シャトー・ベルグラーヴ

Château Belgrave

サン・ジュリアン隣接の1855年第5級、格付け最高峰コスパ

シャトー・ベルグラーヴは、1855年ボルドー格付けにおける第5級(サンキエーム・グラン・クリュ・クラッセ)シャトーで、オー・メドックのサン・ローラン・メドック村に位置します。シャトーはジロンド川が堆積した標高23〜26メートルの2つの砂礫の丘の上に広がり、サン・ジュリアンのシャトー・ラグランジュに隣接しています。わずかな境界線の違いで、より格式の高いサン・ジュリアンに属していた可能性があったとも言われます。ボルドーのネゴシアン、ドゥルト社が1979年より管理を行い、1990年代から農薬・化学肥料の削減、収量制限、完熟収穫など大規模な品質改善に着手しました。59ヘクタールの畑(1855年格付け当時からほぼ変わらない広さを維持する希少な格付けシャトーの一つ)には、カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロー42%、カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルド3%が植えられています。区画ごとに33基のステンレスタンクで醸造後、フランス産オーク樽で15〜24か月熟成(ニュー樽率40〜60%)。セカンドワイン「ディアーヌ・ド・ベルグラーヴ」はルイ15世時代に狩猟館として使われた歴史に由来する名前で、1978年より生産されています。ミシェル・ローランのコンサルティングのもと、年間約2万ケースを生産。格付けシャトーの中でも屈指のコストパフォーマンスを誇り、本物のボルドーの複雑さを手頃な価格で楽しめると評価されています。

www.chateau-belgrave.com

キュヴェ

キュヴェはまだ登録されていません。

こんな方に

ポイヤックやマルゴーほどの高額を出さずに本格格付けボルドーを楽しみたい方に最適です。限られた予算で本格的なセラーを構築したいコレクター、日常のワインから一歩踏み込みたい方、牛肉・羊肉料理との本格ペアリングを楽しみたい方にも向いています。開けごろは6〜10年以上。良年なら20年超の熟成にも耐えられる、辛抱強い飲み手へのご褒美ワインです。

よくある質問

シャトー・ベルグラーヴの格付けは何ですか?
1855年ボルドー公式格付けにおける第5級(サンキエーム・グラン・クリュ・クラッセ)に格付けされています。1855年の格付けはナポレオン3世の命によりパリ万博のためにメドックの61シャトーを5つのランクに分類したものです。
シャトー・ベルグラーヴはどこにありますか?
オー・メドックのサン・ローラン・メドック村に位置し、サン・ジュリアン境界のすぐ西隣です。第3級のシャトー・ラグランジュ(サン・ジュリアン)と畑が接し、砂礫土壌はサン・ジュリアンと地質的に連続しています。そのためベルグラーヴのワインにはサン・ジュリアン的な上品さが宿ると言われます。
ブドウ品種の比率はどのくらいですか?
59ヘクタールの畑に、カベルネ・ソーヴィニヨン約50%、メルロー42%、カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルド3%が植えられています。砂礫質の丘の上部でカベルネ・ソーヴィニヨンが、粘土質の下部ではメルローが育てられ、骨格と丸みのバランスを生んでいます。
いつ飲み頃になり、どれくらい熟成しますか?
収穫から5〜6年で飲み始められますが、真の飲み頃は8〜15年後です。2009・2010・2015・2016・2018・2019・2020・2022年など優れたヴィンテージでは20年以上の熟成も可能です。提供温度は15〜17℃が目安。若いうちはデカンタージュ(1時間以上)をおすすめします。
「ディアーヌ・ド・ベルグラーヴ」とは何ですか?
シャトー・ベルグラーヴのセカンドワインで、1978年から生産されています。名前はローマ神話の狩猟の女神ディアナに由来し、ルイ15世時代に王室の狩猟館として使われていた歴史へのオマージュです。若い樹から収穫されたブドウで造られ、滑らかで果実味豊かなスタイルが特徴。グラン・ヴァンよりも早く飲み頃を迎え、収穫後3〜6年が目安です。