生産者ネイヴェ
カンティーナ・デル・グリチーネ
Cantina del Glicine
1582年のセラーで守り継がれる、1980年創業のバルバレスコ最古級の伝統。
カンティーナ・デル・グリチーネは、ピエモンテ州バルバレスコ地区の中心、ネイヴェ旧市街に佇む小規模な家族経営ワイナリー。1980年、ミラノでの都市生活を離れたアドリアーナ・マルツィとロベルト・ブルーノ夫妻が、ロベルトの実家のワイナリーを継承して設立した。ただし敷地自体の歴史はさらに古く、セラーは1582年にダル・ポッツォ・デッラ・チステルナ伯爵によって掘られたもので、ピエモンテ地方でも最古級の現役セラーの一つとされ、ランゲ・ロエロ・モンフェラートのブドウ畑景観としてユネスコ世界遺産にも登録されているエリアに含まれる。約4〜6ヘクタールの自社畑(ロベルト自ら植樹した名クリュ「クッラ」を含む、白っぽい土壌の南西向きの段々畑)から、年間約3,000ケースを生産。小樽(バリック)ではなく伝統的な大樽(ボッティ、スラヴォニアンオーク)を用いた長期マセラシオンと熟成を貫き、ネッビオーロ本来の純粋さ・骨格・長期熟成能力を守るクラシックなランゲ・スタイルを体現している。
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こんな方に
小樽ではなく大樽熟成にこだわり、テロワールをそのまま映し出す伝統的でクラシックなバルバレスコを好む方、そして数十年単位で熟成させられるワインを求める方に最適。
よくある質問
- カンティーナ・デル・グリチーネの醸造哲学は?
- 徹底した伝統主義。長期マセラシオンを行い、熟成は小樽(バリック)を一切使わず、伝統的な大樽(スラヴォニアンオークのボッティ)のみで行う。これによりネッビオーロ種とネイヴェのテロワールを最小限の介入で表現している。
- 1980年創業なのに、なぜ「最古級」と言われるのですか?
- 商業的なワイナリーとしての創業は1980年、アドリアーナ・マルツィとロベルト・ブルーノ夫妻によるものだが、二人が引き継いだのはロベルトの実家の物件で、そのセラー自体は1582年にダル・ポッツォ・デッラ・チステルナ伯爵が築いたもの。ピエモンテでも最古級の現役セラーであり、グリチーネの名でのボトリングが始まったのはそれよりずっと後という背景がある。
- 「クッラ(Currà)」とはどんなクリュですか?
- クッラはカンティーナ・デル・グリチーネの看板シングルヴィンヤード・バルバレスコ。ロベルト・ブルーノ自らが植えた約1.5ヘクタールの段々畑(南西向き、白っぽい土壌)から生まれ、同ワイナリーで最も凝縮感と熟成能力に優れるワインとされる。
- 和食との相性はいかがですか?
- 洗練されたタンニンと爽やかな酸を持つバルバレスコは、鰻の蒲焼や肉の煮物など旨味の強い和食と非常に良く合う。