生産者ポイヤック
シャトー・オー・バタイエ
Château Haut-Batailley
サン・ジュリアン境界の女性的ポイヤック、カズ家再生
シャトー・オー・バタイエはポイヤックの1855年格付け第5級シャトー。1942年、シャトー・バタイエがボリー家の兄弟間で分割された際に誕生した。フランソワ・ボリーが南側の小さな区画を受け継ぎ、1951年にはシャトー・デュアール・ミロンから15ヘクタールを取得して拡大。2017年、シャトー・ランシュ・バージュのオーナーとして名高いカズ家がフランソワーズ・デ・ブレスト=ボリーから取得。未植栽だったポイヤックAOCの土地を活用し、植栽面積を22ヘクタールから40ヘクタールへと倍増させた。ランシュ・バージュとは独立した体制で運営され、専任チームがワイン造りを担う。サン・ジュリアンとの境界に位置するテロワールの影響を受け、ポイヤックのワインとしては珍しい女性的な気品と繊細さを持つ。カベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロー25%、カベルネ・フラン5%を手摘みで収穫し、ステンレスタンクで醸造後、新樽40%のフランス産オーク樽で最長20ヶ月熟成。カズ家就任後の2017年ヴィンテージからセカンドワイン「ヴェルソ」を発売。
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こんな方に
パワーよりエレガンスを求めるボルドー愛好家。1855年格付けのポイヤックをカズ家の新体制でコスパよく楽しみたい方に
よくある質問
- オー・バタイエは他のポイヤックとどう違うのですか?
- オー・バタイエはポイヤックの南端、サン・ジュリアンとの境界に位置します。このテロワールがワインに、ポイヤック典型の力強さよりも、アイリスやスミレ、牡丹の花のような繊細なフローラルと気品をもたらします。ポイヤックのワインでありながら、サン・ジュリアンのエレガンスを色濃く反映した個性派です。
- 2017年にカズ家が取得してから何が変わりましたか?
- カズ家は未植栽のポイヤックAOC土地を活用して畑を22haから40haへほぼ倍増。専任の醸造設備と技術チームを整備し、セカンドワイン「ヴェルソ」を新設。ランシュ・バージュで培った卓越した精度と情熱を、これまで投資不足だったシャトーに注ぎ込みました。
- 使用するブドウ品種とその比率は?
- グラン・ヴァンはカベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロー25%、カベルネ・フラン5%のブレンドです。ポイヤックらしくカブソー主体ながら、メルローの比率がエレガントで親しみやすいキャラクターを生み出しています。
- オー・バタイエはいつ飲み頃を迎えますか?
- サン・ジュリアン的なエレガンスのおかげで、多くのポイヤックより若いうちから楽しめます。良年のヴィンテージは収穫から8〜12年で飲み頃に入り、20〜30年かけて複雑さを増します。
- セカンドワインはありますか?
- あります。カズ家就任後の2017年ヴィンテージから「ヴェルソ(Verso)」を発売しています。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローをブレンドし、旧樽で8〜12ヶ月熟成。グラン・ヴァンより早飲みで楽しめるポイヤックの入門としても最適です。