生産者バルサック
シャトー・クリマン
Château Climens
バルサック唯一の1855年第1級、ビオディナミ100%セミヨン
シャトー・クリマンはバルサックの「君主(Lord of Barsac)」と称えられる、1855年格付け第1級のシャトー。バルサック村の海抜約20mの台地に32haを構え、全てセミヨン100%で栽培されるのは地域では稀な存在。1547年にその名が文献に登場し、「クリマン」という名は古いケルト語で「痩せた不毛の地」を意味するが、その貧しいテロワールこそが傑出したワインを生む源泉。鉄分豊かな赤い砂質粘土(バルサックの「赤砂=サブル・ルージュ」)と、太古の海底に形成された化石石灰岩の地盤が独特の複雑味と凛とした酸を与える。ベレニス・リュルトンが1992年に管理を引き継ぎ、1855年格付け第1級の中でいち早くビオディナミ農法へ完全移行(2014年Biodyvin認証、2016年Demeter認証)。2022年にモワトリ家に売却されたが、引き続きベレニスが顧問として関わる。フィネスと純粋さ、そして驚くほどの新鮮さを持つそのワインは、若いうちから楽しめるが、最良のヴィンテージは50年以上の熟成ポテンシャルを秘める。
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こんな方に
過度な甘さではなく、フィネスとミネラルに満ちた貴腐ワインを求める方。フォアグラや魚介、チーズ、アジア料理と合わせたい食通の方。40〜50年以上の熟成ポテンシャルを持つワインを探すコレクター。
よくある質問
- シャトー・クリマンが他のソーテルヌ生産者と違う点は?
- クリマンはセミヨン100%でワインを造ります——ソーヴィニョン・ブランを一切ブレンドしません。石灰岩の上に広がる鉄分豊かな赤い砂質粘土が、類まれなフレッシュさと凛とした酸をもたらし、他の重厚なスタイルとは一線を画します。また1855年格付け第1級として初めてビオディナミへ完全移行したシャトーでもあります。
- シャトー・クリマンは甘すぎませんか?
- 甘口ワインではありますが、石灰岩テロワールが生み出す豊かな天然酸によって、決して重ったるくなりません。このバランスが若いうちから生き生きとした印象を与え、最良のヴィンテージでは40〜50年以上の熟成にも耐えます。
- シャトー・クリマンに合う料理は?
- 定番はフォアグラ、ロックフォールなどの強めのチーズ、生牡蠣。ロブスター、カニ、帆立、ローストチキンやヴィール、さらにはスパイシーなアジア料理にも驚くほどよく合います。多くの方が思う以上に食事との相性が広いワインです。
- シプレ・ド・クリマンとは何ですか?
- シプレ・ド・クリマンはシャトー・クリマンのセカンドワイン。同じ畑の2回目のピッキングと、グランヴァンに選ばれなかる樽から造られます。熟成期間(35〜45%新樽で20〜24ヶ月)は同じですが、より早飲みしやすいフルーティーな仕上がりです。
- ビオディナミ認証はいつ取得しましたか?
- 2010年にビオディナミへの移行を開始し、2011年に100%ビオディナミ栽培を達成。2014年にBiodyvin、2016年にDemeterの認証を取得し、1855年格付け第1級として初のビオディナミ認証シャトーとなりました。