シャトー・マカン・サン・ジョルジュ
Château Macquin Saint-Georges
フィロキセラからサン・テミリオンを救った男の末裔が守る、音波栽培の先駆的シャトー。
シャトー・マカン・サン・ジョルジュは、1884年に農学技師アルベール・マカンによって設立されました。マカンは、フィロキセラ禍に苦しむサン・テミリオンとリブルヌの畑を、アメリカ系台木への接ぎ木という革新的技術によって救済した先駆者として知られ、その手法はやがてフランス全土に広まりました。シャトーはボルドー最小のアペラシオンであるサン・ジョルジュ・サン・テミリオンに位置し、サン・テミリオンの北わずか3kmの高台(標高最大89m)で粘土石灰質の南向き斜面に31ヘクタールのブドウ畑を有します。樹齢は平均40年で、品種構成はメルロー80%、カベルネ・フラン10%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%。現在は創業者の玄孫にあたるドニとクリスティーヌ・コール=マカン夫妻が運営しており、温度管理されたステンレスタンクでの発酵と25%新樽フランス産オーク樽での12か月熟成という伝統的な醸造を守りながら、音波を利用して病害から樹を守る「ジェノディクス(プロテオディ)」プロセスを導入するなど、除草剤・農薬不使用の先進的なサステナビリティ実践を行っています。
chateau-macquin.fr ↗キュヴェ
キュヴェはまだ登録されていません。
こんな方に
歴史的意義と先進的なサステナビリティを兼ね備え、サン・テミリオン・グラン・クリュに匹敵する品質を割安価格で楽しみたいボルドー愛好家に最適です。
よくある質問
- シャトー・マカン・サン・ジョルジュを創設したのは誰で、なぜ歴史的に重要なのですか?
- 1884年に農学技師アルベール・マカンが創設しました。彼はフィロキセラに耐性を持つアメリカ系台木へのブドウ樹の接ぎ木を先駆的に実践し、1885年に20,000本、1886年には195,000本の接ぎ木苗を生産。周辺シャトーがまだ治療法を模索している間に畑全体を植え替え、サン・テミリオンとリブルヌ地区のワイン産業を復興させた功績で知られます。
- 使用品種とワインの味わいについて教えてください。
- 平均樹齢40年の粘土石灰質土壌から収穫したメルロー80%、カベルネ・フラン10%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%のブレンドです。深いルビー色に、熟した赤・黒果実、タバコ、スパイスの香りが重なり、フルボディでシルキーなタンニンとともに10〜20年の熟成ポテンシャルを持つ骨格のある味わいです。
- シャトー・マカンが採用するジェノディクスとはどのような技術ですか?
- 10年以上にわたって導入している「ジェノディクス(プロテオディ)」プロセスは、量子物理学の知見に基づく特定の音楽的音波をブドウ畑に流すことで、樹自身の免疫機能を高め、木部病害や菌性(クリプトガミック)病害から樹を保護する技術です。これにより除草剤・農薬・有害化学物質を一切使用しない栽培を実現しています。
- ワインはどのように醸造・熟成されますか?
- コンクリートタンクおよび温度管理されたステンレスタンクで発酵後、約12か月間熟成。全体の3分の1を25%新樽のフランス産オーク樽で熟成させることで適度な構造と複雑味を加え、残りの3分の2はステンレスタンクで保管してからブレンドします。伝統的なボルドースタイルのなかにフレッシュな果実味を保つ手法です。
- どのような料理と合わせるとよいですか?
- ローストビーフ、仔羊、鴨のコンフィなどの赤身肉やジビエ(鹿、猪など)との相性が抜群です。また、煮込みシチュー、熟成チーズ、きのこ料理とも見事にマリアージュします。若いヴィンテージは飲む30〜60分前にデカンタージュするとより一層楽しめます。