなど、ジャイエ譲りの最小介入主義を貫いています。
クパーノがカルト的な人気を誇る理由は?
35ヘクタールのポデーレ・チェンティーネの中でごく数ヘクタールのみを栽培に用い、極めて少量のブルネッロやサンタンティモ系ワインを手作業で生産しているため、市場にほとんど出回らず、コレクターの間で熱狂的な人気を集めています。
クパーノの代表的なワインは?
代表銘柄はサンジョヴェーゼ100%のブルネッロ・ディ・モンタルチーノで、スラヴォニアンオークの大樽で最低36ヶ月熟成させてからリリースされます。